クリミナル・マインド シーズン4のあらすじや格言とゲスト

クリミナル・マインド シーズン4
https://criminalminds.fandom.com/wiki/Season_Four|Fandomより引用、画像加工あり

“クリミナル・マインド FBI行動分析課” キャストはこちら

クリミナル・マインド FBI行動分析課 シーズン4のあらすじと見どころ


クリミナル・マインドもJJの出産に伴って、キャストの移動があります。JJに代わってBAUに新たなメンバーとして加わるのが、「ジョーダン・トッド」役のメタ・ゴールディングですね。この時JJは渉外担当として事件の選り分けと広報の仕事に就いていました。

その仕事内容の大変さがここでわかることとなります。

それにしても、リードが苦境に立たされた時にJJが赤ちゃんをリードに抱かせてあげるシーンはとても感動しました。更に、リードに名付け親となってくれとお願いするJJ。

やはりJJとリードの関係は・・・・・ なんて想像を激化させていますが(笑)

このエピソードでJJが降板するのでは?と不安になるファンもいました。しかし・・・多分・・・大丈夫ではないでしょうか^^

そして、シーズン4最終回の終盤でホッチナーがとんでもない結末を向かえてしまいます。

これはシーズン5に続くクリフハンガーとなっていますので、是非続けて視聴することをおすすめします。

以上のことを踏まえてシーズン4を視聴してみて下さい。それではシーズン4のあらすじや見どころ、ゲストを紹介していきます。

第1話「闇に消えたテロリスト」”Mayhem”

 

前回(シーズン3第20話)のラスト、SUV車が突然爆破されました。近くにいたホッチは激しく吹き飛ばされます。車はケイトの物で、彼女もまた瀕死の状態でした。

ホッチはよろめきながらもケイトを助けようとしますが、救急車や駆けつけた警察官らは遠巻きに見ているだけで誰も近寄ろうとはしません。

それは「爆発地点には安全確認されるまでは近づくな」という、ケイト自らの命令でした。近くにいた青年の助けでケイトを救出しようとしますが、出血が酷く為す術がありません。

そこへ制止を振り切りホッチに駆け寄ったのはモーガンでした!

青年を非難させ、救出しようとした時ガルシアから一報がはいります。
犯人は映像に写っている・・。

やっと救出されたホッチとケイトは救急車で病院に運ばれます。
手術室に入るケイトを見て、ホッチはその場に倒れてしまいました。

あんなにも強く吹き飛ばされたのに、気丈にもケイトを助けようと力を振絞ったホッチ。
そしてモーガンの捨て身の行動は?・・二人とも無事なのか心配です・・。

●このエピソードの格言
“いかに必要で正当だろうが 戦争は犯罪である”アーネスト・ヘミングウェイ(小説家)の名言

 

エピソード1のゲスト

アドニ・マロピス

アドニ・マロピス

テロリストの首謀者ベン・アブナー役で出演しています。ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の俳優さんで、ギリシャ系アメリカ人。父親は歯周治療学者です。テレビシリーズ『24 -TWENTY FOUR-』でもテロリストのアブ・ファイエド役として出演しています。


第2話「エンジェルメーカー」”The Angel Maker”

 

オハイオ州で女性が殺害される事件が起こります。被害者には暴行された後もみられ、腹部には死後に付けられた刺し傷が暗号のように点々と残されています。

それは10年前に起きた事件にそっくりで、何人もの女性を殺害後逮捕された通称「エンジェルメーカー」の手口でした。犯人は1年前すでに処刑されており、模倣犯の仕業ではないかと推測できます。しかし、被害者に残された体液は「エンジェルメーカー」のものでした。

早速BAUが捜査に乗り出しますが、小さな街では10年前の事件が蘇り犯人は死んでないのでは?と人々は恐怖に怯えています。

あり得ない事としながらも、メンバーは「エンジェルメーカー」の墓を掘り起こします。のぞき込んだ棺桶の中は空っぽでした・・!

犯人は死んでいなかったのか、まさか死人が蘇り新たな犯行を繰り返したのか。どちらにしても恐ろしいお話。

気になるのは、ホッチの耳ですね。爆破に巻き込まれてから辛そうです。

●このエピソードの格言
“永遠に生きるのではなく 永遠に生き続けるものを作る”チャック・パラニューク(小説家)の名言

 

エピソード2のゲスト

ローレン・ボウルズ

ローレン・ボウルズ

死刑囚を愛する女性クロエ・ケルチャー役で登場。ワシントンD.C.出身の女優さんで、彼女の異母姉妹に女優のジュリア・ルイス=ドレイファス(となりのサインフェルドのエレイン・ベネス役)がいます。バンパイアドラマの『トゥルーブラッド』のホリー・クリアリー役で知られています。

ニール・ホプキンス

ニール・ホプキンス

死刑囚のエンジェルメーカーとして出演。 ニュー・ジャージー州 トレントン出身の俳優さんです。人気ファンタジードラマ『GRIMM/グリム』のレジスタンス役でゲスト出演した時の印象が強いです。主にテレビドラマのゲストとして多くの作品に出演していますので、顔を覚えている方が多いでしょう。


第3話「カルト教団の行方」”Minimal Loss”

 

コロラド州の警察に、ある教団施設で児童虐待が行われているとの通報が入ります。指導者はベンジャミンという男で、15歳の少女を筆頭に幼い子供たち数人と生活を共にしていました。BAUは協力することになりエミリーとリードが、警戒されないよう児童虐待の相談員になりすまし施設を訪れます。

子供たちの面談の中、自分はベンジャミンの妻だから虐待はないと言う15歳の少女の言葉はエミリー達を驚かせます。その時、突然州警察の特捜部隊が突入してきました!

