クリミナル・マインド シーズン2のあらすじや格言とゲスト

クリミナル・マインド シーズン2のあらすじや格言とゲスト
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“クリミナル・マインド FBI行動分析課” キャストはこちら

クリミナル・マインド FBI行動分析課 シーズン2のあらすじと見どころ

この作品でのFBI行動分析課の立ち位置は、特別捜査班として独立するユニットとして描かれていますが、実際のFBIにもBAUという部署があります。しかし、本来は「刑事・サイバー・対応及び執行部(Criminal, Cyber, Response, and Services Branch)」という部署の中の「重大犯罪対応群」の下のそのまた下に位置する係だということです。

でも、そんなことはどうでも良い!とにかく心身ともに超越した人間たちが超重大犯罪を解決してくれるということに意味があるのです。

シーズン2では、モーガンの壮絶な過去が浮き彫りになり、エルの降板もありで、目が離せないシリーズとなっています。また、JJの将来の旦那様の初登場も・・・・・

また、最終回の終盤ではいよいよエリン・ストラウスが登場。BAUチームを引っ掻きまわし始めます。この女優さんは、ジェイン・アトキンソンという方で、『ウォーキング・デッド』のシーズン8で「訪問者」のジョージー役で出演。この時の印象はストラウスとは正反対の役柄でした。とても可愛らしく見えましたよ。

リードにとっても試練のシーズンとなります。第14話「血塗られた黙示録」と第15話「多重人格」のエピソードで、犯人によって薬物を打たれてしまい、その後依存症となります。PTSDと薬物中毒の葛藤に苛まれるリード。それでも頑張って克服しますね。

あのひょろっとした体形とは裏腹に強靭な心を持つイケメンキャラクターは、やはり必然的に人気ナンバーワンに成り得る存在ではないでしょうか。

ジェイミー・レイ・ニューマン

引用元:wikipedia

更に同じエピソードで、冒頭に登場しいち早く殺されてしまう女優さんがいます。この方はジェイミー・レイ・ニューマンという方で、人気ファンタジードラマ『GRIMM/グリム』に、ブルッドバッドでモンローの元恋人アンジェリーナ役を務めました。『私はラブ・リーガル』のバネッサ・ヘミングス役でもお馴染みですね。すぐに死んでしまうにはもったいない役者さんでした。

それでは、クリミナル・マインド シーズン2のあらすじや見所とゲストなどを紹介していきます。

第1話「地獄からの挑戦状: 後編」The Fisher King: Part 2

 

シーズン1終盤でエルが撃たれ、クリフハンガーで終わった続きから始まるシーズン2の第1話。エルは自ら911に電話をして救急車を呼び、その後生死の境を彷徨うことに。

リードは犯人の手掛かりであるパズルを解読していくうちに、BAUチームの個人情報が犯人に筒抜けなのが判明し、母親が危険だと知ってリードの職場に呼び寄せます。しかしこのことが犯人の居場所を特定するカギとなるのでした。

犯人は自分のことを「フィッシャー・キング」と思い込み妄想に囚われていて、BAUチームの全員を騎士だと思い込んでいたのです。そのため、犯人がエルを撃ったのは、騎士たちが約束を破ったと思って制裁を加えたのでした。一体その約束とは・・・

この回でリードの母親ダイアナが統合失調症を患っていることが、BAUのメンバーに知られてしまいますが、リードはこの病気は遺伝するため、今の自分に発症する確率が高いことを懸念していることをガルシアに打ち明けています。

今後どういう展開になるのかちょっと心配ですね。

●このエピソードの格言
“心の傷は体の傷と同じだ 癒そうと必死に治療する それでも傷跡は残る”
ラ・ロシュフコー(作家)の名言

エピソード1のゲスト

ジョシュ・クラーク

ジョシュ・クラーク

ケーシー刑事役として出演しています。85作品ほどの映画やドラマに脇役又はゲストとして出演。知られている作品では、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』、『殺人を無罪にする方法』、トム・ハンクス主演の映画『ビッグ』などがあります。

第2話「闇のネットオークション」P911

 

子供を売買する闇サイトを専門に捜査しているFBIの子供対象捜査班では、1年前に捜査していて取り締まれなかった、ピーターと付けた少年のビデオが、再びオークションに出されているのを発見します。

オークションが終わるまでの18時間以内に摘発するべく、リーダーのケイティ捜査官がBAUに捜査を依頼。

JJとガルシアが、ピーターが着ている服から所在を突き止めますが、既に引っ越していました。その後、ネグレクトや暴力などの虐待に遭っている少年が、自分を商品にして撮影している現場を突き止め、そこからオークションに参加している人物を特定することに成功します。

●このエピソードの格言
“子供の扱いで社会のモラルが分かる”
ディートリヒ・ボンヘッファー(牧師)の名言

エピソード2のゲスト

メアリー・ペイジ・ケラー

メアリー・ペイジ・ケラー

子供対象捜査班のリーダーであるケイティ役で出演。彼女の印象に残った作品は、『スーパーナチュラル』シーズン7でグロテスクな怪物リヴァイアサンを演じ、『GRIMM/グリム』で見せたそれとは真逆の子を思う母親役です。70作品以上に出演しており、主にドラマのゲストとして活動しています。

第3話「パーフェクト・ストーム」The Perfect Storm

 

フロリダ州ジャクソンビルに住む夫婦の元に、娘のローラが拷問を受けているDVDが届きます。それを見た父親はあまりのショックに心不全を起こして死亡してしまうのでした。

