クリミナル・マインド シーズン5のあらすじや格言とゲスト

クリミナル・マインド シーズン5のあらすじや格言とゲスト
https://criminalminds.fandom.com/wiki/Season_Five|Fandomより引用、画像加工あり

“クリミナル・マインド FBI行動分析課” キャストはこちら

クリミナル・マインド FBI行動分析課 シーズン5のあらすじと見どころ


クリミナル・マインド シーズン5に入って、やはりそうなるか・・・と言わざるを得ないクリフハンガーに。

シーズン4の最終回終盤で、事件を解決したホッチが家に帰ると様子がおかしい。そこには誰かが侵入している気配が。

クリミナル・マインド-シーズン5 ホッチナーとリーパー

引用元:大好き海外ドラマ&恋して外国映画

そして銃声が鳴り響き、ジ・エンド・・・・・

この続きとなるのがシーズン5の冒頭ですね。

そこにはホッチが探していたリーパーがいるではありませんか。

「探さなければ殺さない」というリーパーの申し出を断った結果が、シーズン5で明らかになりますよ。このシーズンは見逃せないストーリーですので、是非視聴していただくことをおすすめします。

ホッチはこの後のストーリーでかなりの苦難を強いられることになります。そのためモーガンにリーダーの座を譲るべく、大変な仕事を任せることになりますが、そんなことはつゆ知らずのモーガンは、戸惑いを隠せません。

クリミナル・マインド-シーズン5 モーガン

引用元:好きな俳優、今日の一枚

果たしてモーガンはどう対処するのでしょう。

シーズン5での一番の見どころが、スピン・オフ「Minds 2.0」とのクロスオーバー作品である第18話「2つのBAU」”The Fight”ですね。

このエピソードは、『Minds 2.0』のバックドア・パイロットとして制作されているということ。

主要人物の1人に、1988年のクリント・イーストウッド監督作品『バード』で、ジャズサックス奏者チャーリー・パーカー役を演じてカンヌ国際映画祭男優賞を、2006年の『ラストキング・オブ・スコットランド』では、ウガンダの独裁者イディ・アミンを演じて、アカデミー賞主演男優賞やゴールデングローブ賞主演男優賞他、各映画賞を総なめにしたフォレスト・ウィテカーさんが出演するというプレミアムエピソードになっています。

クリミナル・マインド-シーズン5 フォレスト・ウィテカー

引用元:IMDb|The Fight (2010)
Forest Whitaker and Thomas Gibson in Criminal Minds (2005)

更に、最終エピソードの第23話「暗闇の殺人鬼」は、シーズン6へと繋がる、こちらもクリフハンガーとなっています。ここで登場するのが、実に気味の悪い殺人鬼。しかしその殺人鬼にも幼少期のトラウマがあったのです。

クリミナル・マインド-シーズン5 ティム・カリー

引用元:IMDb|Our Darkest Hour (2010)
Tim Curry in Criminal Minds (2005)

この殺人鬼に起用されたのが、不気味な役を得意とするティム・カリーさんです。個人的には好きな俳優さんですが、目をそむけたくなるほどリアルな演技に注目されるところです。

それでは、シーズン5 第1話から第23話までの簡単なあらすじを紹介していきます。

第1話「死神の再来」”Nameless, Faceless”

 

早朝から集合を掛けられたBAU、ホッチと連絡がつかないままヴァージニア州で起きた連続殺人事件の捜査に入ります。被害者はヒスパニックの男性で現場には「LC」の文字。実は数日前にバートンという救命医に脅迫状が届いており、そこには「おまえの息子を殺す、隠したりすると代わりに誰かを殺していく」という内容と「LC」の文字が書かれていました。

BAUがバートンに事情を聞いている間に、かくまわれていた息子がこっそり学校に行ってしまう。危険を感じたチームは息子の学校の警備と、バートンの患者リストを調べる二手に分かれて行動を始めます。エミリーはいまだに連絡がないホッチが気になり自宅を訪ねることに。しかし部屋には銃弾の痕と大きな血だまりがありホッチがいません!

  
シーズン4の最終回で、ホッチはあのシリアルキラーリーパーに襲われました。

そして妻子の情報まで知られてしまいます。

新しいシーズンは、リーパー再来という最悪の幕開けに・・。

●このエピソードの格言
“弱い人間は決断前に疑い 強気人間は決断後に疑う”K・クラウス(作家)の名言

エピソード1のゲスト

クリストファー・カズンズ

クリストファー・カズンズ

息子が狙われるバートン教授役で出演しています。ニューヨーク州ニューヨーク市出身の俳優さんで、主にテレビドラマのゲストとして出演することが多く、『犯罪捜査官ネイビーファイル』や『スターゲイト SG-1』、『スーパー・ナチュラル』などで知られています。また、日本のホラー作品のリメイク映画『呪怨 パンデミック』にも出演しています。


第2話「閉ざされた記憶」”Haunted”

 

ケンタッキー州の薬局で、男が突然店内にいた客や店員を殺害、逃亡します。犯人はダリン・コールという男で、いつもこの薬局を利用しており今回の事件の理由が解りませんでした。BAUは依頼を受けすぐに現地に向かいます。

1ヶ月で仕事に復帰したホッチナーは、チームの心配をよそに現場捜査にはいります。しかしシリアルキラーの影は常にまとわり付き、家族は見知らぬ場所へかくまわれ会うことは不可能、精神的に追い込まれたホッチは以前の冷静な彼とは違っていました。

防犯カメラの分析によると、コールは薬を貰えなかった事で暴れだし、止めに入った人たちを突発的に襲ったのが解ります。精神科の薬だった為、次は主治医に会いに行くと予測しホッチ達が向かいます。

  
苦しみながら前に進もうとするホッチ、気持ちが伝わってきたエピソードでした。

マシュー・グレイ・ギュブラー 怪我

引用:http://matthew-fan.biz/category2/entry8.html

そして前回撃たれてしまったリードはまだ松葉杖だったけど、現実にプライベートでもダンスをしていた時に怪我をしていたみたい。リアルな松葉杖だったということですね。気をつけてね。

