クリミナル・マインド シーズン13のあらすじや格言とゲスト

クリミナル・マインド シーズン13のあらすじや格言とゲスト

“クリミナル・マインド FBI行動分析課” キャストはこちら

クリミナル・マインド FBI行動分析課 シーズン13のあらすじと見どころ

クリミナル・マインドもいよいよ終盤に差し掛かりました。
20話越のエピソードも今シーズンのみですね。

お決まりのクリフハンガーを受け、冒頭からBAUには最悪の事態が起こります。
ひっかき男の罠に嵌められた事故でメンバーは大けがを負い、そしてスティーヴン・ウォーカーがあっけなく死亡します!現役捜査官の殉職は今まで無かった事。
余りにも短い期間で、しかもなんだか雑に終わらせた気がしてデイモン・ガプトンが気の毒だと思うのは私だけでしょうか。といっても番組内で目立って爪痕を残せなかったのは否めない事実・・?これは海外ドラマの厳しい現実かしら。

デイモン・ガプトン降板の理由は?

デイモン・ガプトン
引用元:IMDB

そもそもデイモン・ガプトンは、ホッチナーの後釜として登場したと噂されていますが、実際にはCBS(放送局)の意向で入れられたということ。この降板についてエグゼクティブプロデューサーのエリカ・メッサーがこうコメントしています。

番組制作における創意上の変更が理由
引用元:海外ドラマ動画ネタバレサイト

制作側からすると、放送局の意向で入れたキャストだったが、予想していなかったレギュラーメンバーで、この後の構想が浮かばなかったという意味合いのコメントということではないでしょうか。

デイモン・ガプトンが降板後に、NFLのスタープレイヤーであるタイビス・パウエルのTwitterにコメントを残しています。

翻訳しますと
タイビス・パウエルの以下のツイートに対して
「障害が発生したとき、目標に到達するために方向を変えるが、そこに到達するための決断は変えない」
デイモン・ガプトンのコメント
「私はちょうど職を失ったばかりなので、あなたにこのことを伝えたいと思いました。あなたが始球式をする姿は、まさに気品があり、記念碑的なイメージです。」

 

マシュー・シモンズがメンバー入り!

ダニエル・ヘニー

そしてこのタイミングで国際捜査班からマシュー・シモンズがメンバー入りします。モデル出身でもありハンサムなダニエル・ヘニーが参加で盛り上げてくれそうですね。

なんとなくルークと雰囲気が被って感じますが、彼らが物足りない訳ではなく・・多分
ホッチとモーガンがあまりにもインパクトあり過ぎたせいです(笑)
因みに今回もエピソード5にモーガン(シェマー・ムーア)がゲスト出演、お楽しみに。

また長くBAUをかき回し、ホッチを辞任に追いやった「ひっかき男」ピーター・ルイスはエミリーを人質に拷問を続けますが彼も簡単に死亡。因縁のシリアルキラーも姿を消すことに。

キム・ローズ
最後まで拷問に耐えホッチの居場所を言わなかった強いエミリーでしたが、安堵する間もなく陰謀の影が見えてきます。
現われるのは国家保安部のバーンズ副部長!国際捜査班チームを潰した張本人で、BAUを配下に置き出世しようと企みます。
女性で有りながらも強い野望を持ちエミリー達を陥れようと内部調査を始めるバーンズ、果たしてBAUチームはどのように立ち向かうのか。

それでは、クリミナルマインドシーズン13のエピソードごとのあらすじ・格言・ゲストを紹介していきます。

第1話「出発」“Wheels Up”

 

ひっかき男の罠と知りながらもBAUチームは車を走らせていた。しかし途中でタイヤをパンクされ身動きとれずにいた所をトラックに追突される大事故に。
ガルシアはいきなり連絡が途絶えた事で不審に思い、急遽「国際捜査班」だったマシュー・シモンズ(マット)に助けを借り現場に急ぐ。

車は大破し、チームの面々は血を流して倒れていた。後部座席に居たウオーカーを即死状態で発見したガルシアは声を失ってしまう。
怪我を負いながらも現場を指揮していたロッシはエミリーがいないことに気がつきます。
その頃エミリーはひっかき男の手中にあった。

病院に駆けつけたリードもこの現実にショックを受け立ちつくします。
刑務所から出て間もなく自分自身も心に大きな傷をうけていたが、エミリーを助けるためルークと一緒にウオーカーが残した大量の書類を読み取っていく。
やがてエミリーとホッチナーが極秘でやりとりしているかのようなメールの文面を発見する。

大量の薬で幻覚を見せられていたエミリー。
手足は骨折し、動けない状態だとピーター・ルイスが耳元で囁いた。
アーロン・ホッチナーの居場所を吐かせようと拷問が続く。

 

●このエピソードの格言
“君に耐える力が残っているなら ひたすら耐えろ” ラドヤード・キップリング(イギリスの小説家、詩人)の名言

第2話「黄色いスーツケース」“To a Better Place”

 

あれからチーム全員が6週間の休暇を過ごしました。
更にリードはメキシコでのトラウマを乗り越え、復帰する為の試験をパスする必要があったが意外にも審査委員会からすぐに許可されます。