ローラはジャクソンビル大学の学生で、連続レイプ殺人の5人目の犠牲者だったのです。そのため、ジャクソンビル警察からBAUに捜査の依頼が来ます。

被害者たちは殺される2週間ぐらい前から拷問されていて、その間隔が1週間と縮まっていたため、犯人たちの殺しが加速していることから、急ぎの解明が要求されることに。

●このエピソードの格言
“動物の中で人間だけが痛みを与えることで快感を得られる”
マーク・トウェイン(著作家)の名言

エピソード3のゲスト

ニッキー・エイコックス

ニッキー・エイコックス

容疑者の恋人アンバー・カナルド役で出演しています。彼女が出演した作品の中でも印象深かったのが『スーパーナチュラル』のメグという悪魔がとり憑いた役ですね。ファンの方でしたらよく覚えていると思います。他にも『コールドケース 迷宮事件簿』のクリスティーナ・ラッシュ役が有名です。




第4話「サイコドラマ」Psychodrama

 

ロサンゼルスで、2か月間に4件の銀行強盗が発生。その特殊な犯行の手口は、人質を裸にして2組の男女にセックスの真似をさせると言うものでした。

BAUでの犯人像は、ひどい怒りを抱えていて、辱めを与えることで人間の優位に立ちたいという心理が現れていると推察。

被害者の銀行の支店長ビル・ヘンダーソンに事情を聞きますが、彼は信仰心の深いクリスチャンで何かを隠している様子でした。

ロスに向かおうとしていたホッチの前にヘイリーが駆け付けて来て、ホッチに「今日の予定を忘れたの?」と不機嫌になっている様子。ホッチは事件のことで頭がいっぱいだったため、ジャックの検査のことをすっかり忘れていました。家庭を顧みないホッチに対して、ヘイリーの信頼感は徐々に消え失せて行くのでした。

こういう特殊な仕事をしている人たちはどちらかを犠牲にしなければならず、離婚率が高いと言いますが、犯罪に休日などありませんね。こういう人たちがいるからこそ一般の人間たちは安心して暮らせると思うと心が痛む場面。実際のBAUの仕事もかなりハードなのでしょうか。

●このエピソードの格言
“仮面を与えた時だけ人は真実を話す”
オスカー・ワイルド(詩人・劇作家)の名言

エピソード4のゲスト

ジェイソン・ワイルズ

ジェイソン・ワイルズ

ネタバレになりますが、このエピソードで怒りの塊のような犯人ケイレブを演じています。ジェイソン・ワイルズは、ニューヨーク市警察とニューヨーク市消防署の活躍を描いた人気ドラマ『サード・ウォッチ』で、NYPDの“ボスコ”モーリス・ボスコレリ巡査で全シーズン務めていることで有名ですね。他にも『ビバリーヒルズ青春白書』に32エピソード出演。その後数多くのドラマにゲスト出演して活躍中です。

第5話「消えない傷跡」Aftermath

 

オハイオ州デイトンのカトリックの大学で、学生5人が1週間ごとにレイプされる事件が起きます。その後再び同じような事件が起こりますが、標的が学生から30代の女性へと変化していました。しかも犯行の間隔が5日と短くなっているのです。しかし、犯人の留守電にメッセージを残す特徴は同じ。

連続レイプ犯は標的のタイプを変えないのが通常のパターン。この犯人が標的を変えてしまったことに犯人の手掛かりが隠されているようです。ギデオンは標的の変化の理由を探ることに。

現場に向かう機内の中で、いつものメンバーと雰囲気が違うことをホッチが指摘します。何故なのか・・・・・それは、今回の事件の被害者は、自殺した1人を除いては全員が生きていることでした。そんな中、再びレイプ事件が起きることに。

この回はPTSDから回復していないエルが暴走してしまいます。その後・・・・・

冒頭で登場するリードが、メガネをかけている場面に注目!なんか感動してしまいました。

しかし、天才が眼鏡をかけるとどうなるか?とても似合っていますが、私的には天才から秀才に格下げかも・・・・・なんと、がり勉の高校生っぽく見えてしまったのですが、如何でしょうか?

●このエピソードの格言
“苦難の数だけ克服がある”
ヘレン・ケラー(社会福祉活動家・著作家)の名言

エピソード5のゲスト

ダリア・セーラム

ダリア・セーラム

デイトンの刑事マギー・キャラハン役として出演しています。彼女はニューヨーク生まれの女優さんで、テレビシリーズにゲスト出演することが多いようです。『CSI:科学捜査班』や『ミディアム アリソン・デュボア』などで覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ジェイソン・ロンドン

ジェイソン・ロンドン

連続レイプ犯のウィリアム・リー役で出演。1995年の『新アウターリミッツ』に登場したのがとても印象的ですが、彼は映画・ドラマ含めて133作品に出演している売れっ子なのです。1993年の『バッド・チューニング』(日本でのタイトル『新アメリカン・グラフィティ/クールで行こう』)に主役で出演して知られていますね。

第6話「森の中の殺人鬼」The Boogeyman

 

前回でエルが先走った捜査をしてしまったことから、犯人は釈放されてしまいます。納得のいかないエルでしたが、ホッチから責められ信じられないと逆にホッチを責め立ててしまうことに。その後審査委員会で正当防衛を認められたのでしたが、ホッチはエルに精神鑑定を受けるよう指示しますが・・・・・