●このエピソードの格言
“部屋や家ではなく 人が取りつかれることがある 脳には現実を超える廊下がある”エミリー・ディキンソン(詩人)の名言

エピソード2のゲスト

ショーン・パトリック・フラナリー

ショーン・パトリック・フラナリー

精神疾患のダリン・コール役を熱演しました。ショーン・パトリック・フラナリーと言えば、『ウォーキング・デッド』のノーマン・リーダスと共演した人気映画『処刑人』のコナー・マクマナス役で有名ですね。ルイジアナ州レイクチャールズ出身の俳優さんで、『パウダー』や『ボディ・ショット』などでもお馴染みです。ドラマでは、『インディ・ジョーンズ 若き日の大冒険』でインディ・ジョーンズ役、『ザ・ヤング・アンド・ザ・レストレス』でのサム・ギブソン役が有名です。


第3話「仕置き人」”Reckoner”

 

ロッシの故郷ロングアイランドで、1組の夫婦が襲われます。夫のベンは銃で殺害され両手首を切り落とされ、妻のヘザーは連れ去られていました。BAUに協力依頼が入りますが、ロッシは過去の場所には戻りたくなさそうでしぶしぶチームに同行します。

被害者は特殊な銃で殺されていたが、その後同じ手口で殺され性器を切り取られた遺体や、飢えさせ拷問された遺体も発見されます。行方不明だったヘザーが無事に発見されました。しかし何故彼女だけが殺されなかったのか?

被害者達の共通点や生活状況からプロファイルが進む一方で、この手口はプロの殺し屋ではないかと読んだロッシは、その筋に詳しい知人に会いに行くと一人で出かけてしまいます。相手はロッシの古い友人で、過去の事情も知っている男でした。
  

冒頭で息子の様子をビデオで眺めるホッチ、直接誕生日を祝えないのは寂しそうですね。

●このエピソードの格言
“武器なき正義は無力であり 正義なき武力は暴虐である”ブレーズ・パスカル(哲学者)の名言

エピソード3のゲスト

ウィリアム・サドラー

ウィリアム・サドラー

ウィリアム・サドラーのバイオグラフィーはこちら




第4話「破壊者の群れ」”Hopeless”

 

ワシントンDCの高級住宅街に住む二組の夫婦がホームパーティー中に襲われます。犯人達は暴力の限りを尽くし、遺体は直視出来ない状況でした。BAUが現場捜査に入りますが、ホッチたちも言葉を失うほど・・。

すぐに新たな犯行が起こります。人目の触れるレストランの駐車場で若い女性とボーイフレンドらしき男性が遺体で発見されます。顔すら認識できない遺体は犯人の行動のエスカレートを示していました。もはや殺して止めるしかないと現地の刑事がつぶやきます。

この地域は最近富裕層が増えて、昔からの住民との対立等から破壊行為が多くみられるようなってその行動は激しくなるばかりでした。プロファイルを急ぐなか、ガルシアがSNSに暴動呼びかけの書き込みを発見します。
  
一方でモーガンは、最初の被害者の姉タマラを不憫に思いながら事ある毎に相談に乗っていました。それはほんの少し過剰に映り、様子を見ていたガルシアにやんわり忠告されます。

●このエピソードの格言
“暴力は希望を生まない 絶望を一時慰めるだけだ”キングマン・ブルースター(教育者、イェール大学の学長、外交官)の名言

エピソード4のゲスト

サリー・リチャードソン

サリー・リチャードソン

被害者の姉タマラ・バーンズ役で出演。モーガンといい雰囲気に・・・彼女はイリノイ州シカゴ出身の女優、声優、テレビ監督さんで、『ユーリカ 〜事件です!カーター保安官〜』では準主役のアリソン・ブレイク役を務めながら、2エピソードの監督もやりました。他にも『アメリカン・ゴッズ』や『オルタード・カーボン』などの作品も監督として手掛けています。『プリズン・ブレイク』でベリック刑務官役で知られています。

ウェイド・ウィリアムズ

ウェイド・ウィリアムズ

アンドリュース刑事役で出演。良い刑事役をやったり極悪な刑事役もやったりと、様々な人格の刑事役が多い俳優さん。オクラホマ州タルサ出身の俳優さんで、若い頃から俳優を目指していましたが、家族の反対もあり医学部を専攻していたということ。しかし修士号を取得する前にラトガーズ・ニュージャージー州立大学で演劇の修士号を取得し、俳優の道に入りました。『プリズン・ブレイク』ではベリック刑務官役でお馴染みですね。


第5話「墓場のゆりかご」”Cradle to Grave”

 

ストラウスがいつもの小難しい顔でホッチナーの部屋にやってきます。階下ではJJが何事?って思いながら知らぬふりで書類を配っていました。翌日なぜかモーガンがホッチのメール攻撃にあいますが、全く状況が理解できないままBAUはニューメキシコ州の現場へ飛ぶ事に。

そこでは長く行方不明だった女性クリスティンの遺体が、道端に捨てられた状態で発見されます。似た事件がこの5年で3件続いており、死因は窒息によるもので手足には拘束された痕が。全員が誘拐時まだ10代であったことやブロンドの髪に青い目をしていることが共通していました。

検死結果によると、クリスティンは流産と出産を繰り返していた事実が明らかに。当初性的サディストの犯行とされていたが、ドラッグの中毒だった被害者が誘拐後に健康的な体になっていることから、犯人の目的は少女達に子供を生ませ出産した子供を人身売買することだったのではと見直されます。

●このエピソードの格言
“人間性を知ることは 回転木馬に乗る子供が 毎週 親に手を振り 親が振り返す理由を知ることだ”ウィリアム・デビッド・タンメウス(ジャーナリスト)の名言

