第8話「狙われたベンソン」“Stalked” のあらすじ
米国初放送日:1999年11月22日 日本初放送日:2007年3月20日
公園で遊んでいた少年とその祖父が女性の惨殺死体を発見。ステイプラーとオリビアが現場に駆け付けると、警官からの第一報が「最優先で捕まえろ」と命令があったと。
それもそのはず、被害者はニューヨークの検事補であるカレン・フィッツジェラルドだった。彼女はレイプされたあと頭に2発銃撃されて殺害されていた。オリビアは彼女と懇意にしていたようで、とても責任感の強い検事とショックを隠せなかった。
石で殴ってレイプし、銃で2度の撃っていることからジェフリーズは、この犯罪には激しい憎悪を感じると。またマンチは、労働の日に起きた「祝日の強姦魔」のレイプ事件が今回の事件と酷似していることから、同じ犯人ではないかとふむ。
そこでマンチとキャシディ、ジェフリーズの3人は「祝日の強姦魔」の事件を詳しく調べ、オリビアとステイプラーは事件現場をもう一度洗うことに。
ステイプラーたちは事件当日の目撃者を見つけ写真から割り出すと、不動産業のリチャード・ホワイトという人物に目をつける。彼にはデートレイプの前科があったのだ。
調査を進めるうちにホワイトの異常な性格に気付く。フィッツジェラルド検事補が殺される前、ホワイトが彼女に花を贈りストーカー行為をやっていたことが明らかに。
その後ホワイトに任意同行を求め取り調べをしたオリビアが、ホワイトをけなしたことがきっかけでオリビアに対して強い憎しみを抱くようになる。
第8話「狙われたベンソン」を視聴した感想
個人的評価:
時代の先端を行くアメリカでも、やはり男社会は同じようですね。
ちょっと気の強い女性ややり手の女性を見ると、プライドの高い男性はあまり面白くないようです。そればかりか生まれ持った強い力で女性をねじ伏せようとする有様は、どこの国でも同じだということ。むしろ日本よりもアメリカの方がDV被害が圧倒的に多いようです。
マンチとキャシディが犯人と睨んだ男を訪ねると、なんとその男は刑務所でペニスに塩酸をかけられて男性としての行為が出来なくなっていました。更に、更生させるはずの刑務所が実際は犯罪者養成所のような環境であることにも驚かされます。アメリカの刑務所って怖いですね。
シーズン1で登場する、SVUの小間使いのような巡査で「ブリスコ」と呼ばれている人物は、オリジナルの『LAW & ORDER』のレニー・ブリスコ刑事の甥で、1999年と2000年にマンハッタンSVUに配属されたケン・ブリスコ刑事のことです。そして、ケン・ブリスコーを演じたのは俳優のクリス・オーバックで、レニー・ブリスコーを演じた俳優ジェリー・オーバックの息子さんなんですよ。
今シーズンでは11エピソードに出演、シーズン14EP5の「ここで待ってる(Manhattan Vigil)」では、刑事に昇進したブリスコとして登場します。
第8話「狙われたベンソン」のゲスト
ブルース・カークパトリック=リチャード・ホワイト役
容疑者の1人で、女性に対して異常なほど支配力が強い不動産会社のオーナー。
本名:ブルース・カークパトリック(Bruce Kirkpatrick)
生年月日:-
出身地:ニュージャージー州パーシッパニー
職業:俳優
活動期間:1985年~現在
主な出演作品
『オール・マイ・チルドレン』2005年
『ワイヤー』2008年
『LAW & ORDER』 1991年~2010年
ロー・アンド・オーダー:性犯罪特捜班 シーズン1が視聴できる動画配信サービス
現在『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』を視聴できる動画配信サイト
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