エミリーとリードは何が起きているのか解らないまま子供たちと非難しますが、銃撃戦は激しく、同行していた相談員は巻き込まれてしまいます。

避難した地下には多くの武器が・・部隊が突入した理由がこれでした。全員を人質に立てこもるベンジャミンに、FBIが潜入していると解ってしまいます。機転を効かせたエミリーは、自分がそうだと認めたために激しい暴力をうけます。

エミリーが傷つけられ、リードは耐えがたい思いだったはず・・。
ホッチも動揺が隠せません。

●このエピソードの格言
“信仰のみで従うのは盲従である”ベンジャミン・フランクリン(アメリカ合衆国建国の父)の名言

 

エピソード3のゲスト

ルーク・ペリー

ルーク・ペリー

カルト教団の指導者であるベンジャミン・サイラスとして演じています。彼はオハイオ州 マンスフィール出身の俳優さんで、『ビバリーヒルズ青春白書』のディラン役で有名ですね。しかし、役者人生もこれからという時に、自宅で重度の脳卒中を起こしてしまい、2019年3月4日に52歳の若さで帰らぬ人となりました。

キャスリーン・ウィルホイト

キャスリーン・ウィルホイト

カルト集団に入りながらも、娘を案じる母親キャシー・エヴァンソン役で出演しています。彼女は自堕落な役から従順な役など様々な役柄をこなす芸域の広い役者さんです。印象に残っているのは、人気医療ドラマ『ER緊急救命室』の内科医であるスーザンを悩ませた奔放な姉のクロエ役ですね。本当にイライラさせられた記憶があります。また、『ギルモア・ガールズ』のリズ役でも知られています。




第4話「地獄の楽園」”Paradise”

 

BAUは次の事件解決のためネバダ州に向かっていました。そこでは、道の真ん中に停まる乗用車にトレーラーが追突する事故が
続けて3件起こっていました。検証の結果、乗っていた人物は事故以前に亡くなっていたことが解ります。BAUは事故に見せかけた連続殺人事件と判断します。

被害者の共通点は、いずれも夫婦で予約せず現場近くに宿泊しており鈍器による撲殺、しかも妻はレイプされ酷い拷問の後がみられました。そして失踪後48時間で亡くなっていること。

新たに失踪した1組の夫婦の情報が入ります。すでに24時間が経過して急がないと二人が危ない・・ホッチたちの捜査が急がれます。

その頃夫婦は、これから起こることなど知らず休日を楽しんでいましたが、徐々に不可解な事が起き始めます・・。

ジワジワと犯人が身近に迫る恐怖・・ドキドキします。
癒やしのシーンは、JJがお母さんになっていく幸せな姿ですね。

●このエピソードの格言
“愚か者の楽園は賢者の地獄だ”トーマス・フラー(歴史家)の名言

 

エピソード4のゲスト

ウィリアム・メイポーザー

ウィリアム・メイポーザー

旅行中の夫イアン・コービン役で登場しています。ケンタッキー州 ルイビル出身の俳優さんで、尊祖父の曾祖父のトーマス・クルーズ・メイポーサー関係で、トムクルーズの従兄弟にあたります。ヒューマン映画『イン・ザ・ベッドルーム』で暴力的な夫を演じて注目されます。その後『LOST』で謎の男イーサンを演じて知られるようになりました。

ウィル・ウィートン

ウィル・ウィートン

モーテルを営む男、フロイド・ハンセン役で出演。彼はカリフォルニア州 バーバンク出身の元子役で俳優。代表作に『スタンド・バイ・ミー』があります。4人の少年の1人、ゴーディ・ラチャンス役で知られていますね。あのか弱そうな少年がこんなに逞しく成長しました。一見すると当時の面影はなくなっていて、「まさか!」と思う方もいらっしゃるでしょう。素晴らしい映画ですので、チャンスがあれば是非視聴していただきたい一作です。


第5話「殺人ロード」”Catching Out”

 

カリフォルニア州で6件の連続強盗殺人事件が発生しました。 捜査本部が設置され、BAUが指揮をとることに。

犯人は住人を殺害後、シャワーを浴び汚れた服を着替え、食事をして大胆にもベッドまで使っていました。まるで我が家のように居座り、長い時間を現場で過ごしていたのはホームレスの可能性を示唆しているようです。現場に残されたDNAから同一犯の犯行と推測されます。

犯行現場は点々としていて、次の犯行現場へと一本のルートで結ばれていました。このことから列車で移動をしながら犯行を重ねているのでは、とホッチ達はプロファイルします。そして質屋の防犯カメラに写った犯人の映像がみつかったことで、事件は大きく動き出します。

犯人を目の前に、モーガンの迫力ある追跡はさすがです!

一方JJからのある報告には、モーガンなんだか落ち着かない顔ですね。

●このエピソードの格言
“富める者は止まり 飢える者はさまよう”ズールーの言葉

 

エピソード5のゲスト

アンドレ・ロヨ

アンドレ・ロヨ

列車に乗って、行きつく先で人を殺す連続殺人鬼アルマンド・サリナス役で出演。ニューヨーク州 ニューヨーク ブロンクス出身の俳優さんで、アフリカ系アメリカ人とキューバ人の両親から生まれました。HBOの犯罪ドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』の麻薬中毒バブルス役で知られています。




第6話「幼児誘拐」”The Instincts”

 

ラスベガスで誘拐事件が発生、1週間後遺体となって発見されます。被害者はまだ5歳の少年で、親がほんの少し目を離したすきに連れ去られていました。

遺体の状況は、何故か新しい洋服に着替え、髪はクシでとかされ身なりをきちんと整えられています。飢餓状態だったにもかかわらず、栄養はとっていたようでこれがどんな意味を示すのか解りませんでした。

そうしている間に次の誘拐事件が。犯人からの電話は身代金の要求ではなく、一方的に両親を責める内容で最初の少年の時と同じだったことで同一犯と思われます。BAUは早速ラスベガスに飛びます。

機内ではリードが悪夢にうなされ苦しむ様子が。まるで今回の少年の事件とオーバーラップするような悪夢です。

そして少年の自宅に着いてからも夢にうなされ、葬儀に立ち会い中も過去のトラウマがリードを襲います。

ラスベガスの地はリードの故郷でありお母さんの住む場所。
事件と一緒に全ての不安が解決されたらいいけれど・・。

●このエピソードの格言
“本能に話す者は人の深部へ話しかけ 答えを即座に得る”エイモス・ブロンソン・オルコット(哲学者)の名言

 

エピソード6のゲスト

カリ・マチェット

カリ・マチェット

誘拐された少女の母親役で迫真の演技を披露しました。カナダ出身の女優さんです。2006年のSFホラードラマシリーズ『Invasion -インベイジョン-』の女医役の印象が濃い女優さん。かなり緊迫したドラマで面白かったです。主にテレビドラマに出演することが多く、『コバート・アフェア』ではCIAの国内防衛部(DPD)部長ジョーン・キャンベル役で有名ですね。

リード・ダイアモンド

リード・ダイアモンド

誘拐された少女の父親役を好演。ニューヨーク州 ニューヨーク ブルックリン区出身の俳優さんです。ノースカロライナ大学からジュリアード音楽院に通い、演技を学びました。マイケル・ルイス原作の映画『マネーボール』のマーク・シャパイロ(トロントブルージェイスの最高責任者)役で知られています。


