第6話「女子大生の悲劇」“Sophomore Jinx” のあらすじ
米国初放送日:1999年10月25日 日本初放送日:2007年3月6日
クレイゲンの母校である大学の構内で、2年生の女子大生ジーンがレイプされ殺される事件が発生。遺体からは大量のアルコールが検出される。
早速マンチとキャシディが大学に行き事情を聞くと、学長は大学側で処理したいと捜査に消極的だった。
バスケットの強豪校ということで選手たちはスター扱い、そのためバスケ部専門のホステスが存在し選手の身の回りの世話をしていて、殺害されたジーンはホステスのリーダーだったという。そこにバスケットのチームメートが現われ、ジーンが殺害された晩チャック・モズリーがジーンと一緒にいたことを打ち明ける。
チャックとジーンは共にフランス文学を専攻していて肉体関係もあったのだが、ジーンの両親は殺される2か月ほど前にジーンがレイプされ妊娠していたことを明かした。
その後チャックに疑いの目が向けられるのだが、事態は思わぬ展開になっていく。
第6話「女子大生の悲劇」を視聴した感想
個人的評価:
血の気の多い大学バスケ選手とそれに憧れる女子大生の問題を扱ったエピソードとなっています。アメリカだけに止まらず、大学でのレイプ事件は世界各国で起こっている深刻な問題です。
しかし人種問題が多様化しているアメリカでは、黒人が疑われると人種差別問題に転嫁されてしまうこともあり、捜査がやりにくい事態となってしまうこともしばしば。SVUチームの中には黒人のチュツオラとジェフリーズ、ユダヤ人のマンチなどが顔を揃えていて、被害者や加害者に合わせて取り調べが出来るのも見どころの一つです。
大学のバスケットボール事情は資金面でもかなりのウェイトを占めており、有望選手が罪を犯しても放免になるなど特別扱いを受けるようです。女子学生のホステスという奉仕活動の内容は、スター選手たちの機嫌取りの手段としてセックスの奉仕もいとわないようで、大学側もそれを後押ししているという現状は何とも形容しがたいし、怒りが込み上げてくる場面も。
一方ステイプラーは長女のモーリーンが深夜に帰宅したのを咎め、学校以外の外出を一切禁止にします。モーリーンは深夜に勤務する父親に不満の表情が伺えて一層の反発を覚えますが、抗いながらもそんな父親に従っているところがとても可愛いかったです。
第6話「女子大生の悲劇」のゲスト
ロテール・ブリュトー=ジェームズ・アンリ・ルソー役
大学でフランス文学を教えている教師役。殺害されたジーンにストーカー行為をやっていると噂されている。
本名:ロテール・ブリュトー(Lothaire Bluteau)
生年月日:1957年4月14日
出身地:カナダ ケベック州 モントリオール
職業:俳優
活動期間:1980年~現在
主な出演作品
『モントリオールのジーザス』1989年
『24 -TWENTY FOUR-』2004年
『THE TUDORS〜背徳の王冠〜』2010年
『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』2015年~2016年
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