こうして新たなBAUがスタートする。
チームが留守の間メンバーとなったマットが新しい依頼を受け付けていたが、既に多くの事件がBAUを待ち構えていました。

フロリダ州でサイクリングを楽しんでいた男性が女性の遺体を発見した。
スーツケースに入れられた遺体は道端に放置されていたが、血痕が自宅からみつかったことから自宅で殺害され遺棄されたと思われる。

この1週間前にも同じようにカバンに詰められた遺体が見つかっており同一犯と考えられる。BAUは早速現地へと向かうが、その最中も新たな遺体が発見されます。
今度はバス停の脇に置かれ、目撃者はおらず防犯カメラもつけられていない場所だった。
犯人は綿密に遺棄場所を調べているようだった。

被害者たちは共通して恋人がおらず、デートアプリを利用していた事が判明する。
そして下着姿だったがレイプの痕跡はなく、殺人の目的は特別な意味があるようにみえた。

●このエピソードの格言
“人を改心させるには 殺すしかない” カール・パンズラム(連続殺人犯)の名言

エピソード2のゲスト

ティム・ラス

ジャニーン・メイソン

コーヒーショップの店員 ヘレン役。1991年フロリダ州マイアミ生まれ。キューバ系アメリカ人。「グレイズ・アナトミー」のサム・ベロ役でよく知られます。3歳からバレエとフラメンコを始めその後も様々なダンスを習得、ダンスオーディション番組「アメリカン・ダンスアイドル」シーズン5の優勝者となりました。プロダンサーとして活躍しています。主な出演「NCIS:LA極秘潜入捜査班」「CSI科学捜査班」など。



ジョシュ・クラーク

ティム・ラス

リードの復帰審査委員会の面接官役。1956年 ワシントンD.C.生まれ。俳優、ミュージシャン、監督。「トワイライトゾーン」出演から俳優としてキャリアを始め、テレビドラマ「スタートレック:ヴォイジャー」のトゥヴォック役で有名になりました。それ以前にもスタートレックシリーズでは様々な人物で出演、縁のある作品のようです。主な出演「ダイ・ハード4」「ER」「NCIS ネイビー犯罪捜査班」「CSI:マイアミ」など。


第3話「ブルー・エンジェル」“Blue Angel”

 

デトロイトで殺人事件が発生、地元警察からの要請がはいります。
被害者は42歳の男性、廃屋の倉庫から発見された遺体は残虐にもミートフックに吊るされた状態だった。2週間前にも同じような遺体が見つかっていたため、警察は同一犯とみていた。

死因は不明だが体中に遺体の特徴として多くの傷跡があり、極めつけは男性性器がまるごと切り取られていること。
マットはデトロイト警察時代に扱ったカルデアマフィアの事件を思わせ、ギャングによくある見せしめの手口に似ていると説明する。しかしロッシやタラはあまりにも性的に残虐で、やり慣れたシリアルキラーの線が濃厚だと考えます。

現地警察に着くとマットの同期のスコット警部が迎え、犯人の殺害動画をエミリー達に見せます。被害者は様々なポーズをさせられて拷問をうけていたが犯人は映ってはおらず、最後に虚勢され失血死するまでテープは回っている。
犯人はそのテープを被害者の妻宛に送りつけていたのだった。

今回はメンバーに加わったマットが活躍、私生活もクローズアップされました。
なんと子供が4人!奥さんととっても仲良しなのは納得ですね(^^)

 

●このエピソードの格言
“他の罪と同じように 残虐さに動機は必要ない 機会さえあればいい” ジョージ・エリオット(イギリスの作家)の名言

エピソード3のゲスト

ブランドン・ジェイ・マクラレン

ブランドン・ジェイ・マクラレン

マットの警察時代の同僚 エイドリアン・スコット警部役。1981年カナダ・バンクーバー生まれ。カナダ人俳優。学生時代はサッカーで奨学金を受けるアスリート。演技を始めテレビドラマ部門でレオアワード最優秀助演男優賞やゴールデン・メープル・アワード賞にノミネートされます。主な出演「CSI:科学捜査班」「THE KILLING〜闇に眠る美少女」「西海岸捜査ファイル グレイスランド」など。



ケリー・フライ

ケリー・フライ

マットの妻 クリスティ・シモンズ役。1984年テキサス州ヒューストン生まれ。スピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」でマットの妻を演じ、番組終了後はオリジナルへマットと共にキャストされました。「メンタリスト」「NCIS:ロサンゼルス」「THE FLASH/フラッシュ」などにゲストとして、「ジェネラル・ホスピタル」「サルファースプリングスの秘密」ではメインキャストとして出演しています。







第4話「キラー・アプリ」“Killer App”

 

シリコンバレーで乱射事件が起きる。
VR最先端のゲーム会社のオフィスビルでの出来事、2人の社員と警備員1人が射殺されてしまう。80人もの人数がいた現場で撃たれたのは3人だけ、しかも集中して何発も打ち込まれているのは理由があるはずだった。

現場に入ったチームは目撃者達に聞き込みをするが、それぞれの言い分が違い正しい判断がつけないでいた。そんな時最近会社をクビになった男がネットに恨み言を書き込んでいるのをガルシアが見つけます。しかも事件の朝会社に姿を現しているのが解る。

