エクソシスト

映画『エクソシスト』の概要

ホラー映画の「金字塔」と言われている1973年の映画です。当時は実際に起こったことを映画にしたととても話題になりました。

確かに実際に少年が悪魔に憑依され、教会の神父たちが悪魔祓いを行っていたようです。

この映画の原作者である ウィリアム・ピーター・ブラッティ さんが、1940年にワシントンポストに寄せられた『 メリーランド悪魔憑依事件 』を基にして脚本を書いています。

この映画が発端となり様々な超常現象作品や、悪魔に関した作品が生まれています。日本では1973年の興業収入1位を記録。 第46回アカデミー賞脚色賞と音響賞を受賞しています。

あらすじ

イラク北部で遺跡発掘に携わっていたメリン神父は、バズスの像を発見。その後バズス像の前では2匹の犬が喧嘩を始めるのでした。

メリン神父は過去にエクソシスト(悪魔祓い)として多くの人々を救ってきましたが、年老いてきたため引退し好きな発掘現場で遺跡などの調査をしていたのです。

一方 女優のクリス・マクニール は、撮影のためにジョージタウンの家に娘のリーガンと共に住んでいました。

同じくジョージタウンの神父であり精神医学者のダミアン・カラスは、時々年老いた母親の住んでいるニューヨークに様子を見に帰っています。

クリスは、日が経つにつれてリーガンの様子がおかしくなっていくのに気付き、医者に連れていきますが、何の異常も見られず困惑します。最後は精神科の手も借りますが、全く異常なし。

最終的なアドバイスを精神科医から受けます。それは教会に頼んでエクソシストをやってもらうことでした。そのため神父で精神学者のカラス神父に相談します。

そうこうしているうちにリーガンの症状はかなり酷くなっていき、ベッドがガタガタと揺れたり、リーガン自身も子供とは思えないような下品な言葉を発したり、暴力的になって、形相も豹変していくのでした。

最初は悪魔憑きを否定していたカラス神父でしたが、この様子を目の当たりにして悪魔祓いの許可を教会に求めます。教会はエクソシストの主任を悪魔祓いの経験を積んだメリン神父に委ねることに。カラス神父もその場に同行します。

怖いけれど何度でも観たくなる作品

最初にこの作品を見た時はとても衝撃が走り、夜寝る時には照明をつけっぱなしにしているほどでした。しかし、「2度と観たくない」とはならず何度となくDVDを借りてきては観ていました。

最初に登場する発掘現場のメリン神父とバズスの像は、これから起こることの不吉な前兆を物語っているかのようにとても怖いシーンでした。

本物の悪魔祓いとはこいいうものなのか?とリアルさを感じましたが、とても残念な場面が。それは『首が1回転』する場面です。

普通人間であれば首が1回転すると頸椎が切断されて死に至るはずです。しかし最後には元気なリーガンがいるのです。

この映画の後日談がドラマ化されて、同じ『エクソシスト』という題名で配信されていますが、首が1回転する場面ではみんな死んでいるという設定になっています。

フリードキン監督は悪戯でこのカットを入れたのかと思いました。それから『蜘蛛走り』。これもありえないですね。リアルさを称賛したい私にとっては、このカットは「なし!」ですね。これを除けば★ ★ ★ ★ ★ です。

メリン神父役の マックス・フォン・シドーの年齢が衝撃

メリン神父役の役者さんである マックス・フォン・シドー さんは、エクソシスト撮影時、なんとまだ43歳という若さでした。あそこに出てくるメリン神父はどう見ても80歳は過ぎているように見えますね。

とても貫禄があり、世の中のことを全て悟ったような体位振る舞いは、43歳には感じられませんでした。素晴らしい役者さんですね。

2015年の『 スター・ウォーズ/フォースの覚醒 』で ロー・サン・テッカー 役をやっています。他にも2010年のディカプリオ主演の映画『 シャッター アイランド 』にも ジェレマイアー・ネーリング医師 役で出演。

因みに、リーガンから発せられるあの恐ろしい声の主は、なんと女優の マーセデス・マッケンブリッジ という方なんです。信じられないですね。

キャスト

リーガン・マクニール リンダ・ブレア
クリス・マクニール エレン・バースティン
デミアン・カラス神父 ジェイソン・ミラー
ランカスター・メリン神父 マックス・フォン・シドー
キンダーマン警部 リー・J・コッブ
ダイアー神父 ウィリアム・オマリー
シャロン・スペンサー キティ・ウィン
バーク・デニングズ ジャック・マッゴーラン
サミュエル・クライン医師 バートン・ヘイマン
ウィリー ジーナ・ペトルーシュカ
タニー医師 ロバート・シモンズ
チャック ロン・フェーバー
メアリー・カラス バシリキ・マリアロス
悪魔の声 マーセデス・マッケンブリッジ

スタッフ

  • 監督: ウィリアム・フリードキン
  • 原作・脚本・製作: ウィリアム・ピーター・ブラッティ
  • 製作補: デイヴィッド・サルヴェン
  • 製作総指揮: ノエル・マーシャル
  • テーマ曲: 「チューブラー・ベルズ」(マイク・オールドフィールド)
  • 追加音楽: ジャック・ニッチェ
  • 撮影: オーウェン・ロイズマン、ビリー・ウィリアムズ(イラク担当)
  • 特殊メイク: ディック・スミス
  • 特殊効果: マルセル・ヴェルコテレ
  • タイトル・デザイン: ダン・ペリ
  • 字幕翻訳: 高瀬鎮夫

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Muku
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