そんな中、テキサス州オゾナという人口2500人の小さな町で、1人の少年が撲殺された状態で発見される。その2か月前にも同じような事件が起きていました。犯人は男児ばかりを殺していたのですが、女児にも犠牲者が出たことからプロファイルが大幅に代わってしまいます。

ギデオンは、犯人は知的で規律正しい人間だというのですが、矛盾点が多すぎて犯人像がつかめませんでした。犯行の手口は撲殺ですが、死んだ後も執拗に殴り続け、死体のそばに暫くいたような痕跡も。

深い森の中に連続殺人鬼が・・・小さな町ではそれだけで脅威でした。そして同じような町で育ったJJにも恐怖心が広がります。

一方ホッチは、エルの行動を探るためにBAUに残ります。

●このエピソードの格言
“子供は闇を恐れるもの 大人が光を恐れる時本当の悲劇が訪れる”
プラトン(哲学者)の名言

エピソード6のゲスト

キャメロン・モナハン

キャメロン・モナハン

町の少年ジェフリー役で出演しています。DCコミックスのドラマ『GOTHAM/ゴッサム』では、史上最も気味の悪い「ジョーカー」を披露して話題になりました。『シェイムレス11 俺たちに恥はない』では、9シーズンにわたりゲイのイアン・ギャラガー役を演じています。

エル・ファニング

エル・ファニング

町の少女トレイシー役を演じました。最後は犯人に森の中で追いかけられる迫真の演技を披露。彼女は言わずと知れたダコタ・ファニングの妹で、人気ディズニー映画『マレフィセント』シリーズにオーロラ姫役で出演し、脚光を浴びました。他にも『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』や『ティーンスピリット』など、注目作品で重要な役を務めています。




第7話「消えた女子高生」North Mammon

 

ペンシルベニア州ノースマーモンで、高校のフットボール選手権の壮行会が終わり、サッカー友達の女子高生ブルック、ポリー、ケリーが戻った時何者かに連れ去られ、シェルターのような場所に閉じ込められてしまいます。

犯人の男は、3人のうち1人を殺せば2人は無事に返してやるという難題を突き付けてきます。風邪気味だったブルックは、徐々に症状が酷くなって・・・

ある日、ポリーの母親ジュディがBAUのJJの元を訪ね、娘が友人と共に行方不明になっているので助けてくれと懇願。JJはホッチたちに事件の詳細を話します。

3人ともいなくなる前に家族に「3人で旅行する」というメッセージを送っており、ギデオンは犯人が言わせたと推察します。

「自分だったらどうするのか」と疑問を投げかけられるようなストーリーに、人間の本性がむき出しになる様がとても身につまされるエピソードでした。

●このエピソードの格言
“自己を超越すべく与えられる究極の選択は造るか壊すか愛するか憎むかである”
エーリヒ・フロム(哲学者)の名言

エピソード7のゲスト

ジェイソン・ベギー

ジェイソン・ベギー

イェーツ保安官役として出演しています。100本以上の作品にゲストや脇役として出演。2012年から放送された『シカゴ・ファイア』のハンク・ボイト刑事/巡査部長に抜擢され、スピンオフ作品『シカゴ P.D.』で主役を務めてブレイクしまウs。その後『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』や『シカゴ・メッド』にクロスオーバーとして出演するなど、お馴染みの顔となっています。

第8話「エンプティ・プラネット」Empty Planet

 

ワシントン州シアトルの911に「今日の午後爆発が起きる」という電話が入り、BAUにその知らせが届きますが、最初の爆発があるまでは食い止めることは困難でした。

その後傘を持った男がバスに乗り込み、傘の中の物を床に置いてバスを降りた直後に起爆装置でバスを爆発させます。

BAUメンバーはシアトル支局に出向き、捜査を開始します。起爆装置は車庫のリモコンで、近くに車庫があれば2次災害もあり得たのでした。ギデオンはバスに乗り込み、独自の推察法で爆発時の背景をイメージしていきます。その後犯人を刺激して連絡を取るために記者会見を開くことに。

会見後に犯人からの電話で会話している最中にもガソリンスタンドで爆発が起きてしまいます。犯人の目的とは・・・

●このエピソードの格言
“悪は善を惨殺し 善は力を尽くし 悪の試みに抵抗する”
ロベス・ピエール(哲学者)の名言

エピソード8のゲスト

ジョベス・ウィリアムズ

ジョベス・ウィリアムズ

事件のカギとなる「エンプティ・プラネット」の原作者、ウルスラ・ケント教授役で出演。『ポルターガイスト』でキャロル・アンの母親役が印象的でした。他にも『クレイマー、クレイマー』でダスティン・ホフマンと共演。多くのドラマシリーズでもゲスト役を務めています。

第9話「2人のシリアル・キラー」The Last Word

 

ミズーリ州セントルイスの公園で遊んでいた親子でしたが、母親が一人になったところを狙って襲い、殺してしまいます。一方、シングルマザーで売春をして生計を立てている母親が、客を装った男に銃殺されるという2件の事件が立て続けに起こります。

BAUでは、エルの代わりに新たにメンバーにと異動を命じられたエミリー・プレンティスが、ホッチの元にやってきます。しかしホッチは、「それは間違いだ」と言いながら事件が起きた現地へと向かうのでした。

事件の方は2人の連続殺人鬼で被害者はすでに多数に上っており、1人が殺すともう一方も殺すという殺人を競り合うような勢いでした。

いよいよこの回からエミリー・プレンティスがメンバーに加わりますが、外交官の娘という立場からプレンティスは、周りが自分を「親の七光り」のように思われることが非常に嫌だったみたいですよ。しかも彼女の能力は凄いんです!以降、こうご期待を。。。