新たな事件が発生する、ハイテク企業の夜間にシフトを組まれた4人が射殺されたのだ。
現場には犯人の痕跡が全くなく、全員が高い位置から撃たれていることからリードはドローンを利用した犯行と推測する。
エミリーはひっかき男ピーター・ルイス死亡の報告書をまとめるため、ルークに当時の様子を再確認する必要がありました。
追い詰められたピーター・ルイスは屋上から落下する直前必死に助けを求めたがルークは手を差し伸べなかった。
それは捜査官として正しい判断だったと、ルーク自身そしてエミリーも思うのでした。

 

●このエピソードの格言
“自分の英知を信用するのは 賢明ではない” マハトマ・ガンディー(インドの弁護士、宗教家、政治指導者)の名言

エピソード4のゲスト

ウォレス・ランガム

ウォレス・ランガム

軍事コンサルタント会社の謎の人物。1965年テキサス州フォートワース生まれ。16歳の時CMに出演し20歳で俳優として映画のデビューを果たします。その後数々の映画やドラマに出演し、よく知られるのは「CSI:科学捜査班」デヴィッド・ホッジス捜査官役。主な出演「リトル・ミス・サンシャイン」「ソーシャル・ネットワーク」「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」など。



エミリー・ローズ

エミリー・ローズ

軍事コンサルタント会社のトーリ・ホフスタッド役。1981年ワシントン州レントン生まれ。スティーヴン・キング原作テレビドラマ「ヘイヴン-謎の潜む町-」で主役のオードリー・パーカー役で知られています。ビデオゲーム「アンチャーテッド」ではシリーズを通してキャラクターのエレナ・フィッシャーの声優を担当。主な出演「ER」「コールドケース」など。


第5話「ラッキー・ストライク」“Lucky Strikes”

 

フロリダ州の公衆トイレで指と足が切断された女性の遺体が発見される。
BAUチームはすぐに過去の事件を思い出します。
10年前の事件で被害者の一部を次の被害者に食べさせる猟奇的殺人。
その犯人フロイド・フェイリン・フェレル(シーズン3、8悪魔の囁き)の手口に間違いなかった。

しかしフェレルはこの10年医療施設に隔離されていたはずだった。だとすれば犯行は模倣犯の仕業なのだろうか?犯行を真似たがる人物は同じような思考を持つ事からやはりカニバリズムの可能性がある。リードとマットが施設を訪れると、フェレルが家族の自宅での療養を許可されていた事を知ります。この事実で本人による殺人だとチームは確信するが、何かがおかしかった・・。

10年前の同じ頃、ガルシアが撃たれるという事件も起きていました。
この事件のせいで思い出してしまったガルシアは心の傷がいまだに癒えていないのか激しく動揺をみせます。そんな時「ベイビー!」と言って助けてくれるのは彼モーガンですね。
シェマー・ムーア ゲスト出演のエピソードです。

●このエピソードの格言
“僕は視点を変えるため 物事を逆さまにする” アーサス・ヴェールリー(スイスのコメディアン、アーティスト)の名言

エピソード5のゲスト

ジェイミー・ケネディ

クリミナル・マインド シーズン3のあらすじや格言とゲスト ジェイミー・ケネディ を参照


第6話「シェルター」“The Bunker”

 

バージニア州警察から失踪事件の協力要請が入ります。
この5年で3人の女性が同じような状況で消えていたが昨晩4人目が行方不明に。
被害者はアリー・レイトン29歳のレストラン料理長で仕事終わりに駐車場で拉致、車と所持品はそのまま残されていました。

以前の行方不明者達も同じ状況で失踪しているが身代金要求などは無く、これまで何度も家出を繰り返していた為よくある事とみなされていました。
しかし4人目の失踪者が出た事で、事件性を疑う余地はなくなった。

早速BAUは被害者たちの共通点を探り全員が若く専門職を持つ女性という点に注目します。これまでに遺体で発見もされていないのは、何かしらの理由で全員が生きて監禁されていると考えられます。

やがてガルシアの調べで、犯人は拉致しやすい家出少女からキャリアウーマンへとターゲットを変えているのが解る。更に範囲を広げて調べるとこの5年で24人もの失踪者がおり、そこには多くの妊婦が含まれている。

その頃拉致されたアニーは、見知らぬ施設のような場所で目を覚ます。
ここは一体どこか・・・。
アイシャ・タイラー(タラ・ルイス役)監督のエピソードです!

●このエピソードの格言
“世界は爆発音ではなく すすり泣く声で終わる” T・S・エリオット(イギリスの詩人・文芸批評家)の名言

第7話「千の切り傷」“Dust & Bones”

 

テキサス州でふたりの女性が車ごと拉致される。
やがて目覚めると数キロも離れた場所にいました。
気がつくと助手席には白い仮面が置かれ、顔には一生痕が残るような深い傷が掘られていた。

ふたりの被害者に接点はないが、恨みでもあるような傷の深さにチームは認知面接を試みることに。ルークとマットが担当し記憶を辿ると蛇による毒で気を失った事が判明します。
顔に傷をつける事と蛇を使って連れ去ることがどんな意味を持つのか、そしてわざわざ手間をかけてまで準備する事に大きな疑問が残ります。

新たな犠牲者がでてしまう。今度の被害者は蛇のように舌を切られていた。
病院に保護された彼女は犯人も同じ舌だったと証言します。舌を二股に分ける「スプリットタン」は好んでその容姿に改造する人もいる。
チームはこの線から入れ墨師の男を確保し取り調べるが、この被害者たちのようなやり方は危険すぎて誰もしないと言う。

