第22話「調教」“Slaves” のあらすじ
米国初放送日:2000年5月19日 日本初放送日:2007年6月26日
SVUチームに精神鑑定が行われることに。果たしてどんな結末が待っているのか・・・
そんなことが取り沙汰されていた折、ルーマニア出身の果物店の店主が女の子が軟禁状態にあり、ルーマニア語で助けを求めたと通報に訪れるのだった。
浮かび上がったのが弁護士で、その人物はルーマニア移民を性奴隷として飼っていた疑いのあることが判明する。
第22話「調教」を視聴した感想
個人的評価:
今回のエピソードは、キャメロン・フッカーとその妻ジャニス・フッカーがコリーン・スタン(別名キャロル・スミス)を誘拐した後、彼女を箱の中に監禁して7年間拷問した「箱入り娘」性奴隷事件を題材にしています。
あまりにもおぞましい事件だけに、実際のストーリーはこの事件よりもかなりソフトに構成されています。それでも不快感を感じてしまうほどの犯行だったのです。
シーズン1の最終回という事で、ハリウッドトップスターのアンドリュー・マッカーシーがゲストとして出演。『セント・エルモス・ファイアー』『マネキン』『レス・ザン・ゼロ』のナイーブなイケメンという印象はなく、ただただ支配欲の強い厭らしい中年男性を熱演。よくぞやってくれましたと称賛に値するかもしれません。
また、シーズン2へと引き継がれるシーズンフィナーレに相応しいクォリティの高い作品。主人公と言っても良い犯人のランドルフ・モローを忌み嫌い、その妻の行動にも怒りを覚えますが、反面妻に同情する気持ちにも。こんな事件が実際に行われたと考えると、人間の心の闇の深さに脅威を覚えます。
最後にチームセラピーのシーンでは、ステイブラー、ベンソン、マンチ、ジェフリーズの個性を引き出す面白いシーンでした。その後2人の人物がSVUでの勤務に向いていないとの結果が出ますが、クリフハンガーで終わるので、シーズン2初回をお楽しみに。
オリビア・ベンソンやステイブラーとマンチのモローに対する尋問にも注目。
第22話「調教」のゲスト
アンドリュー・マッカーシー=ランドルフ・モロー役
少女を監禁して拷問を与え、恐怖で支配する異常性愛者の弁護士
本名:アンドリュー・マッカーシー(Andrew McCarthy)
生年月日:1962年11月29日
出身地:アメリカ合衆国 ニュー・ジャージー州 ウェストフィールド
身長:175㎝
職業:俳優・テレビ監督
活動期間:1983年~現在
主な出演作品
『セント・エルモス・ファイアー』1985年
『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』1986年
『マネキン』1987年
『レス・ザン・ゼロ』1987年
『ジョイ・ラック・クラブ』1993年
『ストレンジャー』2010年
レイラ・アレクサンダー=イレナ役
モローに軟禁状態にされて支配されるルーマニアから来た少女
本名:レイラ・アレクサンダー(Layla Alexander)
生年月日:1975年1月22日
出身地:ヨーロッパ
身長:-
職業:女優
活動期間:1993年~現在
主な出演作品
『Lost in Plainview』2005年
スーザン・フロイド=モロー夫人役
モローの妻で拷問の日々を送ったが、レイラに自分の代わりをさせることで免れる
本名:スーザン・フロイド(Susan Floyd)
生年月日:1968年5月13日
出身地:アメリカ合衆国 オハイオ州 シンシナティ
身長:-
職業:女優
活動期間:1989年~現在
主な出演作品
『ランダム・ハーツ』1999年
『チャイニーズ・コーヒー』2000年
『ドメスティック・フィアー』2001年
『インベージョン』2007年
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