●このエピソードの格言
“相手をよく知れば憧れや憎しみは生まれない”エドガートン・ハーバート・ノーマン(外交官・歴史学者)の名言

エピソード9のゲスト

ジェイソン・オマラ

ジェイソン・オマラ

「ミルクリークキラー」という殺人鬼役で出演。この甘いマスクから誰も殺人犯だなんて想像できないですよね。戦争ドラマの最高峰、『バンド・オブ・ブラザース』で、真面目で実直なウィンターズの上官役をやっていました。あの印象からこのキャスティングはかなり正反対。また、『Terra Nova 〜未来創世記』や『エージェント・オブ・シールド』で知られています。

第10話「テロリストへの尋問」Lessons Learned

 

DEA(麻薬取締局)が目をつけていた民家の一斉捜査に入ると、誰もおらず化学兵器の散布装置が見つかります。早速ホッチに連絡が入りBAUの招集がかかります。

プレンティスにとってはBAUでの初仕事。アルカイダが関わっていることを察知し、早速プレンティスが技量を発揮。アラビア語に精通している彼女は、傍受した無線電話の内容を訳すのでした。

電話の持ち主であるジンド・アッラーは中東出身のテロリストで偽造旅券の罪で捕まり、グアンタナモ基地に拘留されているとのこと。その後ギデオン・リード・そしてプレンティスの3人が尋問に向かうことに。

ジンドに対するギデオンの対応が注目の1作。

アルカイダの事件はよくニュースなどで耳にしますが、生まれつきのテロリストなどはおらず、育った過程や他国による攻撃によって作られるものだということがよくわかるストーリーです。

●このエピソードの格言
“過去の失敗は教訓になる 過去の過ちは未来の叡智だ”デイル・ターナー(音楽家)の名言

エピソード10のゲスト

アンソニー・アジジ

アンソニー・アジジ

テロリストのジンド・アッラー役で出演しています。彼は8歳で劇作家としてデビューしています。『イーグル・アイ』や『レジデント 型破りな天才研修医』などを始めとした映画やドラマの脇役を多数務めています。




第11話「殺人衝動」Sex, Birth, Death

 

ワシントンDCのとある部屋で、「誰かが病気をまき散らす 根絶しろ!」などとパソコンに書き込んでいます。その直後に売春婦を狙った殺人事件が相次いで起こることに。手口はナイフでメッタ刺しにして殺した後に、髪の毛を切って記念品にするというものでした。

リードが朝の通勤ラッシュの駅構内で階段を駆け上がっていた時、ジョージタウン大学でミルクリーク・キラーの講義を聞いたという若者が声をかけます。大学生にしては若いとリードが指摘すると、その男の子はノースウェスト高の3年生だということだったのです。

彼は、殺人鬼は生まれつきの素質なのかを知るためにリードの講義を聞いたと言い、売春婦殺人事件の詳細を事細かに効いてくるのでした。リードがBAUのメンバーに詳しく聞かせてくれないかと畳みかけると、逃げるように離れていきました。

怪訝に思ったリードは、その男の子が売春婦殺害犯ではないかと推測。早速DC警察に問い合わせるのですが・・・・・

殺したいと思う気持ちが抑えられなくなった時、本当に殺してしまうのか、そこでグッとこらえるのかでその人間の道は180度変わってしまうと教えられるエピソードでした。

●このエピソードの格言
“思考と現実の間 衝動と行動の間に影が差す”T・S・エリオット(詩人)の名言

エピソード11のゲスト

アントン・イェルチン

アントン・イェルチン

殺人の衝動を抑えられなくて悩んでいる高校生のネイサン・ハリス役で出演しています。殺人のDNAが生まれつき組み込まれていたと悩み、一生懸命衝動を戦う姿が印象的。彼はロシアのレニングラード出身の俳優さんで、両親はフィギュアスケートでペアを組んでいて、札幌オリンピック出場の際、ユダヤ人であることから出場を認められなかったというう経緯があります。そのため難民としてアメリカに移住したのです。彼の作品で印象に残っているのが、スティーブン・キング原作の映画『アトランティスの心』でした。この作品でヤング・アーティスト賞主演男優賞を受賞しています。とても有望な俳優さんでしたが、2016年6月19日、坂道にサイドブレーキを引かずに停車していた車に押しつぶされて死亡しました。残念なことですね。スリラー映画『サラブレッド』がクランクアップされた2週間後のことです。

第12話「疑惑のプロファイラー」Profiler, Profiled

 

BAUでは、リードが物理の実験と称してフィルムケースを飛ばすマジックをやって楽しませていましたが、ホッチに釘を刺されることに。こういうコミカルな場面もクリミナル・マインドの醍醐味の一つですね。

一方モーガンは、休暇をとってシカゴの実家に帰郷していました。今回はそんなモーガンの故郷での物語になります。

久しぶりに帰ったモーガンは、墓参りをしていました。その後妹のデジレーと買い物した帰り、昔の同窓生ロドニーが2人に絡んできます。この2人には何か因縁があるようです。