ルークは兄弟同然でいた相棒が下半身麻痺になり、ひとりリハビリする姿に心を痛めていました。自分に出来るのは何か力になれることはないかとずっと考え、あるプレゼントを
贈ります。

●このエピソードの格言
“痛みあれば言葉なし 痛みは全て同じ” トニ・モリスン(アメリカの作家、編集者)の名言

エピソード7のゲスト

コリー・レイノルズ

コリー・レイノルズ

ルークの元相棒フィル・ブルックス役。1974年バージニア州リッチモンド生まれ。舞台俳優として様々なショーに出演、ミュージカルの主演男優賞にノミネートされています。ドラマ「堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン」に出演後「クローザー」にキャスとされ注目されました。主な出演「CSI:マイアミ」「キャッスル」「NCIS:ロサンゼルス」「シカゴPD」など。



ドリス・モルガド

ドリス・モルガド

舌を蛇のように二股にし、瞳も獣のように整形したエキゾチックな女性デジグ・ティエレス役で登場。スペイン語と英語が堪能なバイリンガル。女優の仕事の合間に、動物保護センターで仕事をしている動物好き。「シカゴ・メッド」「コロニー」「ジェーン・ザ・ヴァージン」「NCIS」などにゲスト出演したほか、複数の受賞作で主演を務めている。


第8話「ネオンと銃弾」“Neon Terror”

 

新しい本の出版をしたロッシは、宣伝を兼ねテレビ出演をする。
因縁の相手である連続殺人犯「トミー・イエーツ」について書かれたものだった。
オフィスではチームがテレビの前に勢揃い、作家としてインタビューされるデビッド・ロッシに盛り上がります。

その時突然、話を遮るように緊急速報が入る。
マイアミで続いていた強盗殺人事件の3人目の被害者が出たのだ。
キャスターとロッシが現場映像を見る姿も放映され、同時にBAUに情報が入るが強盗殺人は1件だけだと知らされます。

犯人は連続殺人と思われないように細工した様だったが、銃弾が一致し同一犯と断定されたのだ。3人の被害者は何れも心臓を撃たれ即死、共通点は若い女性で長い黒髪であることが一目で解ります。BAUは早速マイアミへと出発する。

間もなく次の事件が起き、今度は黒髪の女性と一緒に居た男性までが射殺されてしまう。
男性が殺されるのは初めてで、事件の巻き添えになったとも考えられた。

地元警察に着いたエミリーとマットは事件写真を調べているとあることに気がつく。
全員の黒髪に同じ髪留めが付いていたが、それは被害者の持ち物ではなかった。

●このエピソードの格言
“スペクタクルとは イメージとなるまで蓄積された資本だ” ギー・ドゥボール(ランスの著述家、映画作家)の名言





第9話「ロズウェルでの対話」“False Flag”

 

突然のプロファイル発表のシーンから始まる。
BAUが発表をするその相手は、陰謀論者グループ「トゥルーサー」のメンバーたち。
今回の連続殺人事件の被害者はこのチームの一員で、犯人も関係者とみられていることから解決には彼らの協力が必要だったのだ。

JJが説明を続ける最中、メンバーのひとりが自分のポケットから銃を出し騒ぎ始めます。
男はダグと名乗り、自分の銃ではないし犯人ではないと叫ぶ。
そして「偽旗で俺を嵌めた」と言い残し自殺してしまう。偽旗とはやらせで罪をなすりつける事だが、BAUがそれを行ったに違いないと彼らは考えていた。

「トゥルーサー」のメンバーはそれぞれ弁護士をたてBAUの陰謀論を唱えていたが、メリッサという女性だけがポッドキャストで録音させるなら事情聴取をしてもいいと言いだす。彼女はポッドキャストでは陰謀論者として人気の人物だった。
当然エミリーは音声を編集されると反対するが、ロッシはむしろやるべきではないかと説得します。

今回はいつもとは違う趣向でストーリーが展開します。
タラが活躍するエピソードでもありますが、常に冷静沈着な彼女が感情むき出しになる場面も見られますよ。

●このエピソードの格言
“不可能なものを除いたものが あり得なく感じても真実だ” アーサー・コナン・ドイル(イギリスの作家、医師、政治活動家)の名言

第10話「水没」“Submerged”

 

カリフォルニアで新婚夫婦が殺害される。
妻は胸を撃たれ死亡、夫はブロックを縛り付けられ自宅プールの底に沈んでいた。
 
最近この地域ではプールでの殺人が何度も起きており、窃盗犯の仕業と思われていました。
確かにあまり価値のなさそうな物が持ち去られてはいたが、盗むだけなら住民が居ない時を狙う方が簡単だった。
BAUは窃盗自体が実はみせかけなのではと推測する。ブロックを付けてまで確実に殺人を犯す理由が隠されているように思えたのだった。
 
エミリーとマットが警察を訪れると、現地ではこのところ雨不足に悩まされ治安が悪くなっているという話を聞かされる。
渇水になりボートや釣り等の地域の産業が成り立たず、金に困り泥棒が増えるのだと言う。
水で苦しんでいる人達とプールで贅沢に水を使える人達・・この言葉はエミリーに何かを感じ取らせる。
 
そんな中、町の人工貯水池から白骨遺体があがる。
ここで溺れると底にある木々に引っかかり簡単には見つからないのだが、この渇水で水が干上がり何体もの古い遺体が見つかっていた。
そして遺体があがると殺人が起きるという関連性に、チームは気がつきます。