第7話「悪夢の結末」”Memoriam”

 

ラスベガスでリードを心配したモーガンは、悪夢と同じ状況の事件が有ったことを突き止めます。それはリードが4歳の頃、6歳になる友人ライリーが性的暴行を受け無残に殺害された事件でした。

母親のところに泊まったリードは、また悪夢を見てしまいます。そしてその犯人の顔は、紛れもなく実の父親だったのです。リードは事件の真実を調べる覚悟をし、母と過ごしたいからと理由をつけて一人ラスベガスに残りました。

父親を殺人犯として捜査しなければならない苦しみで、リードは絶望の淵に沈みます。その想いを悟ったロッシとモーガン・・。

さりげなく現地に残り、リードの手伝いを買って出ました。3人でのプロファイリング、そしてリードはいよいよ父親との対面をします。

まるで家族にようにリードを心配するロッシとモーガンが素敵です。

そしてJJが出産して新たな家族も増えましたね。

●このエピソードの格言
“父が黙したことを息子は語り 息子が父親の秘密を明かす”フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)の名言

 

エピソード7のゲスト

ザンダー・バークレー

ザンダー・バークレー

ラスベガス警察の刑事役で出演。ニューヨーク州 ニューヨーク ブルックリン区出身の俳優さんで、最近のドラマでは『ウォーキング・デッド』で、ヒルトップの腹黒いリーダー、グレゴリー役で知られていますね。他にも『24 -TWENTY FOUR-』のCTUロス支局長役を務めています。こちらでも汚職疑惑をかけられるなど、悪徳官僚役の多い俳優さんです。因みに、奥様は「24」で共演したサラ・クラーク。

ディー・ウォレス

ディー・ウォレス

心理学者のヤン・モヒキアン博士として、リードに催眠術をかける役で出演しています。彼女の代表作はかの有名なスピルバーグ監督のSF映画『E.T.』ですね。ドリュー・バリモア(チャーリーズ・エンジェル)演じるガーティとヘンリー・トーマス演じるエリオットの母親メアリー役で知られています。また、スティーブン・キング原作のホラー映画『クジョー』にも主演しました。


第8話「死の数列」”Masterpiece”

 

ロッシとリードはFBIのリクルート活動で大学を訪れていました。帰り際に声をかけてきたロスチャイルド教授と名乗る男が、写真をみせながら殺人の自首をします。

何人もの女性を殺害しており、これからまだ死ぬ予定の人質がいることを告白、ロッシたちに助けられるか?と挑発してきたのです。

取り調べが行われている最中、保育所の園児らが行方不明だというニュースが飛び込んできました。しかしロスチャイルドが犯人だという確固たる証拠はいまだに掴めないまま。

ロッシとリードが慎重にプロファイリングにあたるなか、ガルシアのパソコンにメールが届きます。そこには行方不明の園児たちが監禁されている画像がありました。しかしこれは犯人が仕組んだ巧妙な罠で、目的は別にあったのです。

頭が良く自分の犯行に自信をもつサイコキラーは、捜査が混乱するのを楽しむかのようにあざ笑います。ロッシとリードはこの心理戦に勝てるのか・・。

●このエピソードの格言
“人は皆 異常と考えれば 互いの説明がつき 多くの謎が解ける”マーク・トウェイン(著作家)の名言

 

エピソード8のゲスト

ジェイソン・アレクサンダー

ジェイソン・アレクサンダー

毒物で殺人を犯す殺人鬼、ロスチャイルド博士を不気味に演じています。ニュージャージー州出身の俳優さんで、ユダヤ系アメリカ人です。本作品ではかなり姿を変えて気味悪さが滲み出ている役柄ですが、テレビシリーズ『となりのサインフェルド』のジョージ役で知られています。一昔前の映画『プリティ・ウーマン』では、ジュリア・ロバーツ扮する娼婦を差別的な目で見るウォール街の実業家を演じていたことでも有名です。

ポール・マイケル・グレイザー

ポール・マイケル・グレイザー

探偵のギャリティー役で登場。マサチューセッツ州 ケンブリッジ出身の監督・俳優さんです。彼の代表作は、1975年からの刑事ドラマ『刑事スタスキー&ハッチ』のスタスキー役です。当時はかなりの人気を誇っていたドラマ。その後『特捜刑事マイアミ・バイス』の演出やアーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFアクション映画『バトルランナー』の監督も手掛けています。




第9話「危険な出会い」”52 Pickup”

 

ジョージア州で女性の遺体が発見されます。四つん這いになり、残虐にも腹と喉は切り裂かれていました。

殺害現場に残された証拠品は1年前の事件と類似しており、同一犯かと思われましたが被害者に共通点がありません。

過去の被害者は貧しい売春婦で、今回は裕福な家庭の娘でした。プロファイルを別々にしなければ、犯人像を絞り込むのは難しそうです。そこでホッチは、この1年の間に犯人自身が変化していったのではと推測しました。何らかの理由で気弱な男が見た目も自信をつけ、狙う相手も変わったのだと。

更に事件が起こりますが、被害者は違う形で亡くなっており、証拠品も犯人の望む形とは違う残り方でした。被害者の抵抗によるものだとみられます。きっと犯人は思い通りに出来なかった事に苛立っているはず・・。やがて捜査で浮上してきたのはあるセミナーでした。

セミナーの講師に近づくエミリーが・・凄く頼もしいです。

●このエピソードの格言
“恋に落ちた途端 人は嘘つきになる”ハーラン・エリスン(小説家)の名言

 

エピソード9のゲスト

カリー・グレアム

カリー・グレアム

ナンパ講師のヴァイパー役で出演しています。カナダ ハミルトン出身の俳優さんで、ファンタジードラマの『GRIMM/グリム』で、シーズン1第2話「通過儀礼」に出演していたのが印象に残っています。映画・テレビドラマ共に多数の作品に出演。

ケリー・リン・プラット

ケリー・リン・プラット

殺されたヴァネッサの妹、アシュリー役で出演。ニュー・ハンプシャー州 コンコード出身の女優さんで、映画の脇役やドラマのゲストとして『ブラザー&シスターズ』『ヤングスーパーマン』など、多くの作品に出演しています。


第10話「殉職警官」”Brothers in Arms”

 

アリゾナ州のフェニックス警察署から捜査協力の依頼がありました。この数日間で警察官ばかりが銃により殺害されており、バッジまでも盗まれています。

このあたりはストリートギャング「プレイボーイ」が仕切っており、以前仲間を殺された事で警察を逆恨みしている事実があります。このことで警察官たちはギャングの仕業と決めつけていて、捜査にきたBAUを歓迎してはいませんでした。