エピソード5のゲスト

メイ・ホイットマン

メイ・ホイットマン

誘拐されたドラッグ中毒のジュリー役で出演しています。カリフォルニア州ロサンゼルス出身の女優・声優さんで、代表的な作品は『ティンカー・ベル』シリーズのティンカーベルの声。4歳の時にメグ・ライアン主演の映画『男が女を愛する時』で、メグ演じるアリス・グリーンの娘役でデビュー。『素晴らしき日』ではジョージ・クルーニー演じるジャック・テイラーの娘役を、『微笑みをもう一度』ではサンドラ・ブロック演じるビルディー・プルイットの娘役と、立て続けに大スターの子役に抜擢されています。イギリスの電話時報サービスに彼女の声が採用されています。

ハリー・ハーシュ

ハリー・ハーシュ

同じく誘拐されて子供を出産するキャロル役で出演。彼女は『ER緊急救命室』の主役であるグリーン先生の1人娘レイチェル役で覚えている方が多いと思います。ネブラスカ州オマハ出身の女優さんです。犯罪ドラマ『ロー&オーダー』のシーズン10エピソード2のマリー・ベルを基にした「Killerz」に、ソシオパスの幼い殺人者として出演し衝撃をもたらしました。




第6話「その眼は見ていた」”The Eyes Have It”

 

ホッチナーが降格しモーガンがチームリーダーを任されることに。ストラウスは大いに期待しての事だろうが何かと連絡を入れモーガンを困らせます。皆も複雑な気持ちのまま新しい事件の現場へ向かいます。

ここオクラホマシティでは、両目をえぐり取られ殺害される事件が連続していました。最初の被害者の老人からは荒々しく抜き取られ、次の少女2人は手術でもしたように綺麗に摘出されています。臓器を奪う猟奇的殺人なのか?

しかしこの犯行は秩序だっており被害者を選んで狙っていることから精神障害者でもないと推測出来ます。犯人を絞る要因がないまま、モーガンの気持ちは焦り捜査も進展しません。そうこうするうちに次の事件が起こりました。被害者はカップルで、遺体の状況は前回までとは違っていました。

  
直視できないほど後味悪いシーンが多く、時折見られるガルシアの笑える台詞に助けられました。ところで、モーガンはまだ例の(第4話)タマラと会っていたんですね。

●このエピソードの格言
“右目が罪を犯させるなら 抜き出して捨てなさい”マタイの福音書 第5章29節

エピソード6のゲスト

ジェームズ・マイケル・マッコーリー

ジェームズ・マイケル・マッコーリー

オクラホマ警察署フィル・ブラントリー刑事役で出演。ニューメキシコ州 ロズウェル出身の俳優さんです。様々なドラマや映画に脇役として務めています。映画では1996年の『陪審員』や2007年の『アイ・アム・レジェンド』など。ドラマでは『アウトサイダー』や『Law & Order』など、目立った役柄ではありませんが、脇を固める役者として欠かせない存在です。


第7話「都会のヴァンパイア」”The Performer”

 

ロスアンゼルスで女性ばかり狙った3件の殺人事件が発生。どの遺体の首にも2つの穴が開いており、そこから血を吸ったかのように唾液が付着していました。そして3人目の被害者の腕には血で書かれた「The liar」の文字が。

事件はどんな意味を持っているのか、そして大量の血液を失っているのは吸血鬼の仕業?リーダーとなったモーガンは、犯行がエスカレートする前にと捜査を急がせます。リードの見解では、犯人は人の血に興味を持っていて吸血行為によって性的欲求を満たし、そして自分自身をも傷つける行為、リストカット等を繰り返している人物。早速チームはプロファイルを発表します。

被害者の部屋の捜索で、壁に貼られたミュージシャン、ダンテのポスターをみつけます。ダンテは見るからにヴァンパイアの姿で活動しており、新しいアルバムのタイトルは「The liar」だった。

容疑者として拘束されたダンテでしたが、プロファイルには全く当てはまらなくチームは混乱します。そして遺体の検死結果では、首についた唾液は女性のものと判明します。

●このエピソードの格言
“超自然界の邪悪な存在で 吸血鬼ほど恐ろしいものはない 最悪の悪魔である”モンタギュー・サマーズ(著作家)の名言

エピソード7のゲスト

ギャヴィン・ロスデイル

ギャヴィン・ロスデイル

ヴァンパイア風のミュージシャン、ダンテ役で出演しています。彼はロックバンド「ブッシュ」のボーカルとして知られています。若い頃、姉の彼氏にベースを教わって以来音楽にのめり込み、通っていたウェストミンスター・スクールを退学してバンド活動を始めます。キアヌ・リーブス主演の映画『コンスタンティン』に出演。

イアン・アンソニー・デイル

イアン・アンソニー・デイル

FBIロサンゼルス支局のオーウェン・キム捜査官役で出演。2010年から放送されたドラマ『THE EVENT/イベント』でメインキャストを務め、『HAWAII FIVE-0』のシーズン8からアダム役でレギュラー出演していました。


第8話「蘇ったキツネ」”Outfoxed”

 

ヴァージニア州ハンプトンで一家殺人事件が発生、BAUの捜査が入ります。母親と2人の息子は銃殺そして長女はプールで溺死しており、その後浅く掘った土に埋められた状態で発見されます。父親は軍人でイラクに居たため無事でした。実はこの事件と同じ手口の犯行が以前にも起きており、やはり母親と子供たちが殺され父親は軍人と全く同じ状況です。

ガルシアの情報から、事件の犯人からと思われる手紙がある囚人宛に届いた事が解ります。それは「私のやった事を見て欲しい」とのメッセージで、崇拝者と記名がされていました。手紙の受取人は一家連続殺人事件のシリアルキラー、通称「キツネ」。彼は戦利品として被害者の結婚指輪を隠していたが、事件解決の時ホッチが8個の指輪を発見している因縁有る犯人でした。

ホッチとエミリーは犯行現場の写真を持ち、情報を得るため面会に向かいます。

その後、ホッチは思いもよらない言葉をキツネから聞くことになる。

●このエピソードの格言
“人は他人の才覚を認めるのを嫌う その他人が敵でない限り”アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)の名言