 

●このエピソードの格言
“悪の話をするな 若者の心に興味が芽生える” ラコタ族のことわざ

エピソード10のゲスト

ルー・ダイアモンド・フィリップス

ルー・ダイアモンド・フィリップス

クリフォード・メイソン保安官役。1962年フィリピン生まれのアメリカ人。両親のルーツから日本、中国、スペイン、アイルランド、インディアン等の血を受け継いだそう。実在ミュージシャンの伝記映画「ラ★バンバ」で彼を知る人は多いでしょう。オールバックがよく似合っていました。主な出演「ヤングガン」「戦火の勇気」「チェ(28歳の革命 / 39歳 別れの手紙)」など。


第11話「ある町の秘密」“Full-Tilt Boogie”

 

父親と子供だけの冒険を楽しもうと、車で出かける家族がいた。
母親のトリッシュはひとり留守番だったが、久しぶりに友人達と夜のバーで楽しむ。
しかし女だけの飲み会は男達には目立ったようで、リックという札付きに絡まれて警察官に送り届けて貰う羽目になる。
 
自宅に着きトリッシュが安心した直後だった、突然何者かに襲われてしまう。
彼女は瀕死の重傷を負ったものの、かろうじて生きて発見されます。
場所は国立公園、掘られた穴の中に体の半分が埋められた状態だった。
 
BAUが介入することになり、容疑者とみられたリックはあっけなく警察に連行されます。
レイプの前歴はあるが頭が悪く、警察署長の妻であることを知ると怯えて叫び出す始末。
チームはリックにはこんな犯行はできないと考えます。
 
病院には夫や子供たちも駆けつけるが、トリッシュはいまだ意識が戻らないままだった。
やがて検査の結果から流産の過去や何度も肋骨や腕を骨折していることが発覚、夫のDV疑惑が浮上します。彼は傲慢な雰囲気を持ち、トリッシュには異常なほど執着心をみせていた。
JJが夫に探りを入れてみると、何かを隠すような素振りをみせる。

 

●このエピソードの格言
“秘密は命を脅かす ゼリーの中の不幸の泡は膨らみ続ける” C. タウンゼント(イギリスの政治家、農業経営専門家)の名言

エピソード11のゲスト

ベン・ブロウダー

ベン・ブロウダー

スティーブ・ゲインズ警察署長役。1962年テネシー州メンフィス生まれ。「ファースケープ」のジョン・クライトン役(サターン賞 テレビ主演男優賞受賞)、「スターゲイト SG-1」のキャメロン・ミッチェル中佐役でよく知られ、テレビシリーズと映画作品にも同役で出演。奥様はイギリス女優フランチェスカ・ブラー、上記作品にも出演。主な出演「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」「S.W.A.T.」など。



マックス・アドラー

マックス・アドラー

ジミー・マッケンジー役。1986年ニューヨーク州クイーンズ生まれ。ドラマ「グリー」のデイブ・カロフスキー役でよく知られます。主な出演「コールドケース」「CSI:科学捜査班」「ビッグバンセオリー」「BONES」「フラッシュ」など。


第12話「セントラルパークの狼男」“Bad Moon on the Rise”

 

友人フィルの紹介で、リサという女性とデートしていたルーク。
そこへガルシアが「事件よ!」と現われます。
携帯の電源が切れていたので位置を調べてやって来たのでした。この仕事をする限りガルシアには隠し事も出来ず・・残された彼女はちょっと可愛そうですね。

  
事件はセントラルパークで発生。
ジョギングをしていた男性が喉と腹を裂かれて殺害、先月も同様の殺人事件が起きていた。2人とも大きな動物にでも噛まれたような傷あとが見られるが、動物園から逃げた動物は無かった。持て余し捨てられたペットが野生化したとも考えられ、BAUが捜査に入ります。
 
被害者同士は接点や共通点も全くなかったが、ガルシアは殺された日はどちらも満月の夜だった事に気がつき興味津々。
一笑に伏すタラだったが、リードは統計的に満月の日は事故や殺人などが多く起きており、何かが起こる可能性は高いと言います。
 
そして、またしてもセントラルパークで殺人が起きる。
「公園の切り裂き魔」とメディアは呼び名を付け、事件は大きく報道されていた。
目立ちたい犯人であれば注目に喜び、益々殺人はエスカレートいくだろう。

 

●このエピソードの格言
“月が間違って 地球に近づきすぎると 人はおかしくなる” ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家)の名言

エピソード12のゲスト

ダニエラ・アロンソ

ダニエラ・アロンソ

ルークの恋人 リサ・ダグラス役。今後のエピソードにも度々出演します。1978年ニューヨーク市生まれ。ペルー・日本・スペインの血を引くアメリカ人。ティーン雑誌のモデルから女優として活動をし、「LOW&ORDER」をはじめ多くのドラマ出演をするように。「ナイトシフト 真夜中の救命医」ではシーズン1のメインキャストに。主な出演「ダイナスティ」「リーサル・ウェポン」「レジデント型破りな天才研修医」など。


第13話「杖とヘビ」“Cure”

 

国家保安部のリンダ・バーンズ副部長からJJ宛にメールが届く。
極秘任務の件で面談するというが、以前同じ様に呼ばれるとチームを外されるという経験をしていた。不安に思うJJに、リードはエミリーが力になるはずと励まします。
しかし、これはBAUが大きな力に振りまわされていく始まりだった・・。
  