ホッチたちは、首を狙って撃ち殺し、戦利品としてバッジを盗む行為はギャングではないとプロファイルします。そしてまた1人の警官が撃たれました。我慢の限界だった警察は、BAUとの協力など無視してギャングのリーダーを捕まえてしまいます。明らかに犯人ではないと確信したモーガンはギャングに近づき、真犯人をおびき出す罠を仕掛けます。

殉職した警官の葬儀に立ち会うモーガン、そこに居たまだ幼い息子に過去の自分を投影しているよう・・。モーガンはその小さな手に優しく握手しました。

●このエピソードの格言
“人間性を剥ぎ取れば 人は皆兄弟だと証明できる”アイン・ランド(小説家)の名言

エピソード10のゲスト

ジョー・レガルブート

ジョー・レガルブート

フェニックス市警の巡査部長マーク役で登場。ニューヨーク州 ニューヨーク ブルックリン区出身の俳優・監督さんです。アメリカCBS放送のシチュエーション・コメディ『TVキャスター マーフィー・ブラウン』のフランク・フォンタナ役で知られています。この作品で彼は1989年のエミー賞で、コメディーシリーズ部門の助演男優賞にノミネートされました。

マーク・ペルグリノ

マーク・ペルグリノ

フェニックス市警の刑事エヴァンス役で出演しています。カリフォルニア州 ロサンゼルス出身の俳優さんで、ホラー・アクションドラマ『スーパーナチュラル』のルシファー役でお馴染みですね。『GRIMM/グリム』や『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』など、ドラマを中心に活躍しています。




第11話「ありふれた狂気」”Normal”

 

カリフォルニア州の高速道路で、運転中の女性が何者かに撃たれる事件が起きました。病院に運ばれ、命に別状はなかったものの下半身不随になる重傷を負います。その後も事件は続き二人が死亡、最初の被害者と同じような状況でした。

BAUが捜査に入り、最初の被害者の話を聞くために病院へ。彼女の証言から、犯人の怒りをかったのは彼女自身の言動によるものだと解ります。

犯人である男はノロノロ運転を続けていて、彼女は苛立ちのあまりクラクションを鳴らし怒鳴り散らし、無理な割り込みをしていたのです。ホッチはこの事が事件を起こさせたきっかけだと感じます。

一見普通の白人男性、真面目で妻子はいるが家庭では存在が薄く弱い立場、事件が引き金になり自分は強い人間だと思い込んでいる・・

プロファイルによる犯人像が浮かび上がり、早速ジョーダンが報道。偶然にも職場でニュースを見ていた犯人は、驚き外へ飛び出します。

●このエピソードの格言
“どんな普通の男も時に手にツバをし 人の喉を切り裂きたくなる”ヘンリー・ルイス・メンケン(ジャーナリスト)の名言

 

エピソード11のゲスト

ミッチ・ピレッジ

ミッチ・ピレッジ

こちらを参照

ジーナ・トーレス

ジーナ・トーレス

オレンジ郡保安官事務所特捜班の指揮を執っているシーア・サリナス刑事役で出演。ニューヨーク州 ニューヨーク出身の女優さんです。2004年のテレビドラマ『エンジェル』のジャスミン役でサテライト賞助演女優賞(ドラマシリーズ)にノミネートされました。『ハンニバル』や『ウエストワールド』などにサブキャストとして出演し、『ジェシカ・ピアソン』では主演を演じるなど、活躍しています。


第12話「ソウルメイト」”Soul Mates”

 

フロリダ州で女子大生がレイプされた後に殺害される、連続殺人事件が起きます。すでにBAUが捜査を進めており、プロファイルに近い人物もあがっていたものの、犯人と呼ぶには決め手に欠けていました。

その人物ハリスという黒人の弁護士は、新たな誘拐事件の被害者とも接点がみつかり警察に連行されます。ロッシやモーガンの取り調べが始まりますが、ハリスは厳しい追求を上手くかわして逃れようとします。

一方、ハリスのパソコンを調べていたガルシアとリードはあるブログを発見します。このブログは二人の人物によって書き込みされており、その存在は二人だけの秘密になっているようでした。文面からすると明らかに一人はハリスです。では、もう一人は誰か?

その時、誘拐事件の被害者が遺体で発見されたと報告がはいります。ハリスは拘束中です、ホッチナー達は共犯者がいるのかもしれないと推測しました。

●このエピソードの格言
“人は秘密を守れない 口が沈黙すれば指が語りだし 全身から裏切りがにじみ出る”ジークムント・フロイト(精神科医)の名言

エピソード12のゲスト

マイケル・ボートマン

マイケル・ボートマン

こちらを参照

ダナ・デイヴィス

ダナ・デイヴィス

ウィリアム・ハリスの娘アンドレア役で出演しました。アイオワ州スコット郡ダベンポート出身の女優さんで、バイオリニストとしても活動しています。『BONES』や『ヴェロニカ・マーズ』などのドラマを中心に出演しています。


第13話「逃亡家族」”Bloodline”

 

BAUに少女誘拐事件の捜査依頼がはいります。現場はアラバマ州、自宅で襲われた夫婦は惨殺遺体で発見されるが10歳の娘は連れ去られたとみられ姿はなかった。すでに8時間が経過しており、誘拐事件は24時間が生死を決めるリミットとされています。
 
メンバーが現場にはいると、玄関先にカラフルなガラスの欠片が散らばっているのが目にとまります。さらに夫婦の遺体の状況から、抵抗の後はなくどちらも喉を刃物で切りつけられていること、そして妻だけにためらいのような傷後がみられることが解ります。ホッチらメンバーは犯人が複数いるとよみます。
 
少女は運良く発見され病院へ、そして驚くべき証言をします。犯人は家族で、両親と同い年くらいの男の子の3人だというのだ。母親は息子をプユレと呼んでいたことからルーマニア語だとエミリーは気づきます。玄関先にまかれたガラスの欠片はルーマニアの儀式だったのだ。
  

JJが産休の間代わって捜査に加わったジョーダンがBAUを去りました。そう長くない時間でしたが、お疲れ様と声をかけてあげたいですね。

 

●このエピソードの格言
“人間社会で最高の美徳を生み 高め 守るのは 家族と家庭である”ウィンストン・チャーチル(イギリスの元首相)の名言

 