エピソード8のゲスト

ニール・ジョーンズ

ニール・ジョーンズ

連続殺人犯の「キツネ」カール・アーノルド役で出演。カンザス州 ウィチタ出身の俳優さんで、1987年の映画『ダーティ・ダンシング』のビリー・コステツキ役でデビュー。アル・パチーノとキアヌ・リーブス主演の映画『ディアボロス』やデミ・ムーア主演の『G・I・ジェーン』などで脇役を演じました。本作ではシーズン1の第7話「一家惨殺事件」で同じ役で出演しています。




第9話「死神との決着」”100″

 

ストラウスがBAUメンバーからの聞き取り調査を始めました。まるでホッチナーを陥れる様な口調は、メンバー全員をイラつかせそして絶望の記憶を呼び戻させます。

前回「キツネ」の崇拝者として「リーパー」の存在を再確認したホッチは、あらゆる情報から潜伏先を探していたが有力な手がかりは掴めないまま。

そんな時JJが気づきます。もしも飲んでいる薬を代替品で薬局から貰っていればそこから居場所を辿れるのではないか?
「リーパー」ことジョージ・フォイエットは自らの体も切り刻み被害者を装って事件を攪乱させた男、その傷により薬は必要不可欠。偽名を使っていることを前提にリードがアナグラムで推測し、ガルシアがアパートを割り出します。既にもぬけの殻だったが、残されたPCにはジャックとヘイリーを保護する連邦保安官サムの写真が・・。

  
原題が「100」。クリミナルマインド100話目の記念すべきエピソードです。

終始冷静では見られない内容は、きっと誰もの記憶に残るでしょう。

●このエピソードの格言
“怪物と闘う者は 怪物にならない備えが必要だ 深淵をのぞく時 深淵もまた お前をのぞき返す”フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)の名言

エピソード9のゲスト

C・トーマス・ハウエル

C・トーマス・ハウエル

D・B・スウィーニー

D・B・スウィーニー

ヘイリーとジャックを警護するFBI捜査官役で出演。ニューヨーク州 ショアハム出身の俳優さんで、1997年のカーアクション映画『ノーマンズ・ランド』でチャーリー・シーンと共演し、『友よ、風に抱かれて』や『メンフィス・ベル』などの戦争映画で一躍有名になります。『ダイナソー』、『ブラザー・ベア』などで声優としても活躍しています。


第10話「恋愛シミュレーター」”The Slave of Duty”

 

ヘイリーの葬儀の日、親しい仲間や家族が揃い悲しみを分かち合っています。ホッチが弔辞を読む間、横に立つジャックはとても立派でした。弔問客の振る舞いの席で、ホッチが復帰するのか心配しているメンバーに事件の一報が。このタイミングに渋る皆でしたが、モーガンはリーダーらしく席を立ちます。

現場はナッシュビルの高級住宅街。2週間に2人のエリート女性が殺害されています。犯人は顔を合わさずに留守宅に侵入している事から、時間をかけ被害者をストーカーしていたようでした。現場には薔薇の花びらがまかれ、夕食をとりワインを飲んだ形跡がありまるで恋人同士が過ごした部屋のよう。

被害者はブルネットの髪を持つ共通点があるものの、どこで知り合ったかが特定できません。その間に3件目の被害者が、今度は男性の遺体もあり女性は前回まで見られなかった程痛めつけられていました。

  
前回に続き涙なしで見れないお話でしたが、事件解決後にエミリーが犯人に言い放った台詞は胸をスッとしてくれます。

●このエピソードの格言
“愛すべきは我が家 体は去っても心はとどまる”オリバー・ウェンデル・ホームズ(元アメリカ連邦最高裁判所判事)の名言

エピソード10のゲスト

カリー・ペイトン

カリー・ペイトン

事件が起きたテネシー州のカミンスキー刑事として出演。彼はジョージア州 オーガスタ出身の俳優さんです。最近では『ウォーキング・デッド』のエゼキエル王として有名ですね。本作に出演したころはだいぶ若かったせいか、エゼキエルの雰囲気は微塵も感じません。主にアニメやゲームの声優として活動しているようです。





第11話「復讐の逃避行」”Retaliation”

 

ホッチが復帰した早々に事件が起こりました。ニューヨーク州ロックポートでジャンキーの女が殺され、少女が誘拐されています。犯人の男は銀行強盗で11年服役し出所したばかり、しかも少女は自分の娘だった。

BAUの捜査で、無事に娘は保護され男も逮捕。エミリーと現地の刑事が護送しますが突然トラックに追突され崖から転落してしまいます。犯人は刑事を殺しまんまと逃走、トラックの運転手はパートナーだったのだ。瀕死の状態でトラックに発砲したエミリーも病院に運ばれます。

事件解決と安堵していたホッチ達に緊張感が走ります。一匹狼だった犯人にパートナーが存在したことに驚き、身元を探りますが全く情報が出ません。しかも逃亡せずに犯人がこの地にとどまる理由が何なのか、ホッチたちはプロファイルを見直します。

エミリーがモーガンの助けを借りて、事故当時の記憶を呼び起こそうとします。

頭を打ち朦朧とする中で、パートナーの顔を思い出した途端叫びます。

「彼はあのとき犯人から私を助けてくれた!」

●このエピソードの格言
“恩より恨みの方が返しやすい 感謝は重荷で 復讐は喜びだからだ”タキトゥス(帝政期ローマの政治家)の名言

エピソード11のゲスト

リー・ターゲセン

リー・ターゲセン

逃避行を続ける犯人のデール・シュレーダー役として出演。コネチカット州 エセックス アイボリトン出身の俳優さんで、刑務所内のヒューマンドラマ『OZ/オズ』にトバイアス・ビーチャー役でオリジナルキャストとして務めました。『LAW & ORDER』シリーズなど、主にテレビドラマのゲストとして知られています。

ティム・ギニー

ティム・ギニー

家族を人質に取られ、やむなく犯人と行動を共にする警察官ジョー・ミュラー役で出演。カリフォルニア州 ロサンゼルス出身の俳優さんで、映画やテレビドラマの脇役として多数出演しています。代表的なものに2010年のテレビドラマ『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』のジリアン・フォスターの元夫アレックス役で知られています。