そして起きた児童殺害事件。地元刑事のスタンが真っ先に疑ったのがモーガンでした。そのため、モーガンはスタンの手によって逮捕されてしまいます。

やがてBAUがモーガンの元に駆け付け、事件の真相をプロファイルしていくうちに、モーガンには人に言えない秘密がある事を突き止めます。

今回はモーガンがいかに強い人間であるのかを証明するエピソードです。

●このエピソードの格言
“全ての秘密は深く暗い それが秘密の本質だ”C・ドクトロウ(作家)の名言

エピソード12のゲスト

スキップ・サダス

スキップ・サダス

モーガンを殺人犯と疑ってかかるシカゴ警察の刑事役で出演。話の最後でわかるのですが、根はとてもいい人ですよ。彼は『サード・ウォッチ』のジョン・“サリー”・サリバン巡査で知られています。主にテレビドラマを中心に活躍しており、刑務所を舞台にしたヒューマンドラマ『OZ/オズ』にも6話ほど出演していました。

第13話「史上最強の敵」No Way Out

 

ネバダ州ゴルコンダの国立公園で、切断された腕と右の肋骨1本を抜き取られた男性の胴体が発見されます。この遺体は1996年に発見された同じく男性の胴体の右の肋骨が抜き取られていたのです。

殺しの間隔が10年間もある連続殺人は珍しく、同じ犯人と結びつけるのが難しいと思われていた時、ギデオンが30年間の間に起きた未解決殺人事件のファイルを持ってきます。全ての事件で右の肋骨が抜き取られていた事件。

このファイルから30年間で13件の殺人があったのは確かで、これは氷山の一角に過ぎないと判断。

BAUはゴルコンダに向かい、史上最多の連続殺人鬼フランク・ブライトコフと会うことにするのだが・・・・・

フランクが愛する女性ジェーンが、どういう気持ちでフランクと愛を成就しようというのか、凡人には測りかねる不思議なエピソードとなっています。

●このエピソードの格言
“悪は人を結びつける ”アリストテレス(哲学者)の名言

エピソード13のゲスト

キース・キャラダイン

キース・キャラダイン

ストロベリーシェイクが好物の連続殺人鬼、フランク・ブライトコフ役で出演。俳優の他に歌手や作曲家としても活躍しており、1975年のブラック・コメディ映画『ナッシュビル』では自作曲「I Am Easy」でアカデミー賞歌曲賞を受賞しています。1984年にマドンナの『マテリアル・ガール』のPVにも出演。テレビドラマ、映画で脇役として多くの作品に出演して知られています。

エイミー・マディガン

エイミー・マディガン

連続殺人鬼のフランクをこよなく愛するジェシー役で登場。彼女は1984年の青春映画『ストリート・オブ・ファイヤー』のマッコイでブレイクしました。その後翌年の『燃えてふたたび』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされています。また、『アポロ13』や『めぐりあう時間たち』で有名な俳優のエド・ハリスと結婚しています。




第14話「血塗られた黙示録」The Big Game

 

ジョージア州で「奴らは強欲で持ち過ぎだ。必要のない物まで持っている。早く来てくれ」「ラファエルが罪人を殺す」という内容の電話が911に入ります。その直後若い夫婦が惨殺され、ベッド下にヨハネの黙示録6章8節の切り抜きが落ちていたのでした。この意味は罪人を殺すというもので、犯人は殺しをやめないとBAUで確信します。

現地に出向いて犯人らしき人物を突き止め、JJとリードの2人が家を訪ねるのですが・・・・・このエピソードは次回へ続きます。

キリスト教を狂信する父親に育てられ、精神が壊れてしまった若者の悲しい生い立ちが胸を痛めるエピソードとなります。

●このエピソードの格言
“あの家族に恨みはない 他の連中が俺にしたことに仕返ししただけ”ペリー・スミス(殺人犯)の名言

エピソード14のゲスト

ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク

ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク

父親に虐待されて育った青年ラファエル役で出演しています。アメリカ コネチカット州出身の俳優さんで、3人の娘と1人の息子がいます。1998年から放送開始された人気青春ドラマ『ドーソンズ・クリーク』の主人公ドーソン・リアリー役でブレイク。宮崎駿アニメ『天空の城ラピュタ』のバズーの声も担当していました。現在はLGBTQの若者たちの群像劇を描いた『POSE/ポーズ』にメインキャスト、マット・ブロムリー役を務めています。

ドン・スウェイジ

ドン・スウェイジ

ラファエルの怖~いお父さん、チャールズ・ハンケル役で出演。顔も怖いのですが、この俳優さんは『ゴースト/ニューヨークの幻』や1983年の『アウトサイダー』で知られているパトリック・スウェイジの弟なのです。『トゥルーブラッド』のガス役で知られています。有名な作品には出演していませんが、主にテレビドラマのゲストとして登場することの多い方ですね。

第15話「多重人格」Revelations

 

前回の終盤にJJと共に犯人と思われるトビアスの家に行き、JJが納屋に行くと獰猛な犬がいてその奥には犬から襲われたと思われる凄惨な状態の死体を発見します。リードはトウモロコシ畑を探していましたが、トビアスに拉致されて森の中の小屋に監禁されることに。

その後JJは駆け付けたメンバーに助けられますが、森に連れ去られたリードの行方が分からなくなるのでした。

一方リードは、本来の姿と残忍な父親の姿の両方を持ったトビアス・ハンケルの、拷問と薬物による癒しの間で耐えがたい苦痛を味わうことになります。

JJは弟のように思っているリードと離れて捜査したことで、リードが拉致されてしまったことに悔恨の念を感じて苦しみます。多重人格となったトビアス・ハンケル役のジェームズ・ヴァン・ダー・ビークの演技にも注目!