エピソード13のゲスト

アンドリュー・ディヴォフ

アンドリュー・ディヴォフ

作中での父親の役割を果たす役で登場。ロシア人の父とベネズエラ人の母の間に生まれています。語学に堪能で、英語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ポルトガル語ドイツ語、カタルーニャ語を話せるというマルチリンガルです。その才能を生かして、様々な作品でも異国の人間を演じることが多いということ。

シンシア・ギブ

シンシア・ギブ

父親に協力して子供の誘拐を手伝うキャシー・グレイ役で登場。バーモント州 ベニントン出身の女優さんで、14歳の時にモデル業を開始しました。1986年の『栄光のエンブレム』や『サルバドル/遥かなる日々』で有名です。




第14話「愛しき骸」”Cold Comfort”

 

ワシントン州で発生していた連続誘拐事件。それは3ヶ月毎に繰り返され、被害者は4人になっていましたがいまだに犯人のめどが立っていません。共通点はブロンドの髪とブルーの瞳をもつ20代の女性ということ。
 
やがて最初に誘拐されたと思われる被害者が、防腐処理をされた遺体で発見されます。その専門的技術がある者となると犯人像は狭まります。ロッシは、犯人は遺体に対して特別な想いを持ち、保存してそばに起きたいが朽ちてしまうことから3ヶ月毎に新しい相手を見つけているのではと推測しました。
 
間もなく遺体が2体見つかりました。被害者は皆誰かに似せている様に同じ見た目で、死後性的に犯されていました。残酷でおぞましい犯罪を食い止めなければ、ホッチナー達は捜査を進展させるべく4人目の被害者の母親を訪ねます。
  

いよいよJJ復帰ですね! 暗い事件の話のなかでもメンバーの笑顔はハッピーな気持ちにしてくれます。

 

●このエピソードの格言
“私は夜ごと彼女のそばに横たわる 愛しい私の命 私の花嫁 海のほとりの彼女の墓に 海鳴りが聞こえる”エドガー・アラン・ポー(小説家)の名言

 

エピソード14のゲスト

マイケル・ビーン

マイケル・ビーン

>ワシントンD.C.警察のロン・フルウッド刑事役で出演しています。アラバマ州 アニストン出身の俳優で、幼い頃から演劇に興味を持ち、劇団に入ります。1984年のSFアクション映画『ターミネーター』のカイル役でブレイク。その後『エイリアン2』や『アビス』にメインとして出演します。いずれもジェームス・キャメロン監督作品でした。ドラマでは1960年の『荒野の七人』のリメイク作品に主演として出演しています。

シビル・シェパード

シビル・シェパード

行方不明の娘を必死に探す母親レオナ・グレス役で出演。テネシー州 メンフィス出身の除痛・歌手・ファッションモデルです。端整な顔立ちと抜群のスタイルで高校からモデルとして活躍します。映画デビューは1971年のピーター・ボグダノヴィッチ監督作品『ラスト・ショー』でした。その後『タクシードライバー』やドラマ『Lの世界』などに出演しています。


第15話「コピーキャット」”Zoe’s Reprise”

 

オハイオ州の書店で、著書のサイン会をしていたロッシは帰り際ファンを名乗る女子大生に声をかけられます。犯罪学を学んでおり、この辺りで発生している事件を独自に調べているようでした。彼女はシリアルキラーが近くに潜んでいる事を伝えるが、ロッシは何かが解るまで調査を止めないようにと言い名刺を渡してその場を後にします。
 
ホテルで帰宅の準備をするロッシに地元警察から事件の連絡が入ります。言われるままに現場に向かうと、そこの横たわるのはあの女子大生でした。ロッシの名刺を持っており、その時のやりとりを思い出したロッシは大きなショックを受けます。
 
自分の言葉のせいで彼女を死なせてしまった・・責任を感じたロッシは現場に残り彼女の遺志を継ぐ決心をします。早速BAUに連絡をとり情報収集を始めます。犯人はいくつもの犯罪を模倣しているかのようでした。
  

責任を感じ苦しんでいたロッシに、JJがこう言い元気づけます。
 
「進路を迷っていた時、あなたの本を読んで私はFBIアカデミーを選んだのよ」
 
少し驚き微笑むロッシが印象的でした。
 

●このエピソードの格言
“私は弟子を教えない 学べる環境を与えてあげるだけだ”アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)の名言

 

エピソード15のゲスト

ジョニー・ルイス

ジョニー・ルイス

殺人鬼のエリック・ライアン役で出演。カリフォルニア州 ロサンゼルス出身の俳優さん。『サン・オブ・アナーキー』のメインキャストとして知られていました、しかし、2012年に以前借りていた家の大家の老女と飼い猫を殺して、自らも自殺をしたと報じられ、衝撃が走りました。彼はそれ以前にも暴力沙汰を起こして逮捕されていた経歴がありました。




第16話「コールガール」”Pleasure Is My Business”

 

テキサス州で財界の大物が殺害される事件が続けて発生。スキャンダルを避けたいことから、検事総長から直接の依頼を受けたホッチナーが一人で向かいます。
 
現場にはバイアグラやシャンパンが残され、高級コールガールの仕業と推測。弁護士は自殺で済ませようとしますが、ホッチはBAUメンバーを呼び寄せ捜査を続けます。女性を斡旋する元締めであるマダムに会い、コールガール達は顧客のリストを持ち商売を辞めるときはそれを退職金代わりに売るのだと言うことを知ります。
 
そして3人目の犠牲者が発見され今までとは違う状態だったことで、とっさにこれは挑戦状だとつぶやくホッチ。ガルシアの調べで犠牲者は皆離婚しており、お金があるものの子供の養育費を支払わずにいる事実が判明します。ここに事件のヒントが隠されているのでは・・。
 
プロファイルで浮かんだ一人の女性。自宅の捜査にはいると突然電話が鳴ります。スピーカーからホッチの名前を呼ぶ声がしました。
  

家庭をないがしろにした犠牲者達。一方で、冒頭に息子のビデオを嬉しそうに見るホッチナーが対照的です。

 

●このエピソードの格言
“フェミニストによれば 売春婦は男の犠牲者ではない 本能と文化の狭間を支配する征服者だ”カミール・パーリア(作家)の名言

 

エピソード16のゲスト

ジョン・ゲッツ

ジョン・ゲッツ

ミーガン・カネの父親で富豪のアンドリュー・ケイン役で出演。アイオワ州 ダベンポート出身の俳優さんです。1984年制作のコーエン兄弟の映画監督デビュー作『ブラッド・シンプル』で主役を演じました。デヴィッド・クローネンバーグ監督の『ザ・フライ』とその続編『ザ・フライ2 二世誕生』では、ステイシス役で知られています。