第12話「人形の館」”The Uncanny Valley”

 

アトランティックシティで、女性を人形のように着飾らせた遺体が続けて発見される。死因は脳内出血、手作りであつらえた様な新しいドレスを着て髪型や化粧も綺麗に整えられていました。

被害者は点滴で栄養を与えられていたが、薬で体の自由を奪われていました。意識はあったはずで、死ぬまで行為を続けていたのは自分の思い通りにしたかったのだろうとロッシは考えます。暴行された痕はなく丁寧に扱われていた様子から、犯人は女性かもしれない。車椅子などを利用すれば容易に運べるくらい被害者は共通して小柄でした。

ガルシアから、同じような条件の失踪者が2人まだ発見されずにいると報告されます。やがて新たな遺体が発見され、失踪者も出たことで、亡くなると代わりの女性を襲っているのが解ります。ホッチナー達は犯人が精神病のコレクターとプロファイルします。

  
被害者の女性達があまりに人形そのもので、違う意味で怖さを感じますよ。

●このエピソードの格言
“必要のないものを捨てねば その物に所有される この物質主義の時代 多くの人間が 所有物に所有されている”ミルドレッド・リセット・ノーマン(平和運動家)の名言

エピソード12のゲスト

ジェニファー・ハスティ

ジェニファー・ハスティ

介護士として働いていて、女性を誘拐して人形のように作り上げる今回の犯人のサマンサ役で出演。カリフォルニア州出身の女優さんで体格がよく、骨から犯人を突き止める犯罪ドラマ『BONES』でも、ブース捜査官のストーカー役を演じていました。何話目かは忘れてしまいましたが、風貌から怪演をする役柄が多いようです。しかし、写真を見る限りではとてもきれいな方のようですね。

ジョナサン・フレイクス

ジョナサン・フレイクス

サマンサの父親で精神科医のアーサー・マルコム博士役で出演。ペンシルベニア州 ベルフォント出身の俳優・監督。『新スタートレック』のウィリアム・ライカーで知られています。俳優として演じるよりも監督として制作に携わることが多く、『スタートレック』シリーズや『ロズウェル – 星の恋人たち』、『スイッチ 〜運命のいたずら』など数多くの作品を生み出しています。


第13話「リスキーゲーム」”Risky Business”

 

ワイオミング州の保安官から、高校生の自殺が頻繁におきているとの相談を受けたJJ。この2週間で4人ものティーンネイジャーが自分の部屋で亡くなっている。報告されたホッチはこの状況を不審に思い、BAUは協力依頼を引き受けます。今回は、高校生には必須アイテムのPC調査の為ガルシアも同行しました。

チームは手分けして遺族から聞き取りを始めます。しかし子供たちには悩みや問題を抱えていた様子は無く、自殺の兆候などみられなかった。どの親も我が子の自殺にショックを受け、まして理由など見当もつかないのだ・・。

ガルシアが子供たちのPCの分析を始め、隠されたファイルを見つけます。そこから「窒息ゲーム」というサイトにアクセスしていた形跡が。ティーンネイジャーの中で流行っているゲームで、他の子供たちもアクセスしていました。それは、首を絞める事でハイな気分を味わえるという危険なゲームだった。

●このエピソードの格言
“人生はゲーム 楽しみなさい 人生は宝 大切になさい”マザーテレサ(修道会「神の愛の宣教者会」の創立者)の名言

エピソード13のゲスト

マイケル・ボルテン

マイケル・ボルテン

どこか陰のあるイケメン高校生、クリストファー役で出演。ニュー・ハンプシャー州 ポーツマス出身の俳優さんで、日本ではあまり知られていません。というのは、日本では殆ど未公開の作品に出演しているのです。唯一見つかったのが、2010年公開のヒューマン映画『かみさまへのてがみ』という作品です。これからブレイクするかもしれませんので、注目したい俳優さん。

クレア・ケアリー

クレア・ケアリー

サミュエルズ刑事役で出演。彼女は1989年から1995年まで放送されたフットボールを題材にしたドラマ『Coach』にメインキャストで出演していました。また、オルセン姉妹の貴重な作品『ふたりはお年ごろ』に、母親役として出演しています。




第14話「仮面の男」”Parasite”

 

サンディエゴ支局のゴールドマン捜査官がBAUにやって来ました。彼は投資詐欺師の男を長年追いかけているが、今回その男に殺人の容疑がかかり捜査協力の依頼に来たのだった。ホッチたちチームは捜査官と一緒にマイアミに飛びます。

殺害されたのは不動産業を営むカーラという女性で、以前詐欺相談所に連絡をしていました。そこからゴールドマン捜査官と繋がり犯罪を暴くためのおとり捜査をする計画だったが、その前に詐欺師と会ったことで殺害されてしまう。1度殺人を犯してしまったナルシストな犯人は、ストレスを感じると次への犯行を起こしやすくなるとホッチはプロファイルします。

犯人は各地を転々とし、金持ちの人妻達をターゲットにしている。高級スーツや車を持ち、男女の関係を餌に投資させるという詐欺を働いていたが、何人もの名前を偽っていた為その度に別人になりきる必要がありました。しかし、落とし穴はそこにあったのだった。

●このエピソードの格言
“所有物で自分が決まるなら それを失った時 何者になるだろう”エーリッヒ・フロム(哲学者)の名言

エピソード14のゲスト

アナベス・ギッシュ

アナベス・ギッシュ

ウィリアム・ホッジスの妻、レベッカ役で出演。ニューメキシコ州 アルバカーキ出身の女優さんで、インパクトの強さから1度は見ている方がいるかもしれません。代表作は1988年のコメディ映画『ミスティック・ピザ』で、優等生のキャットを演じ、ジュリア・ロバーツと共演しています。記憶に残っているのは、スティーブン・キング原作の『デスぺレーション』。おぞましい街の住人メアリー・ジャクソン役を熱演しました。