●このエピソードの格言
“善を行い罪を犯さぬ人はこの世にいない”伝道の書 7章20節

エピソード15のゲスト

テイラー・ニコルズ

テイラー・ニコルズ

リードがトビアスに、苦痛を和らげると言われて打たれた薬物の影響から、幼い頃の幻視を見た時に登場するリードの父親ウィリアム役で登場します。その後のシーズンでも何度か登場。彼はアメリカ ミシガン州出身の俳優さんで、主にドラマのゲストを務めています。

レミー・ソーン

レミー・ソーン

同じくリードの幻視に登場する幼い頃のリードで出演しています。黒縁のメガネ姿が印象的でしたね。本作ではリードの幼い頃を辿るシーンで何度か登場。現在どうしているのかはあまり情報がないためわかりませんでした。

第16話「見えない恐怖」Fear and Loathing

 

ニューヨーク近郊の裕福な白人が暮らす街で、白人の男性と黒人の女性が惨殺死体で発見されます。その事件が起こる前に、黒人女性2人が殴った後に刺されて殺され、森で発見される事件が起こり、世間では人種憎悪犯罪ではないかと言われていました。

更に、殺された女性の顔には「卍(かぎ十字)」が描かれ、被害者の車にもいたずら書きが。そのことで教会の牧師が人種差別で訴えを起こすという行動に出て、ニューヨークでは政治問題化してしまうのでした。

しかしBAUは、憎悪犯罪にしては疑問点が多すぎることを指摘するのだった。

前回の事件で、リードが度々フラッシュバックのような症状を発症します。あれだけの虐待に遭ったリードには、まだ他の捜査をすることがかなりの重荷になっていたようです。もう少しだけ休ませてあげてと言いたいところですね。

●このエピソードの格言
“最も深い欲望が最も強い憎しみを生む”ソクラテス(哲学者)の名言

エピソード16のゲスト

デヴィッド・ラムゼイ

デヴィッド・ラムゼイ

音楽プロデューサーを装って女性をレイプして殺す連続殺人鬼のウェイクランド役を熱演。彼はアメリカのミシガン州デトロイト出身の俳優さんで、DCコミックス映画の『ARROW/アロー』でジョン・ディグル(スパルタン、グリーンアロー)役で有名です。他にも『デクスター 〜警察官は殺人鬼』や『ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜』でサブキャストとして登場しています。




第17話「救難信号」Distress

 

テキサス州ヒューストン第5区でギャング団の襲撃を阻止しようとしている警備員が、何者かに首を折られて死亡する事件が発生した他、同じような事件が立て続けに2件発生。しかし、被害者に共通点がなく、動機も不明でした。ギャングの暴力や殺人が多発している地域ですが、この手口はギャングの手口とは程遠いものでした。

犯人はホームレスで、被害者の背後からひっそりと近づいて首の骨をいとも簡単に折っており、戦闘に手慣れた者の仕業と推察します。

リードの様子がおかしいことに気付いていたメンバーでしたが、その後プレンティスと共にプロファイルをすることになったリードは、わざとプレンティスに辛く当たることでPTSDがかなり進行していることを察知します。更に、人の目を避けてトイレに閉じこもり、トビアス(14・15話の犯人)のポケットから盗んだ薬物を摂取しようとしますが・・・・・

今後のリードがどうなっていくのか、とても心配されるところですね。

●このエピソードの格言
“我々は他者の死で生きる”レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家)の名言

エピソード17のゲスト

ホルト・マッキャラニー

ホルト・マッキャラニー

過去に特殊部隊に所属していて、モガディシュの戦闘に参加していたという戦争のPTSDを患っているロイ・ウッドリッチ役を熱演しました。彼はニューヨーク州ニューヨーク出身の俳優さんで、『ファイト・クラブ』や『ハドソン川の奇跡』など、映画の脇役として活躍しています。最近はテレビドラマに出演するようになり、印象深い役柄はNetflixオリジナル作品『マインドハンター』のFBI行動科学班の思慮深い特別捜査官役です。

ジョアンナ・ゴーイング

ジョアンナ・ゴーイング

ロイの妻役で出演しています。彼女はアメリカの女優さんで、ウィノナ・ライダー主演の1995年の映画『キルトに綴る愛』で、若き日のエム役で知られています。また、ケビン・コスナー主演のアカデミー賞作品『ワイアット・アープ』では、ジョジー・マーカス役を務めました。

第18話「ニューオーリンズの切り裂きジャック」Jones

 

ルイジアナ州ニューオリンズでハリケーンカトリーナが襲った日、連続殺人事件の真相を探ることに夢中になっていた男性の家が崩壊して犠牲になります。そこには男性が死に際に「JONES」という文字を刻んでいたのです。

その後BAUでは、その事件のことを探るべく会議を開いていました。ハリケーンが来る前に殺した人数はわかっているだけで3人。全ての犠牲者が喉を掻き切られて内臓を抜き取られるという手口で、昨夜4人目の犠牲者が出たためBAUにプロファイルを依頼したのでした。

事件の担当だった父親が亡くなったため、息子のウィリアム・ラモンテーン・ジュニアがBAUに事件の説明をします。ここではゲストとして登場したウィル役のジョシュ・スチュアートですが、その後のシーズンで再び登場し、サブキャストとなりますよ。

犯人の殺しの手口から、1888年にイギリスで起きた猟奇殺人事件「ジャック・ザ・リッパー」の犯行と似ていることをプレンティスは指摘。

リードのPTSDは日増しに酷くなり、気を遣う新参者のプレンティスへの対応も冷たくなるばかり。そして、ついに仕事をさぼってしまうことに。そしてギデオンに苦しい胸の内を伝えるリードだった。