新たな事件はDC警察の協力依頼でした。
資産運用会社のオフィスで、殺害された男性を夜間清掃者が発見する。
そばにはアドバイザーをしていた女性が縛られていたが、怪我は無かった。
 
現場を訪れたリードとJJは、壁に被害者の血で書かれた杖と蛇の絵に注目します。
それはギリシャ神話にある医学のシンボルと言われるものだったが、リードは絵が被害者と何らかの関係があり、名刺代わりに現場に残したのだと推測します。
 
やがて警察に犯行声明と思われる電話が入る。その時犯人が「我々」と言った事で、BAUは凶暴なテロリストも視野に捜査を進めなければならなかった。
さらに遺体検証で、被害者の口の中からメッセージらしき文字が書かれた紙が発見される。まるでゾディアック事件で使われた様な解読不能の文字だった。
 

●このエピソードの格言
“誰かが償わねば 苦しむこともできない 不平には すでに復讐が宿る” フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者)の名言

エピソード13のゲスト

マーク・ダモン・エスピノーザ

マーク・ダモン・エスピノーザ

襲われる裁判官スコット・タベラス役。1960年テキサス州ボーモント生まれ。ヒスパニック系のアメリカ人俳優。多くのドラマ出演がありますが、「ビバリーヒルズ青春白書」のジェシー・バスケス役でよく知られます。主な出演「NCISネイビー犯罪捜査班」「メンタリスト」「キャッスル」「S.W.A.T.」映画「逃亡者」など。



キム・ローズ

キム・ローズ

国家保安部のリンダ・バーンズ副部長役。1969年オレゴン州 ポートランド生まれ。スピンオフ「クリミナル・マインド国際捜査班」も出演しています。最も知られるのは「スーパーナチュラル」のジョディ・ミルズ保安官役ですね。その他の出演「スイート・ライフ」「CSI:科学捜査班」など。







第14話「瘴気」“Miasma”

 

バーンズの部屋を訪ねたJJは、思いもよらない話を聞かされる。
エミリーが内部調査の対象になり明日から休職するというのだ。
つい今まで一緒に居て、そんな話は何も出なかった・・JJは言い知れぬ不安を感じます。
  
そんな中ニューオーリンズで事件が起きる。
公共の墓地が荒らされているのがみつかり、中から大量の他殺体が出てきたのだ。
犯人は墓地の蓋をこじ開けており、墓石にはブードゥー教の印が書かれている。
しかも発見された遺体は血を抜かれた状態で、儀式的な行為とも思われた。
 
直ぐさま現地に向かうBAUだが、エミリーはバーンズとの面談の為に残る事を告げ、この時点でJJがチームリーダーとなる。
機内では全員がこの話題になり、バーンズが醸し出す嫌な空気を感じます。
すでにマットは国際捜査班の時に、同じような体験をしているので尚更だった。

 
現地警察の説明によると被害者は5人、ホームレスや行方不明者で性別や人種もそれぞれ違っているという。別の場所で一人ずつ拉致し、殺してから血を抜いたとすれば、それなりの車や隠れ家が存在するはずだった。
リードはガルシアの手を借り、地理的プロファイルを進めていきます。

 

●このエピソードの格言
“私の傷は地形であり 停泊する寄港地である” パット・コンロイ(アメリカの作家)の名言

エピソード14のゲスト

モー・アーヴィン

モー・アーヴィン

警察署長 トーマス・ウィーラー役。南カリフォルニア州リバーサイド生まれ。俳優・監督。パンアフリカ映画祭で最優秀短編映画にノミネートされた、「STANFORD & SON」の脚本・監督を務めました。2000年に映画デビュー、その後ドラマ「グレイズ・アナトミー」にタイラー・クリスチャン役でキャスティングされ、知られるように。主な出演「CSI: NY」「NCIS:ロサンゼルス」「シカゴ・ファイア」など。


第15話「シェアハウスの殺人」“Annihilator”

 

セントルイスで、シェアハウスに住む4人の若者が殺される。
現場写真は強盗から殺人にエスカレートしたかの様に見えます。
事件を読み取ろうとチームが話し合っていると、突然バーンズがやって来る。
今後はこの事件の様に注目を集め、簡単に解決出来る事件だけを扱っていくと宣言し現場にまで同行しようとします。
 
リードはエミリーを無能呼ばわりするバーンズに耐えられず、現場に行くことを拒否。
とっさにロッシがかばいますが、バーンズはお構いなしだった。
チームは仕事と割り切り、現場に向かいます。
 
被害者は20代の4人の男女で、一軒家をシェアして住んでいた。
彼らは犯罪の過去は無く事件に巻き込まれる事などない様な暮らしだった。
ガルシアの調べで住人はもう3人いたことが判明、1人だけが所在が掴めていないと解るとバーンズは第一容疑者と決めつける。
 
リーダーであるJJを全く無視し、高圧的な態度をとっていくバーンズ。
思惑通りにBAUを動かそうとあらゆる手を使い、メンバーに異動や解雇を言い渡します。
もうここまで来ると、やり手の上司と言うよりもただの横暴な人間!
チームはどう立ち向かって行くのか・・。

 