ヴィクター・ウェブスター

ヴィクター・ウェブスター

次々と名前を変えて詐欺行為をする犯罪者、ウィリアム・ホッジスを熱演。カナダ アルバータ州カルガリー出身の俳優さんです。日中合作の映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』に出演し、役所広司さんと共演しています。


第15話「民衆の敵」”Public Enemy”

 

ロードアイランド州で3件の殺人事件が発生。被害者はいずれも公共の場所で襲われ、喉を裂かれて亡くなっています。大量殺人の可能性があることからBAUは捜査を開始します。

3人目の被害者コリンズ大尉の死亡現場である協会に到着すると、入り口には大尉の遺影が飾られ事件を知った沢山の人々が献花しています。あの日協会はミサの最中で、大尉は家族と共に訪れていましたが妻は犯行の瞬間は見ておらず、犯人の顔も覚えていませんでした。

被害者同士の共通点は無く犯行場所はバラバラだが、現場はみな古く歴史があり誰もが必ず利用する場所だとロッシは気づきます。そして段々と人目を引くような場所を選び大胆になっている事や、銃ではなくナイフを使うのは大量殺人が狙いではなく民衆が自分の事件に注目することに快感を得ているのだ。ホッチたちがプロファイルを発表している最中に、次の犯行が起こります。
  
ラストに待ち受ける犯人の意外な行動・・これこそが最終目的だった?!

●このエピソードの格言
“英雄を見れば悲劇が書ける”F・スコット・フィッツジェラルド(小説家)の名言

エピソード15のゲスト

フランク・ジョン・ヒューズ

フランク・ジョン・ヒューズ

ジェイク・モアランド刑事として出演しています。ニューヨーク州 ニューヨーク サウス・ブロンクス出身の俳優さんで、代表作であるテレビドラマ『バンド・オブ・ブラザース』のガルニア軍曹として脚光を浴びました。それまでは映画やテレビドラマの脇役として活動していましたが、バンド・オブ・ブラザース以降は、『LAX』のヘンリー・エンゲルス役や『24 -TWENTY FOUR』のティム・ウッズ役などでメインキャストを務めています。

スプレイグ・グレイデン

スプレイグ・グレイデン

冒頭で殺されたコリンズ大尉の妻、メグ役で出演。マサチューセッツ州 マンチェスター=バイ=ザ=シー出身の女優さんで、『24 -TWENTY FOUR』のオリヴィア・テイラー役で知られています。他にも『ジェリコ 閉ざされた街』や『サンズ・オブ・アナーキー』など、テレビドラマを中心に活躍しています。





第16話「母の祈り」”Mosley Lane”

 

ヴァージニア州でのお祭りで、家族と遊びに来ていた少女エイミーが行方不明になる。誘拐は24時間がリミット!すぐにBAUに連絡がはいりホッチナー達は準備にかかります。

その後誘拐のニュースを見たサラという女性が、自分の息子も同じ犯人に誘拐されたと訴えて来ました。サラは8年前息子が誘拐されて以来、誘拐事件が起こる度にJJを訪ねて来ては持論を述べ調べて欲しいと訴えていた。しかし年月が経ちすでに息子は生きていないとの判断で一度もサラの話を受け入れてはいなかったのです。

JJはエミリーとの会話から、今回の事件との類似点を感じホッチに報告します。チームの話し合いで、急にサラの話に信憑性をもった事に疑問を投げつけるモーガン。しかし8年前と同じ手口であれば調べる価値があるとホッチは判断し、サラに協力を頼み捜査が進められることになる。

  
リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーが監督したエピソード。

あまりにも犯人が残忍すぎて・・怖いお話です。

●このエピソードの格言
“希望は最大の悪だ 人の苦悩を長引かせる”フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)の名言

エピソード16のゲスト

アン・キューザック

アン・キューザック

8年前に誘拐された息子チャーリーを諦めずに探す母親、サラ・ヒルリッジ役で出演。ニューヨーク州 ニューヨーク ブルックリン区出身の女優さんで、弟のジョン・キューザックや妹のジョーン・キューザックなど、名だたる俳優が兄弟にいます。多くのテレビシリーズにゲスト出演していますので、顔を覚えている方も多いかと思います。

ベス・グラント

ベス・グラント

子供を誘拐して気に入らないと容赦なく殺害するグロテスクな女アニタ役を熱演。アラバマ州 ギャズデン出身の女優さんで、1996年のマシュー・マコノヒ―主演の法廷映画『評決のとき』やクリント・イースト・ウッド監督の話題作『父親たちの星条旗』などで重要な役割を果たしています。

バッド・コート

バッド・コート

子供を誘拐して殺す犯人の1人、ロジャー・ロイスウッド役を怪演。ニューヨーク州 ニューロシェル出身の俳優・声優・監督を務めています。代表作は『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』の自殺志願のある19歳の少年役です。また、『いちご白書』のエリオット役でも有名ですね。

エヴァン・ピーターズ

エヴァン・ピーターズ

8年前に誘拐された少年チャーリー役で出演。ミズーリ州 セントルイス出身の俳優さんです。『X-MEN』シリーズのクィック・シルバー役で有名ですが、『アメリカン・ホラー・ストーリー』でも多数の役で出演しています。また、2021年度エミー賞16部門にノミネートされた『メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実』で、コリン・ザベル刑事役で出演。今までと違った役回りで素晴らしい演技を披露してくれました。


第17話「寂しい王様」”Solitary Man”

 

ニューメキシコ州で、5件の殺人事件が発生。遺体はハイウエイのそばに捨てられており、いずれの被害者にも同じ人物のDNAが残されていました。レイプの形跡は無かったが誘拐してから1日以内には首を絞めて殺害、遺棄されています。リードの地理的プロファイルで、犯人の移動ルートからエッジウッドの町を目指していると断定され早速チームは町に向かうことに。

5人目の被害者ターニャの検死結果で、衣服から車の燃料とテーブルシュガーが検出されます。JJがそこに注目していると、町の保安官が服についた燃料は砂糖で落とせる、トラックの運転手はみなそうやっていると教えます。

