第17話「悪しき道しるべ」“Misleader” のあらすじ
米国初放送日:2000年3月31日 日本初放送日:2007年5月22日
ホテルの一室で女性が死んでいるのを、清掃に来たハウスキーパーが発見する。お金もアクセサリーもなく、女性はレイプされた上に首を絞められた窒息死によるもので、強盗レイプ殺人と推定。
調べから被害者はミッション系の大学を経営する一家の長男の嫁であることが判明。クレイゲンは政治がらみかもしれないので、慎重に捜査するよう注意を促す。
捜査が進むにつれて被害者は妊娠しており、その夫は大学の学長である父親や殺された妻との関係がうまくいっていないのではないかという疑惑が浮上することに。
第17話「悪しき道しるべ」を視聴した感想
個人的評価:
今回のエピソードは、1999年に起きたミシガン州ヒルズデールに実存するヒルズデール大学のスキャンダルを参考にしています。(エピソードではミッドビル大学となっている)。保守色の強いヒルズデール大学の第11代学長ジョージ・ロッシュ3世が、義理の娘と19年に渡って不倫していたことが発覚。本作では義理の娘は殺されるという構成になっていますが、実際は拳銃自殺を図っています。どちらも、小さな町の保守的な大学の学長が義理の娘と不倫していたというストーリー。
また、ゲスト出演した学長ベン・ハドリー役のロバート・フォックスワースと、その息子ベン・ハドリー ジュニア役のボー・フォックスワースは、実生活でも親子ということ。ロバート・フォックスワースは、1964年から1972年までアメリカのABCで全254話が放送された人気シチュエーション・コメディ・ドラマ『奥さまは魔女』でお馴染みのエリザベス・モンゴメリーと結婚した経緯があります。
内容としてはSVUの事件の中でも特に酷いという印象はありませんでしたが、不倫相手が夫の父親という点で若干衝撃的なイメージです。自分の妻が父親と不倫・・・考えるだけでおぞましさを感じてしまいますね。
相変わらずマンチとジェフリーズのコントのようなトークが今回も冴えわたっています。
全体的に印象の強さは感じられませんでしたが、メインキャスト、ゲスト共に素晴らしい演技を見せているという感想です。中でもロバート・フォックスワースの嫌らしい演技に注目されるところです。
第17話「悪しき道しるべ」のゲスト
ロバート・フォックスワース=バージニア・ヘイズ役
ミッドビル大学の学長。
本名:ロバート・フォックスワース(Robert Foxworth)
生年月日:1941年11月1日
出身地:アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン
身長:180cm
職業:俳優
活動期間:1969年~現在
主な出演作品
『オーメン2/ダミアン』1978年
『プロフェシー/恐怖の予言』1979年
『新アウターリミッツ』
『シックス・フィート・アンダー』2001年~2003年
『トランスフォーマー』シリーズ 2007年~2014年
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