●このエピソードの格言
“家族のケンカは苦しい 痛みや傷とは違い 癒す材料のない 皮膚の裂け目のようだ” F・スコット・フィッツジェラルド(アメリカの小説家)の名言

第16話「最後の抵抗」“Last Gasp”

 

新しいBAUはルークとマットそして条件付きリーダーになったJJ、ガルシアの代わりに配属されたネットで構成されていた。
皆はネットが全く頼りにならない事と、バーンズの相変わらずの態度にイライラを募らせています。
 
エミリーは内部調査班に異動させられ、やりがいを感じない日を送っている。
移動先の同僚には、バーンズを怒らせBAUの地位から転落させられたと嫌みを言われる始末。
 
一方サイバー犯罪課に移されたガルシアは、自分らしくない毎日にストレスは限界。
タラも「モルダー&スカリー」のようなカップル(笑)のカウンセリングにうんざりで、エミリーは何か手を打つ方法がないかと真剣に考え始めます。
 
ある日ネットに女性の死体や監禁画像をみつけたガルシア、犯罪だと直感し上司に伝えるが取り合ってもらえない。
この話を聞いたJJがバーンズに掛け合うが、フェイク画像だとあしらわれてしまう。

  
そしてついにJJはエミリーと共に立ち上がる!
バラバラだったメンバーが一堂に会し、覚悟を持ってこの事件に取りかかろうと捜査を始めていきます。
やがてあきらかになってくる事件、しかも始まりと思われる殺人は過去バーンズが担当していたと解る。

 

●このエピソードの格言
“死は美の母 ゆえに死によってのみ 夢と欲望は実現する” ウォーレン・スティーブンス(アメリカの舞台俳優)の名言

第17話「殺人ピエロ」“The Capilanos”

 

バーンズがBAUから去った。
元の位置に戻ったメンバーは、これまで以上に強い仲間意識で事件に立ち向かおうと心に誓います。

  
新たな事件は、オクラホマ州で発生した。
コロラドで起きた殺人事件の犯人が、州をまたぎ事件を起こしたのだ。
ハイウエイ絡みの犯罪とも考えられ、捜査が始まる。
 
被害者はどちらも真面目な成人男性で、自宅で撲殺されていた。
金品を盗まれている事から強盗目的とも思われるが、何故か被害者は死んだ後に口の端を切られています。その一部始終を7歳の息子ディランが見ており、犯人は「ピエロ」だと訴える。
 
現地警察は、口の端を切る犯人の行動からコロラドの事件に行き着いていた。
更にガルシアが調べると関連するかの様な事件が数件見つかり、どの被害者宅のドアにも「ニコニコマーク」が掘られていた。
エミリーは、その署名的行動がドアから口に変わったのではと考えます。
 
ほどなくして、次の殺人が起きてしまう。
今度も子供は無事に残されていたが、両親はふたりともが殺されてしまった。
逃げる犯人を近隣住人がみており、犯人はピエロの格好で車にはもう1人の誰かが乗っていたと解る。

 

●このエピソードの格言
“仮面は驚くほど逆説的だ 実体を隠しながら 動見られたいかを見せる” ジョアンナ・スコット(作家)の名言

第18話「愛のダンス」“The Dance of Love”

 

突然、有給休暇を取りたいとエミリーの部屋にやって来たロッシ。
休みを取るのは珍しく、その場に居たガルシアと一緒に驚きます。
 
3番目の妻クリスタルが、娘の結婚でワシントンDCに来るので久しぶりに会うという。
彼女は昔ラスベガスでロッシと出会い、酔った勢いでドライブスルー型の結婚式を挙げるが酔いが冷め離婚していた。36時間の結婚生活、BAUでは伝説の人(笑)でした。
 
快くエミリーがOKし、残ったメンバーで事件に取りかかる。
シカゴで続けて発生した殺人事件、2人の被害者女性は自宅で刺され倒れていた所を発見されている。しかし押し入られた様子や、争った形跡も無く顔見知りの犯行とも言えます。
どちらも赤いバラの花をくわえていたが、恋愛的な意味を示すものなのか。
 
被害者の女性は、ひとりは夫と暮らす40代の学校教師、もうひとりの女性は20代独身で、ドラッグや男は好き放題だったと解る。真逆に見える2人だったが、カウンセリングを受ける程の心の問題を抱えている共通点があった。

  
一方ロッシはクリスタルに会い、心を弾ませていました。
BAUを案内しようと、娘や婚約者まで連れて来るのですが・・・。

 

●このエピソードの格言
“すべてを求めるのは 危険なほど 何も求めないからだ” シルヴィア・プラス(アメリカの詩人、小説家)の名言

第19話「オフィス籠城」“Ex Parte”

 

セキュリティーの点検と偽り、2人の男があるオフィスビルに入り込む。
事前にIDや作業服などは盗んでおり、もうひとりの仲間はオフィス内でお客を装い待機していた。銃で脅した3人の男達は、人質を取り計画的に目的を果たそうとしていた。
 
すぐさま長官からの命令がエミリーに届く。
現場はアメリカ弁護協会のオフィス、マットの妻クリスティの働く職場だった。
心穏やかにいられないマットだが、被害者の夫という事実で現場に行く許可を貰えない。
エミリーは機転を利かし、マットにBAU内でプロファイルをするように指示します。
 