一方JJはニューオリンズを去る時に、ウィリアム・ラモンテーン・ジュニアと恋の予感を感じさせるような雰囲気になります。

●このエピソードの格言
“悲劇とは生きる道具で 生きる手引きではない”ロバート・ケネディ(元アメリカ合衆国司法長官)の名言

エピソード18のゲスト

ジョシュ・スチュワート

ジョシュ・スチュワート

ルイジアナ警察署の刑事で、父親をハリケーン「カトリーナ」で亡くし、今回の捜査を引き継いだウィル・ラモンテーン・Jr役で出演。後にJJの愛しい夫となる存在です。彼はウェストバージニア州出身の俳優さんで、『サード・ウォッチ』のブレンダン・フィニー巡査役で知られています。

ライズ・コイロ

ライズ・コイロ

リードと一緒にFBIに入所した友人のイーサン役で出演しています。彼はイタリア カラブリア州出身のアメリカの俳優です。出演作品には『アントラージュ★オレたちのハリウッド』のビリー・ウォルシュ役や『HOSTAGES ホステージ』のクレイマー・ディレイニー、『ウォーキング・デッド』のジェッド役でも4話ほど出演しています。

第19話「悲しみの業火」Ashes And Dust

 

カリフォルニア州サウスサンフランシスコのカトラー家で、深夜に灯油をまかれて放火され、一家全員が殺される事件が起きます。犯人は防火服を身に着け、入り口のドアを釘で打ち付けて、逃げ出そうとする家族を息絶えるまで見つめていました。

この街では3週間で2件の放火事件が起き、家族が犠牲になっていたのです。統計に精通しているリードによりますと、放火犯の94%は男性で、その内の75%が白人、逮捕率は16%だということ。

本来の放火犯は放火そのものが目的で、人を犠牲にすることがあまりない中で、今回の放火は性的欲求を満たすために火の中で人が苦しむのを楽しんでいる愉快犯であるとBAUが推察します。ホッチナーは、放火犯が性的対象者を失った可能性があると。

ただ1人生き残って全身に60%以上の火傷を負ったカトラー夫人に会いに行くのだが・・・・・

捜査をしているうちに、環境活動家の団体が有力な容疑者候補となります。

●このエピソードの格言
“良心の呵責は魂の地獄である”ジャン・カルヴァン(神学者)の名言

エピソード19のゲスト

アンソニー・ルイヴィヴァー

アンソニー・ルイヴィヴァー

リカルド・ヴェガ警部補役で出演。彼は1999年から2005年まで6シーズンに渡り放送された『サードウォッチ』で、救命士のカルロス・ニエト役で有名ですね。ハワイのホノルル出身の俳優さんで、父親はミュージシャンということ。

第20話「ロシアン・マフィア」Honor Among Thieves

 

プレンティスの元に大使を務めている母親エリザベス・プレンティスが、メリーランド州ボルティモアに住むナターリャとその母を伴って訪れ、父親が誘拐されたので捜査をしてほしいと頼みに来ます。警察に通報すべき事態ですが、地元の警察は信用できないと言うのです。

誘拐犯は身代金10万ドルを要求し、正午までにモスクワに送金することを命令していました。そして、切り取った父親の指を送り付け、送金が確認されなければ6時間ごとに体の一部を送ると脅していたのでした。

手順からするとBAUでは扱えない事件でしたが、緊急を要するために特例で捜査に当たることに。

この結末が意外な展開で、ちょっと戸惑ってしまいそうなエピソードでした。

●このエピソードの格言
“悪がなければ善もない”ロシアのことわざ

エピソード20のゲスト

ケイト・ジャクソン

ケイト・ジャクソン

プレンティスの母親で大使役として出演しています。彼女はアラバマ州バーミングハム出身の女優さんで、初代の『チャーリーズ・エンジェル』のサブリナ・ダンカン役で有名ですね。この作品でエミー賞に3度ノミネートされています。1979年の名作映画『クレイマー・クレイマー』への出演をオファーされましたが、チャーリーズ・エンジェルの制作者から許可が下りず、やむなくメリル・ストリープになったという逸話があります。

ゴンザロ・メネンデス

ゴンザロ・メネンデス

FBIボルティモア支局の捜査員ジョシュ・クレーマー役で再び出演しています。ゴンザロ・メネンデスは多くのドラマや映画にゲストとして出演しているほか、2012年の本格アクション映画『ネイビーシールズ』にメインキャストとして出演しました。印象に残っているのは、人気海外ドラマ『GRIMM』のシーズン311話の「優秀な兵士」で、マンティコアというヴェッセンに変身する場面でした。




第21話「殺人ハンター」Open Season

 

ワシントン州で男女が車ごと行方不明になり、その1年後アイダホ州ボイジー公園で、遺体となって発見されます。2人共胸に何かが貫通した後がありました。

性別にかかわらず殺しており、服も来ていることから性的な犯行ではないと判断。一方で何かから逃げているような痕跡があることから、ギデオンはただ命を奪うための犯行と推察するのでした。

ボイジー公園は、年間100人もの行方不明者が出て、その内の3分の1が未発見という犯行にはもってこいの場所でした。そのため、その森が犯人にとって故郷に匹敵する場所で、人間の命を奪うことを楽しんでいるのではないかということ。