ブリアンナ・ブラウン

ブリアンナ・ブラウン

高級娼婦のミーガン役を熱演。ミネソタ州 セント・ポール出身の女優・プロデューサーです。日本ではあまり知られていない女優さんですが、ドラマのゲストとして多数出演しています。


第17話「悪魔払い」”Demonology”

 

昔の友人ジョンに、久しぶりに呼び出されたエミリー。共通の友人であるマシューが亡くなった事を知らされます。ジョンの話では、マシューは「知人のトミーが事故死を装い殺された、次は自分も同じ相手に殺される」と言い怯えていたらしい。
 
ジョンと別れ、ずぶ濡れのままBAUに戻ったエミリーはこの事件を調べたいとホッチに頼みます。エミリーのただならぬ様子に、ホッチは快く承諾しBAUも力になると伝えます。
 
捜査をするとマシューもトミーも腕には縛られた痕が有り、自宅のベッドの脚下には傷跡が見られます。そしてどちらの家族も、悪魔が憑いていたがやっと解放されたと納得している様子。悪魔払いなのか?ロッシが何かを感じていました。
 
ジョンが怯えた様子でエミリーを訪ねてきました。ロッシはさりげなくエミリーをコーヒーに誘い、ジョンや亡くなったマシューとの事を尋ねます。エミリーは重い口を開き、若かった過去を話し始めました。

  

エミリーの過去が明かされます。
 
常に冷静で賢い彼女にもこんな辛い経験があったのですね。

 

●このエピソードの格言
“悪を罰せぬ者は悪をなす”レオナルド・ダヴィンチ(芸術家)の名言

 

エピソード17のゲスト

ブルース・デイヴィソン

ブルース・デイヴィソン

こちらを参照

カーメン・アルジェンツィアノ

カーメン・アルジェンツィアノ

教会を剥奪されたエクソシストの神父役を熱演。ペンシルベニア州 シャロン出身の俳優さんで、『告発の行方』や『ダーティハリー4』などで知られています。名だたる映画に登場し、ストーリーを盛り上げる名脇役でしたが、2019年2月10日に75歳で亡くなっています。


第18話「リーパー」”Omnivore”

 

ホッチナーは、元刑事ショーネシーの自宅を訪れていました。以前ボストンの事件を一緒に担当していましたが、今は病の床に伏しています。
 
彼はある告白をします。あのとき殺人犯リーパーと“追わなければ殺さない”という取引をしたという。言葉通り殺人は止まったが、それはお互いに生きていればという期限があり自分が死ねばまた事件が始まるのだと。
 
数日後ショーネシーは亡くなりました。待ち望んだかのように犯行は始まり、その手口はリーパーで間違いありません。BAUメンバーはボストンへ飛びます。殺人事件は次々とおこりますが、冷静にプロファイルしていくホッチナー。実はあれからずっと、自分なりに犯人の調査を続けていたのです。
 
そしてリーパーからホッチナーに電話が入ります。それはあの時と同じ取引の電話でしたが、いいなりにはならないときっぱり拒否し電話を切ります。更なる事件が襲いかかります。
  

因縁の殺人犯がついに現れ、残虐非道な犯行を繰り返します。
 

●このエピソードの格言
“運命は1つの災いで満足しない”プブリリウス、シュルス(喜劇作家)の名言

 

エピソード18のゲスト

C・トーマス・ハウエル

C・トーマス・ハウエル

リーパーに襲われ、瀕死の重傷を負ったジョージ・フォイエット役で登場。C・トーマス・ハウエルと言えば、1983年にブレイクした作品『アウトサイダー』や1986年の『ヒッチャー』で有名です。その後、年に2本から6本の映画に出演し、精力的に俳優業を熟しています。印象深いのは『GRIMM/グリム』のゲストとして出演した時です。




第19話「連続放火犯」”House on Fire”

 

インディアナ州の小さな町で、映画館が放火され観客が全員死亡する事件が発生します。この町では火災事故が連続し、2日前にも施設が放火され多くの犠牲者を出していました。
 
地元警察の依頼を受けBAUメンバーは現地に飛びます。プロファイルから、町をよく知る地元の人間の犯行だとする可能性を強くしていきます。これまでに何らかの事情で、住人に恨みを抱いている人間かもしれない・・。
 
沢山の遺体が並んだホールを神妙な面持ちで歩くホッチ。次の犯行が起こる前にと、ガルシアにあらゆる有力な情報収集を命じます。被害者の葬儀当日、犯人は何食わぬ顔で出席するとBAUは推測し警戒を強めますが
今度はバーが放火されます。
 
ガルシアはホッチからの強い口調にストレスを感じながらも、普段以上の仕事をしてみせます。やがて、小さな町の住民達は表に見せない顔を持っていることを暴きだし捜査を大きく進展させます。

  
今回のガルシアの活躍に、ホッチがねぎらいの言葉をかけます。
 
なんだかグッとくるシーンでした!

 

●このエピソードの格言
“人は燃えさかる家に住み 消防の助けも出口もない”テネシー・ウィリアムズ(劇作家)の名言

 

エピソード19のゲスト

マイケル・ルーカー

マイケル・ルーカー

ロイヤル警察の署長カールソン役で登場します。アラバマ州ジャスパー出身の俳優さんで、印象に残っている映画はトム・クルーズ主演の1990年の作品『デイズ・オブ・サンダー』で、トム・クルーズ扮する主人公コールのライバルであるラウディ・バーンズ役です。他にも『JFK』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』など、有名な作品に数多く出演しています。

サム・アンダーソン

サム・アンダーソン

ローリングス博士役で出演しています。ノース・ダコタ州 ウォーペトン出身の俳優さんで、議員や博士などの役柄が多い役者さんです。『ER緊急救命室』の外科部長ケイスン先生としても知られていますね。スーザンに何かと辛く当たる意地悪な印象が強いです。『LOST』や『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』など、数多くのドラマにもゲスト出演していますので、見たことがあるかもしれません。


第20話「2人の殺人鬼」”Conflicted”

 

春休みのリゾートホテルで、男子大学生が続けて殺害されます。レイプ痕もみられ、ゲイではないのに抵抗の様子はありませんでした。ベッドの柱に縛られていたようで、それは女性との合意の上だったからで、その後男が現れたのではと結論づけます。
 
遺体発見者のアダムに話を聞くリードは、弱々しく人の目を見ることも出来ない彼に何かを感じます。アダムは幼少時代を虐待されて育ち、今はホテルマネージャーのジュリーに掃除係として面倒をみてもらい生活をしていました。このことから2人には強い関係性がみられます。その後3人目の犠牲者が。グリーンのドレスの女性と一緒だったと友人が証言します。
 