その頃犯人達は人質の通信機器を回収していた。
携帯、ノートパソコン、時計も一つ残らず集めいったい何をしようとするのか。
ひとりの社員が携帯を隠すと、リーダー格の男は怒りだし気を失うほど殴りつけます。
気が短く幼稚な性格から、何をしでかすか解らなかった。
 
犯人はビル全体をハッキングして、全てをシャットアウトしていた為コミュニケーションを取るにも連絡の手段がない。人質解放の交渉を担ったJJとタラは、ガルシアに応援を頼みます。
やがて1人の人質女性が撃ち殺される。

 

●このエピソードの格言
“暴力が生むのは停滞だ” ジョゼフ・コンラッド(イギリスの小説家)の名言





第20話「死のバイキング」“All You Can Eat”

 

サンフランシスコに行く決心をしたガルシア。
サン・クエンティン州立刑務所で、服役者ジェシーの仮釈放審査に出席する為だった。
 
ジェシーは飲酒運転の加害者で、犠牲になったのはガルシアの両親でした。
25年の実刑を言い渡され既に20年の月日が経つが、ガルシアは一度も被害者側の意見陳述には出席していません。過去の苦しみに向き合うには勇気が必要でした。

  
今回の事件は、疾病予防管理センターからの協力要請だった。
バージニア州で、原因不明の突発性出血による死亡者が続けて発見される。
昨夜は40代男性が全身の血液の半分も失って死亡、更に24時間前には銀行員の女性が同じ大量出血で亡くなっていた。
 
チームはエボラなどのウイルスや化学物質を疑います。
テロ犯罪も考えられるなか、男性被害者の仕事が国防情報局の分析官だった事が判明する。それは大きな問題へと発展する可能性があった。

  
久しぶりに帰ったガルシアは、両親の命日になるとお墓に花が添えられている事を知る。
ジェシーだと気づき面会に。ガルシアは「あなたを許さない」といいながらも、ジェシーの深く反省する姿に心は大きく揺らいでいく。

 

●このエピソードの格言
“怒りを続けるのは 毒を飲み 人の死を望むようなもの” 出店不明

第21話「消えない音」“Mixed Signals”

 

ニューメキシコ州中北部にあるタオスで、女性医師が勤務先で殺害される。
遺体の左側頭部にドリルで穴が開けられるという残酷な手口。
先週にも同じ手口で高校教師が殺害されており、連続殺人事件となった。
 
昨年フロリダでは、ケミカルロボトミーを施す事件も起きている。
昔から古い思い込みで、このような残酷な施術をする行為は繰り返されていた。
 
BAUは現地に向かう機内で、更なる殺人が起きたことを知らされます。
被害者は作業員の男性で、手口は全く同じだった。犯人の目的はいったい何か?
 
遺体検証に立ち会うJJとマットは、被害者は生きたままドリルを刺されていたと聞く。
聴覚を司る部分に高速ドリルで穴を開け、脳幹を切断したことが死因だという。
しかも被害者たち全員に、位置も角度も測ったように同じ穴が開けられているのが見て取れる。JJは犯人が異常なこだわりを持つ人物と考えます。
 
次の犯行は図書館の駐車場で起きた。
図書館で働く女性が帰宅するときに襲われたのだが、無事に保護されます。
犯人は彼女の耳にドリルを向けたが、手話で助けを求めたのを見て犯行を止める。
彼女は聴覚障害でした。
 

●このエピソードの格言
“信念は真実の敵 嘘よりも危険である” フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者)の名言

第22話「信じる者たち」“Believer”

 

ある日リードに匿名のメールが届く。
メッセージにはどこかの倉庫の住所と、1年前退職していたオーウエン・クインのFBIバッジが添付されていた。リードとエミリーはSWATと共に倉庫に侵入、拷問で瀕死の状態だったオーウエンを保護します。
 
以前彼は、凶悪犯犯罪データベース担当の捜査官だった。
当時、隠れたシリアルキラー「絞殺魔」がいると訴え捜査をしていたが、被害者は女性ただひとりだけ。首を絞められ舌骨を抜かれる特徴的な手口だが、シリアルキラーとは判断されず、納得しない彼は退職していた。
 
安全に保護されながらも、怯えるオーウエンは「絞殺魔」を捕まえたかとリードを責めます。独自の捜査を続け危険な目にあっていたと考えるリードは、これまでの実情を知ろうと話を聞き出します。
 
オーウエンは1人の男に目を付け張り込みをしていた。
その時ひとりの女に声を掛けられ、油断し薬を盛られてしまう。
目を覚ますと監禁場所はどこかの家、息子もいる普通の家庭で拷問は始まったのだ・・。

  
最近見なかったリードが活躍します。
謎だらけのこの事件は、次のシーズン幕開けと共に全てが明らかにされる!

 

●このエピソードの格言
“人が命を懸けたものが 真実とは限らない” オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人)の名言

エピソード22のゲスト

カレン・デヴィッド

カレン・デヴィッド

メアリー・メドウズ役。カレン・デイヴィッドは、女優、シンガーソングライターというマルチな才能を持ち、映画、テレビ、舞台、レコーディングのキャリアにおいて活躍している。中国とカシのハーフの母とインド人の父を持ち、ヒマラヤ山脈のふもと、インドのシロンで生まれ、トロントで育つ。主な出演作は『スコーピオン・キング』、『バットマン ビギンズ』、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』など。







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