第2話「美人ライターの秘密」“A Single Life” のあらすじ
米国初放送日:1999年9月27日 日本初放送日:2007年2月7日
オリビアは行きつけの八百屋で果物を買い、帰り道で女性の墜落事件に遭遇する。被害者はグレッチェン・クインという美人ライターで、現場にはステイプラーも来ており、先に駆け付けた警官とやり合っていた。
グレッチェンは明らかに男を興奮させるような恰好をしていたから、ただの痴話喧嘩だとする警官に対して、ステイプラーはレイプ殺人だと譲らなかった。更にSVUの捜査官だと明かすと、警官たちはすぐさま引き上げていくのだった。
キャシディは初めての証人尋問に出廷。被告弁護人から「他人への愛撫を意味する専門用語は?」と聞かれ、「フロマージュ」(チーズケーキの一種)と答え、経験の浅さを表に出してしまうことに。答えは「フロッタージュ」。その後次々に専門用語を確認してくる弁護士に対してとうとうキレてしまう。
一方突き落とされて死んだグレッチェンの身元を割り出すと、知り合いが少なく血縁者もわからなかった。唯一精神科医のマーク・ダニエルズだけが被害者との関係性を示す手掛かりに。その後グレッチェンの部屋からマーク・ダニエルズの指紋が検出される。しかし彼は事件のあった日の同じ時間には他の場所にいたと証言する。
捜査していくうちに大物ニュースキャスターが被害者と関係したことが明るみに。合ってみるとそのキャスターは明らかに女性を蔑視しているような態度をとる。オリビアとステイプラーは憤りを露わにするが、事件当夜には確実なアリバイがあった。
どこをどう探ってもレイプ事件とは思えないような被害者の奔放な行動に、事件は暗礁に乗り上げるかと思われた時、グレッチェンの姉が現れる。そこで明らかになっていくのは、あまりにも耐えがたい事実だった。グレッチェンの本名はスーザン・シダースキー。姉は冷たい感じのする女性なのだが、かなり裕福という印象だった。
第2話「美人ライターの秘密」を視聴した感想
Law and Order Special Victims Unit」を深夜の定期再放送で再視聴したところ、全体的に好感が持てるようになった。多くの素晴らしいエピソードがある初期のシーズンが、かなり優れているのだ。最近のシーズンほど放送されていないにもかかわらず、私にとっては、雰囲気が異なり、焦点が定まっていないような気がする。しかし、全体的に見れば、この番組は私を成長させてくれました。
A Single Life」のようなエピソードや、さらにその前の素晴らしいエピソード「Payback」は、「Special Victims Unit」に対する私の最初の意見「最初は素晴らしかったが、限界を超えた」を見直すきっかけとなりました。事件、裁判、モラルの問題のバランスが良く、登場人物がよりプロフェッショナルに振る舞われ、私生活が他の全てを支配しすぎていなかった頃の話だ。「A Single Life」は「Payback」のようなレベルには達していませんが、それでも印象的な作品です。
この頃のキャシディは新人捜査官丸出しで、とても初々しいイメージがありました。マンチがさもありげな陰謀説の講釈を並べ立てますが、それを真面目に聞く人はキャシディだけ。その姿がとても可愛らしかったです。途中からレギュラーではなくなりますが、時々ゲスト出演すると苦労の年輪が顔に刻まれていく様子が伺えますよ。
ステイプラーは被害者スーザンの真相を知り、妻のキャシーの前でショックを隠せません。4人の子供の父親だけに親の子供に対する虐待は死んでも許せないことなのです。
キャシーから子供の成績が上がったことや、自分に灰皿を作ってくれたことなどを聞き、一時だけ仕事のストレスから解放される時間が。
そんなクリストファー・メローニは、俳優の夢を叶えるために用心棒やパーソナルトレーナーなど体をはった職業に就いていたようです。海兵隊のような体格をしていますが、実際にもタフな男性なんですね。
本作品では親の性的虐待事件が沢山出てきます。それぞれに重く気の滅入るストーリーですが、これがアメリカの実態、いや、世界のどこでも起こっている事件なのです。そんな現実を教えてくれるのが本作品。
エピソード2「美人ライターの秘密」のゲスト
デニス・ボウトシカリス=マーク・ダニエルズ役
精神科医で被害者グレッチェンのセラピスト。医師資格剥奪を恐れて、グレッチェンと関係を持っていたことをひた隠しにしている。
本名:デニス・ボウトシカリス(Dennis Boutsikaris)
生年月日:1952年12月21日
出身地:ニュー・ジャージー州 ニューアーク
身長: –
職業:俳優
活動期間:1973年~現在
主な出演作品
『ニューヨーク東8番街の奇跡』
『ボーン・レガシー』
『ER緊急救命室』
『ブラインドスポット タトゥーの女』
ライラ・ロビンス=エレン・トラビス役
被害者の姉。最初はグレッチェン死亡に対して冷たい態度を見せていたが、父親が現れると一転。幼い頃に姉妹とも父親から性的虐待を受けていたことから涙ながらに胸の内をさらけ出す。
本名:ライラ・ロビンス(Laila Robins)
生年月日:1959年3月14日
出身地:ミネソタ州 セント・ポール
身長: –
職業:女優
活動期間:-
主な出演作品
『ウォーキング・デッド』
『HOMELAND』
『大災難P.T.A.』
『家路』
マイケル・ガストン=バディ役
新聞記者でステイプラーの友人。被害者が生前電話で会話していた相手。グレッチェンの本当の家族を探す手伝いをする。
本名:マイケル・ガストン(Michael Gaston)
生年月日:1962年11月5日
出身地:カリフォルニア州ウォールナットクリーク
身長: 191cm
職業:俳優
活動期間:1995年~現在
こちらを参照
マイケル・ヌーリー=ダラス・ワーナー役
被害者と関係を持っていた有名テレビ司会者。女性を軽視する態度と有名人特有の傲慢な性格でオリビアを不快にさせる。
本名:マイケル・ヌーリー(Michael Nouri)
生年月日:1945年12月9日
出身地:ワシントンD.C.
身長: 190cm
職業:俳優
活動期間:1961年~現在
主な出演作品
『フラッシュダンス』
『ヒドゥン』
『キャプテン・アメリカ 卍帝国の野望』
『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』
『Yellowstone』

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