ホテルの監視カメラを調べ、殺された学生が従業員の女性にしつこくしている姿を見つけます。そこにはアダムが助けに入り学生と揉める様子がありました。この映像が気になったリードは何度も確認します。

  
冒頭と終わり、リードがドクターリードとして犯人に対面しています。
 
以前のリード自身の過去がそうさせるのでしょうか。

 

●このエピソードの格言
“光が何よりも速いというのは 間違っている 光はどんなに速くても 先回りした闇が いつも光を待ち構えている”テリー・プラチェット(作家)の名言

 

エピソード20のゲスト

ジャクソン・ラスボーン

ジャクソン・ラスボーン

ホテルの雑用係をやっているアダム役で登場。シンガポール出身のアメリカの俳優さんです。というのも、父親が石油会社の「モービル」に務めており、ちょうどシンガポールに在住していた時に生まれたということ。その後は世界各地を渡り歩いていたそうです。2008年に『トワイライト〜初恋〜』のジャスパー・ヘイル役で下れるようになりました。

スーザン・ウォード

スーザン・ウォード

アダムの上司でホテルの支配人ジュリー役で登場。ルイジアナ州 モンロー出身の女優さんです。2000年のスリラー映画『ダークサマー』で主役のスーザン・ウォードを演じてブレイクします。その後2013年にダークサマーの制作会社の副社長と結婚しています。





第21話「灰色の陰」”A Shade of Gray”

 

ニュージャージー州で少年が誘拐、殺害される事件が続いていました。被害者は寝ているところを拉致され、森に捨てられています。そして3件目の誘拐が発生。7歳のカイルは深夜襲われ連れ去られており、同じ犯人の犯行と思われます。

アンバーアラートが発令され、BAUも介入しました。現地警察のランカスター刑事はカイルの父親の友人だったため、モーガンに担当から外れた方が良いとアドバイスされます。彼はそれを断り捜査を率先して行おうとします。やがて1人の男が浮上し拘束しますが、2件の被害者とカイルの接点がみつかりません。

犯人は嘘の自白をしますが、ホッチナーは見破ります。この事件に違和感を持ったチームは改めてカイルの部屋を見直そうと、ロッシはリードを伴います。リードには、拉致にしては不自然すぎる部屋なのは明らかでした。

  
親であれば、子供を失うのは何よりも辛いこと。
この結末に誰を責める事ができるのでしょうか・・。

 

●このエピソードの格言
“子供を失うのは自分の一部を失うこと”ドクター・バートン・グレビン(医師)の名言

 

エピソード21のゲスト

スペンサー・ギャレット

スペンサー・ギャレット

チェリーヒル警察の刑事ビル・ランカスター役で出演。カリフォルニア州 ロサンゼルス出身の俳優さんです。多くのドラマにゲスト出演していますが、ホラーアクションドラマ『スーパーナチュラル』シーズン3第8話「呪いのクリスマス」で、気味の悪い怪物を演じた作品が印象的でした。

ジョン・ビリングズリー

ジョン・ビリングズリー

終身刑の幼児殺害犯ヒュー・ロリンズ役を演じました。ペンシルベニア州 メディア出身の俳優さんで、SFテレビドラマ『スタートレック:エンタープライズ』のフロックス役で知られています。また、『サイバー諜報員 ~インテリジェンス~』のシェネンドーア・キャシディ役でも有名ですね。


第22話「闇夜に浮かぶ観覧車」”The Big Wheel”

 

ニューヨーク州で女性が刺殺され、犯行の全てを録画したビデオが警察に届きます。それは犯人の目線からの映像で、眼鏡に隠しカメラを仕掛けて録画されていました。歩道を不自然に歩きながら通行人と会話し、自宅の部屋の様子までもが映されており最後は「助けて」と壁に書いて終わっています。
 
これまで周辺で起こった未解決事件が数件あり、被害者は全てブロンドの白人女性で、遺体は刃物によって一刺しされています。BAUは連続殺人事件としてプロファイリングしますが、助けを求めてくるシリアルキラーは初めてでした。全ての犯行が一定の規則性を持って行われてることや、映像の中の違和感ある動きから犯人は強迫性障害ではないかと指摘するエミリー。
 
10人目の事件で目撃者がいると解り、ロッシとモーガンが訪ねます。それは被害者の息子で母親が殺される場面に遭遇していましたが、彼は目が不自由で犯人を見てはいなかったのです。

 

●このエピソードの格言
“光が明るく輝くために闇が存在する”フランシス・ベーコン(哲学者・神学者・法学者・政治家)の名言

 

エピソード22のゲスト

アレックス・オロックリン

アレックス・オロックリン

強迫性障害の男ヴィンセント役で出演。オーストラリア キャンベラ出身の俳優さんで、幼少期に配役と同じ強迫性障害や多動性障害に悩まされていたということ。しかし現在はさほど影響なく俳優活動を熟しているようです。彼は2010年から放送された人気刑事ドラマ『HAWAII FIVE-0』のスティーヴ・マクギャレット役で知られています。

ジェイク・チェリー

ジェイク・チェリー

盲目の少年スタンリー役を熱演。迫真の演技が見ものでしたね。ニュー・ジャージー州出身の子役・俳優で、2006年のファンタジー映画『ナイト ミュージアム』、そしてその続編『ナイト ミュージアム2』のニック少年で知られています。彼はこの作品で2度のヤングアーティスト賞にノミネートされた他、ピクルスのCMや『デスパレートな妻たち』で計4度ノミネートされました。


第23話「トラック・キラー」”Roadkill”

 

オレゴン州で2週間に2人のひき逃げ事故が発生し、BAUは地元警察の依頼を受けます。被害者は執拗にひき殺されていましたが、共通点や接点が一つも見当たりません。そして3人目の犠牲者が出た事で、皆赤いクーペに乗っていたという事実が判明します。

チームは、赤いクーペによって事故がおこり重傷を負ってしまった人物、スモークガラスで中が見えない黒のトラックで犯行をおこしているとプロファイルを公表します。その後1人の男性が、自分のせいかもしれないと警察署にやってきました。

彼は赤いクーペで夜遅くあの道を通り黒の車と事故になりかけた、その車は直後に見えなくなったのに気にせず止まらなかったと告白します。彼は報道を知ってからそのことを思い出し、罪悪感に苛まれていました。