新たな誘拐事件が発生しました。女性は車で走行中、公衆トイレに寄ったまま戻らなかったが同乗していた娘は無事に保護されていました。今までは独身の若い女性ばかりだったが今回は全く違う母親のような相手を選んでいる。拉致した場所もターゲットを狙うというより捨てる様な場所だ・・。

モーガンは不審に思います。

●このエピソードの格言
“我々は皮膚の下に閉じ込められた終身刑囚だ”テネシー・ウィリアムズ(劇作家)の名言

エピソード17のゲスト

ガブリエル・カーテリス

ガブリエル・カーテリス

夜中に娘とドライブ中、立ち寄った公衆トイレで拉致されてしまうナンシー・キャンベル役で出演。彼女は、『ビバリーヒルズ高校白書・青春白書』のアンドレア・ザッカーマンで知られています。ビバリーヒルズのクランクイン中の1992年に結婚。女優としてはその後主だった作品には出演せず、ゲストとして活動しています。


第18話「2つのBAU」”The Fight”

 

サンフランシスコでホームレスの遺体が発見されます。状況から激しく殴り合った後、頭を撃ち抜かれ公園に捨てられていました。地元警察は2年前の連続殺人事件が再び始まったと、BAUに捜査協力の依頼をします。

事件は2年前の同じ日、同じ公園で遺体が発見された事から始まる。被害者はやはりホームレスで状況も同じ。その3日後には新たな遺体が見つかりそのまま犯行は止まる。そして1年後の同じ日に再び繰り返されていたのでした。このままでは3日後にまたホームレスが狙われる、チームは準備を急ぎます。

現地に向かう直前、ホッチに旧友クーパーから電話が入ります。クーパーはBAUの別チームのリーダーで、人知れずこの事件の調査をしていました。ホームレス事件と平行して起きている父娘の誘拐事件が何らかの関与があるとみて、クーパーは合同捜査を持ちかけてきたのだ。

  
2つのチームが軽快に捜査を進めていく様子はテンポよくとにかく面白い!

観ていて一つの映画のように贅沢な1話になっていますよ。

●このエピソードの格言
“矛盾するが 苦しむまで愛せば苦しみはなくなり 愛だけが残る”マザー・テレサ(修道会「神の愛の宣教者会」の創立者・修道女)の名言

エピソード18のゲスト

フォレスト・ウィテカー

フォレスト・ウィテカー

もう1つのBAUチームのリーダー、サム・クーパー役として登場。そしてスピンオフシリーズ『クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル』でも同じ役で出演しています。テキサス州ロングビュー出身の俳優・監督です。ウガンダの残虐な独裁者イディ・アミンを巧みに演じてアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。一方、ジャズサックス奏者チャーリー・パーカーの生涯を綴った映画『バード』では、対照的な役でカンヌ映画祭男優賞を受賞。俳優の中の俳優と言える役者の1人です。

マイケル・ケリー

マイケル・ケリー

別のBAUチームの1人、ジョナサン“プロフェット”シムズとして出演。彼はペンシルベニア州フィラデルフィア出身の俳優さんで、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のダグラス・スタンパー(通称ダグ)として知られています。そして『クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル』でも同じ役で出演しています。




第19話「死を呼ぶ砂漠」”A Rite of Passage”

 

テキサス州の国境の町で3人の殺害遺体がみつかる。切断された頭部が保安官事務所の前に置かれていたのだ。この町周辺は広く砂漠がひろがっており、麻薬密輸犯や砂漠を歩き国境を越えて来る移民者が多く、被害者も不法移民と考えられます。

BAUチームは、広大な砂漠で見つかる事なく犯行が出来るのにわざわざ生首を見せる理由を疑問視するが、犯人に何らかの変化があったからだとロッシは推測します。事務所に到着するとホッチ達の前に、麻薬密輸組織のメンバーが立ちはだかりました。すでに拘留されていたリーダーは不当逮捕だと言うのだ。

事の成り行きをホッチに詰め寄られた保安官だが、逮捕は助手が勝手にしたことで麻薬がらみの事件ではないと言います。やがてリーダーが釈放されると、今度は保安官の自宅のフェンスに生首がさらされる・・。明らかに保安官に恨みを持つ者の犯行でした。

  
今回もエミリーはスペイン語で話すなど大活躍。

ラストではモーガンのせいで耳を痛めて怒りまくってましたが、笑えるシーンでしたよ。

●このエピソードの格言
“ライオンは空腹の時だけ狩る 満たされれば 獲物たちと平和に過ごす”チャック・ジョーンズ(アニメーター)の名言

第20話「呪われたタトゥー」”…A Thousand Words”

 

フロリダ州の緊急コールセンターにはいった1本の電話。電話の向こうで男が「もうすぐ死体がでる」と話し、銃声が響きました。警察が駆け付けると、全身にタトゥーのはいった男が椅子に座ったまま死んでいた。そのタトゥーは沢山の女性たちの顔と、何かの数字が彫られたものでした。

現場の壁には行方不明事件の女性たちの写真や記事が貼られ、ノートにびっしりと書かれた犯行日記が何冊も発見されます。シリアルキラーに間違いありませんでした。地元警察の依頼でBAUが現地で検証をすすめると、タトゥーは殺害された行方不明者の顔で数字は殺害された年だと判明。

莫大な量の日記は検証がはかどらず、モーガンとエミリーはリードと交代することに。リードはあっという間に「我々の犯行・・」という文字を見つけます。シリアルキラーにはパートナーがいたのだ。

改めて男の体を調べると不自然な空白部分がみつかります。そして数週間前に行方不明になった女性の顔はまだ彫られていなかったため、彼女はパートナーの住処で生きている可能性があった!