ガルシアの情報で、スポケイン郡での失踪者は5年で10人、その全員が20代で季節は春、そして車ごとの失踪とわかります。

プレンティスは、JJやガルシアと打ち解けている様子。バーではFBIと名乗ってナンパしてくる男に、思いっきり恥をかかせて喜んでいる姿は、普通の女の子と変わりないみたいですね。

●このエピソードの格言
“ある者の原野はある者の遊園地となる”筆者不明

エピソード21のゲスト

ローラ・アレン

ローラ・アレン

犯人の標的となった一人旅の女性ボビー・ベアード役で出演しています。オレゴン州ポートランド出身の女優さんで、この職業に就く前は家庭内暴力専門のカウンセラーとして活動していました。インパクトのある風貌の女性で、2012年に放送された『アウェイク 〜引き裂かれた現実』で主人公の刑事マイケルの妻ハンナ・ブリテン役で有名です。

ジム・パラック

ジム・パラック

人間狩りを楽しむ兄弟の兄、ポール役で出演。テキサス州アレン出身の俳優さんで、2008年から放送された『トゥルーブラッド』では、主要キャストのホイト・フォーテンベリー役を務めました。また『スーサイド・スクワッド』や『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』などの映画や、多数のテレビドラマにゲストとして出演しています。

ジェイク・リチャードソン

ジェイク・リチャードソン

人間狩りを楽しむ兄弟の気の弱い弟ジョニー役で登場。ロサンゼルス ヴァンナイズ出身の俳優さん。9歳で『ファッジ』という子供向けのテレビシリーズに出演します。この作品で彼はヤングアーティスト賞ベストパフォーマンスにノミネートされました。その後『ミクロキッズ3』に出演して有名になりました。

第22話「出口のない迷路」Legacy

 

カンザスシティの街のどこか。冒頭で目を覆いたくなるようなシーンが…一方、クワンティコのBAUのギデオンの部屋では、チャップリンの映画を8ミリで楽しむギデオンの姿が。いつも一生懸命プロファイルをしている彼には唯一の楽しみの一つでした。

その後JJの元にカンザスシティ警察のマクギー刑事が訪ねて来て、多くのホームレスや麻薬常習者、売春婦などが姿を消していると訴え、BAUに捜査を依頼します。BAUでも検討し、63人以上が行方知れずになっているという異常な実態から捜査に協力することに。

今回のゲストであるマクギー刑事のキャラが最高!

小さなノート何冊にも渡って街のホームレスの詳細を事細かにまとめているのです。強迫性障害と見られる行動ですが、この症状のためホームレスの見回り担当に回され、署内では彼の主張を信じてくれず捜査もしていなかった様子。最初はJJも二の足を踏んでいたのですが、「63人」という数字と警察に届いた「働く者だけが認められるべきだ。恥を知れ」という1通の手紙から尋常ではないと判断しました。

しかし、管轄の警察署からの依頼がないと捜査できないため、ホッチとJJがカンザスシティ警察署に出向いて上司に掛け合うことにします。

この殺人の手口は今までで1番の残虐さ。人間という知能の高い生き物の成せる業と言えるでしょう。

ギデオンの孫祖父は映画会社に勤めていたそうですよ。そのため貴重なチャップリンの8ミリ動画が手に入ったのですね。

●このエピソードの格言
“衣食住に恵まれた者が貧しい者を批判するのは人間の最も愚かな思い上がりである”ハーマン・メルヴィル(作家)の名言

エピソード22のゲスト

クリストファー・ウィンターズ

クリストファー・ウィンターズ

強迫性障害の刑事マクギー役を演じています。ニュー・ジャージー州 ペクアノック・タウンシップ出身の俳優さんです。ウィキペディアにも載っていないような目立たない俳優さんですが、『ハート・ロッカー』、『アベンジャーズ』、『ボーン・レガシー』などの名だたる映画で有名なジェレミー・レナーの大親友なのです。なんと2人で立ち上げた不動産売買の会社で大儲けをしているとか。俳優業はサブ的な職業のようです。

第23話「史上最強の敵 再び」No Way Out, Part 2: The Evilution of Frank

 

第13話「史上最強の敵」の続編となります。前回連続殺人鬼のフランクと彼の恋人ジェーンが逃げることに成功してから暫く経ち、ギデオンは恋人のサラに花束を買っていました。そこにサラから電話が入り、出てみるとギデオンが逮捕一歩手前で捕まえることが出来なかったフランクの声だったのです。

小屋に駆け付けサラを抱き上げたことで、サラの血が服に着いたギデオンはフランクの跡を追いかけますが、その姿を目にした警察では、ギデオンがサラ殺害の容疑者になってしまったのでした。

サラの遺体からはケタミンが検出され、体の自由が利かず意識のある状態で惨殺されて、その手には自身の肋骨が握らされていたという残虐な手口。流石のギデオンもまさか自分の愛する恋人がこのような目に遭うなんて夢にも思わなかったことでしょう。

その後ギデオンが助けてきた人物の身にも危険が及ぶことに。

ギデオンは自分の代わりに殺されたサラに対して罪悪感を隠し切れませんでした。この後ギデオンはどういう行動をとるのでしょう。

そしてどんな結末が待っているのか・・・・・

●このエピソードの格言
“友は容姿 知人は性格で選び 敵は知性で選ぶ”オスカー・ワイルド(詩人)の名言

エピソード23のゲスト

エル・ファニング

エル・ファニング

第6話「森の中の殺人鬼」でギデオンに助けられた少女トレイシー役で再び出演。

キース・キャラダイン

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エイミー・マディガン

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