リハビリ施設の聞き取りで、該当する男をみつけたエミリーはJJと男の家宅捜査をします。そこには幸せそうな夫婦の写真と、赤いクーペが・・。

 

●このエピソードの格言
“自動車には不安を感じる 高速で前進しながら 文明の中で後退している”コリン・ターキントン(レーシングドライバー)の名言

 

エピソード23のゲスト

ティモシー・カーハート

ティモシー・カーハート

オレゴン州ベンド警察のクイン刑事役で出演しています。ワシントンD.C.出身の俳優さんで、1984年の大ヒットホラーコメディー映画『ゴーストバスターズ』やコメディ映画『パーティーアニマル』などで知られています。また、エディー・マーフィの代表作である『ビバリーヒルズ・コップ3』のエリス・デワルド役でも有名です。




第24話「バイオテロリストを追え」”Amplification”

 

アナポリスの公園で楽しく時間を過ごした人々が、体調を壊し病院に入院する騒動が起きます。患者の皮膚は黒くただれ、激しく咳き込み翌朝には多数が死亡しました。調査の結果、生物兵器の炭疽菌を改良した新種であると判明。

緊張感の中BAUには司令部が置かれ、陸軍との共同捜査が始まりました。病院で患者を診ている医者から話を聞くリード。炭疽菌は改良されさらに危険性が上がっているとのこと、それならば犯人はどこかで成果を試しているのではないか?急がないとまたどこかが危険に及びますが、これは決して公表できない事件でした。
 
ホッチが陸軍を含む全員の前でプロファイルを発表すると、それに当てはまる1人の博士が浮かび上ります。モーガンとリードが博士の自宅に向かいますが、リードが先に部屋に入ってしまいます。そこには倒れた博士と床に散らばった白い粉が・・。
  

家族に警告するか苦しむJJ、そしてリードの覚悟のメッセージ。

BAUといえど人間なのに・・とても切ない気持ちになります。

●このエピソードの格言
“それは塵となってエジプトに降り 腫れ物ができ ただれるだろう”出エジプト記 9章9節

 

エピソード24のゲスト

ダン・ラウリア

ダン・ラウリア

陸軍のリーウィットワース将軍役で出演。ニューヨーク州 ニューヨーク ブルックリン区出身の俳優・監督です。代表的な作品は、日本でもNHKで放送された『素晴らしき日々』で、主人公ケビンの父親ジャック・アーノルド役で知られています。

タムリン・トミタ

タムリン・トミタ

CDCの木村リンダ博士役で出演。沖縄県 沖縄市出身のアメリカの女優さんです。代表作に『ベスト・キッド2』のクミコ役、『ジョイ・ラック・クラブ』のウェイヴァリー役がありますね。若い頃は映画で主役格の作品に出ていましたが、最近はドラマのゲストとして出演することが多いです。

第25話「地獄からの帰還: 前編」”To Hell…”

 

アメリカとカナダの国境で、守衛所めがけて車が突っ込みます。運転手は元アメリカ陸軍軍曹ウイリアムで、自分は10人殺した犯人だからFBIを呼べと叫びます。

カナダ警察の要請で現地に飛ぶBAUチーム。デトロイトとシカゴに分かれ捜査を開始します。自白によるとデトロイトでホームレスを拉致、遺体は国境を越えて捨てたという。ウイリアムは優秀な軍曹だったが、イラクでの負傷で片足を失っていた。そのことが殺人の動機なのか。ロッシとホッチはウイリアムと面会しますが、FBIを呼んだのはそれなりの理由があるはずと読んでいました。

デトロイトで聞き込みをするモーガンとエミリー。ある男の情報でウイリアムはここのホームレス達の消息を毎日確認していたという。それは心配し気にかけている事、ホッチは彼が犯人ではないと直感します。ウイリアムは妹も行方不明だと話し始めました。
そして事件は思わぬ方向へ流れて行きます。
  

衝撃的で、目を背けてしまうシーンが多いエピソードです!

後編でその内情が明らかにされます。

▶️ To Hell... - Criminal Minds: To Hell, And Back
Watch Trailer | 2:49
●このエピソードの格言
“もし地獄がなければ我々は 低俗な動物に成り下がる”フラナリー・オコナー(作家)の名言

エピソード25のゲスト

シャリフ・アトキンス

シャリフ・アトキンス

行方不明の妹を必死に探すウィリアム・ハイタワー役を熱演。ペンシルベニア州 ピッツバーグ出身の俳優さんで、テレビドラマ中心に活躍しており、代表作に『ER緊急救命室』のマイケル・ガラント医師役や『ホワイトカラー』のFBI捜査官クリントン・ジョーンズ役などがあります。

ギャレット・ディラハント

ギャレット・ディラハント

首から下が麻痺している農場主のメイソン・ターナー役を怪演。カリフォルニア州 カストロバレー出身の俳優さんです。SFドラマ『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』の人造人間ジョージ・ラズロ役や、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』のジョン・ドリー役などで知られています。

ポール・レイ

ポール・レイ

メイソン・ターナーの弟で知恵遅れの虐殺者ルーカス役を熱演。暫くはこの俳優さんをまともに見られないかもしれません。ルイジアナ州 ニューオーリンズ出身の方です。ほとんどの作品で脇役として出演しています。


第26話「地獄からの帰還: 後編」”…And Back”

 

犯人らしき男、メイソンの自宅を特定することが出来ました。そこは森の奥の農場で、豚を飼育しているようです。BAUと警察そしてウイリアムが乗り込むと、そこにいたのは全身が麻痺状態でチューブに繋がれた寝たきりの男でした。

どう考えても男に犯行は不可能で振り出しに戻ったかのようでしたが、豚小屋のそばで血が付いたゴミ箱を発見。中には血の付いたサイズの違う靴が山のように捨てられていました。自体は急展開し正式な家宅捜査をすることに。男のPCを調べるためガルシアも呼ばれ、解読されたその中には人体実験を行った情報がみつかります。89人もの犠牲者が悪魔の餌食にされていた、それはチーム全体に暗い影を落とします。

事件が終わり帰宅したホッチ。今日の結末にチームみんなの心配をし、自らをも労るようにウイスキーに口をつけます。その背後にアイツはいました・・。

  
シリーズ最後のエピソードでしたが、因縁の戦いがまたホッチを苦しめるようです。

 

●このエピソードの格言
“言葉を失い どんな金言でも表せない日がある 完全に正しいことをしながら それでも失敗した気分になる・・・惨劇を防ぐ手立てはなかったのか・・・”アーロン・ホッチナーの言葉

 


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