●このエピソードの格言
“誠実な芸術家は 命ある作品を作ろうとする”ウィリアム・ドーベル(画家)の名言

エピソード20のゲスト

ディーン・ノリス

ディーン・ノリス

レベッカ事件の担当刑事、ジョン・バートン役で出演しています。インディアナ州 サウス・ベンド出身の俳優さんで、テレビシリーズ『アンダー・ザ・ドーム』のビッグ・ジム役として知られています。ハーバード大学出の秀才でもあります。沢山の作品にゲストとして出演することが多く、1度は見た俳優さんではないでしょうか。





第21話「アラスカのハンター」”Exit Wounds”

 

アラスカの小さな町で、次々に住民が殺害されます。この1週間で3人もの被害者が出ており、連続殺人事件としてBAUはFBI支局からの要請を受けます。衛星通信が必要なためガルシアも同行し、チームはアラスカに向かいました。

犯行は一日置きにおきているが、凶器はその時々で銃を使ったり矢を使ったりと一貫している訳ではなく、また被害者も年齢性別人種など何一つ関連性は見つからないでいました。ロッシとリードは遺体の確認に向かい、検視結果から犯人は最初の殺人から段々と余裕を持ち始め今は犯行を楽しんでいるサイコパスだとよみます。

ホッチが安全のため住民全員の夜間外出止を保安官に申し入れ、チームは捜査本部の置かれた宿で休むことに。その夜ガルシア一人が夜通し作業を続けていると突然ネット回線が切れてしまう・・。

仕方なく外へ出て装置を直し部屋へ戻ろうとすると、そこには男が倒れておりナイフを振りかざす犯人がいた。

●このエピソードの格言
“目がくらむほどの壮大な自然も 人類の悲劇の舞台に過ぎない”ジョン・モーリー(政治家・著述家・ジャーナリスト)の名言

エピソード21のゲスト

ウィングス・ハウザー

ウィングス・ハウザー

アラスカのロードス保安官役で出演。ハリウッド出身の俳優・脚本家・映画監督で、息子に『ワイルド・スピードX2』のカーター・ヴェローンでお馴染みのコール・ハウザーがいます。

エリック・ラディン

エリック・ラディン

ホテル経営者の息子ジョシュア・ビアーズリー役で出演。テキサス州 ヒューストン出身の俳優さん。『THE KILLING/キリング』や『ボッシュ』などにサブキャストとして出演している他、多くの作品でゲストとして活躍しています。


第22話「インターネットは永遠に」”The Internet Is Forever”

 

アイダホ州で一人暮らしの女性ばかりが誘拐される事件が続いて発生する。どの女性も独身で毎日の出来事をSNSで頻繁に発信しており、誘拐後も投稿が続いていた事から家族や知人も事件性に気がつかないでいました。

被害者は番犬を飼いセキュリティーシステムも設置し用心していたはずだったが、何故か犬も行方不明者になりシステムは解除されていた。手がかりを掴めない地元警察はBAUに協力依頼をします。

モーガンとエミリーが3人目の被害者宅を検証していると、部屋のあちこちに取り付けられた隠しカメラの痕跡を発見する。それはどこも家の中を良く見渡せる場所につけられており、まるで被害者をのぞき見しているかのようだった。しかしのぞき趣味であれば誘拐をするのは興奮を味わえなくなるはず。チームは被害者たちの共通点を探ります。

その後ガルシアが分析をしていると、オンラインから犯人の履歴を見つけ出します。

調べると犯人は犯行の一部始終をインターネットでライブ配信していたのが解る。

●このエピソードの格言
“対話の難点とは幻想が入り込むこと”ジョージ・バーナード・ショー(劇作家)の名言

第23話「暗闇の殺人鬼」”Our Darkest Hour”

 

猛暑が続くロサンゼルス、殺人事件が発生する。被害者は中年夫婦でベッドの上で夫は撃たれて死亡、その横で妻は殴られレイプされていた。街は計画停電が行われていて犯行は暗闇の中で行われていました。

数日前も若い女性2人がレイプされて殺されていたが、同じ銃が使われている事が判明しBAUは連続殺人事件としての捜査に入ります。現地担当のスパイサーとカーツバード2人の刑事と共同で事件の手がかりを探るなか、またも事件がおこります。やはり停電の最中にシングルマザーが殺害され、クローゼットの中にいた息子に一部始終を見せていたのだった。

ガルシアが停電時におきた過去の犯罪を調べなおすと、26年前から全米で事件は続いていたことが解ります。その全てに目撃者を残していた犯人の目的は?ホッチナー達がプロファイルを発表すると、マスコミは犯人を「暗闇王子」と名付ける。

  
見るからに不気味な犯人は、ニヤリと汚い歯をみせ笑います。

シーズン5最終回はクリフハンガーで、事件の展開が気になるところですね。

●このエピソードの格言
“闇から伸びた手が 自然を通し 人を形作る”アルフレッド・テニスン(詩人)の名言

エピソード23のゲスト

ティム・カリー

ティム・カリー

連続殺人鬼のビリー・フリン役を怪演。イギリス ウォリントン グラッペンホール出身の俳優さんで、悪役を演じたら右に出る者がいないほどのはまり役です。1990年板『IT』で、不気味なピエロ、ベニー・ワイズを演じました。また、ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』のフランク役で一躍有名になっています。2012年6月に脳梗塞を発症し、現在は静かに余生を過ごしているようです。

ロバート・デヴィ

ロバート・デヴィ

事件を担当した地元のエリック・クルツバード刑事役で出演。ニューヨーク州 ニューヨーク アストリア出身の俳優・歌手・脚本家・監督さんです。彼の作品で一番印象に残っているのは、1985年の冒険映画『グーニーズ』の悪役ジェイクでした。アクション作品に出演することが多く、『ダイ・ハード』『007 消されたライセンス』『プレデター2』などに主要な役で出演しています。

エリック・クローズ

エリック・クローズ

事件を担当するマット・スパイサー刑事として出演。ニューヨーク州スタテンアイランド出身の俳優さんで、『FBI 失踪者を追え!』のマーティン・フィッツジェラルド役で有名です。また、テレビシリーズで主要な役回りが多く、ミュージカルドラマ『ナッシュビル』のテディ・コンラッドや『荒野の七人』にもメインキャストとして出演し、1960年のオリジナル映画でスティーヴ・マックイーンが演じたヴィン・タナー役などを務めました。


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