デンゼル・ワシントンの作品ランキングTOP10

デンゼル・ワシントン

ある時は善良な人間に、そしてある時は最悪の刑事に、またある時はアルコール依存症のパイロットにと変幻自在に役を熟す麗しき黒人俳優のデンゼル・ワシントン。

彼はバスケット・ボールでもセミプロ級の腕前を持つ人物と言われています。

うつむき加減からの上目遣いが何とも言えない迫力のある表情を醸し出す、ハリウッドきっての演技派と評判の高い彼は、アフリカ系アメリカ人ではシドニー・ポワチエに続いて2番目のアカデミー主演男優賞を受賞。

と称賛の嵐を注いでいる筆者は、デンゼル・ワシントンの超大ファンであります。

彼でなければおそらく出来なかったでろう役処満載の作品を、筆者の視点から10作品ランキング形式で選ばせていただきました。

デンゼル・ワシントンのバイオグラフィー

デンゼル・ワシントンのバイオグラフィー
本名:デンゼル・ヘイズ・ワシントン・ジュニアは1954年12月28日、ニューヨーク州マウントバーノン生まれ。ジョージア州出身の美容師の母レニスと、バージニア州出身のペンテコステ派の牧師の父デンゼル・ワシントン・シニアの3人の子供の真ん中である。

高校卒業後フォーダム大学に入学し、ジャーナリズムの道に進むつもりだった。しかし、学生演劇に出演しているうちに演技に目覚め、卒業と同時にサンフランシスコに移って、アメリカンコンサーバトリーシアターに入学する。しかし1年で退学し、俳優としての道を歩む。


メリーランド州セント・メアリー市のサマー・ストック・シアターの舞台で、初めてお金をもらって演技をした。その作品は「Wings of the Morning」というもので、メリーランド植民地(現在のメリーランド州)の建国とメリーランド植民地議会(立法機関)の創設期を描いたものであった。台詞の多くは創作であったが、実在の歴史上の人物、マティアス・ダ・スーザの役を演じた。その後、本格的にスクリーンでの活躍を目指すようになる。多才な演技力とパワフルな存在感で、数多くのテレビ作品に出演したが、当初は仕事を得るのに苦労した。

セント・エルスウェア
ジョージ・シーガルと共演した『ハロー、ダディ!』(1981年)で初めて大画面に登場した。1980年代は映画とテレビの両方で活躍し、NBCの大ヒット医療シリーズ『セント・エルスウェア』(1982年)のフィリップ・チャンドラー博士の抜擢を受け、6年間この役を演じることになる。


1989年、エドワード・ズウィック監督の力強い歴史的傑作『グローリー』(1989年)で逃亡奴隷トリップを演じ、アカデミー助演男優賞を受賞したのを機に、彼の映画界での活躍が目立つようになる。

1990年代以降、ワシントンは映画作品で多くの批評家の称賛を受けている。実在の人物としては、『遠い夜明け』(1987年)で南アフリカの反アパルトヘイト活動家スティーブ・ビコを、『マルコムX』(1992年)ではムスリム牧師で人権活動家のマルコムXを、『ハリケーン』(1999年)でボクサーのルービン・”ハリケーン・カーターを、『タイタンを忘れない』(2000年)でアメフトコーチのハーマン・ブーンを、『グレート・ディベーター 栄光の教室』(2000年)で詩人で教育者のメルビン・B・トルソンが描かれ、これらは映画で高く評価されている。

『マルコムX』と『ハリケーン』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『トレーニング デイ』(2001年)のアロンズ・ハリス刑事役で2002年に同賞を獲得した。3度目の正直とはこのこと。また2012年の『フライト』では、薬物依存症のパイロット役を見事に演じ、NAACPイメージ・アワード主演男優賞やFAAAFブラック・リール賞主演男優賞を受賞、アカデミー賞を始めとした数々の賞にノミネートされている。

1990年代には、『ペリカン文書』(1993)、『フィラデルフィア』(1993)、『クリムゾンタイド』(1995)、『天使の贈りもの』(1996)、『戦火の勇気』(1996)などの大作にも出演し、1000万ドルを稼ぎ出した。

2000年代に入っても、『タイムリミット』(2003)、『マイ・ボディガード』(2004)、『インサイド・マン』(2006)、『サブウェイ 123激突』(2009)などの作品で、タフで無骨なヒーローとしてスクリーン上の人格を定義し続けている。

彼は監督としての活躍しており、『アントワン・フィッシャー きみの帰る場所』(2002)で監督としてデビューし、『グレート・ディベーター 栄光の教室』(2007)、『フェンス』(2016)でも監督を務めている。『フェンス』ではアカデミー賞作品賞や主演男優賞にノミネートされ、他にも放送映画批評家協会賞監督賞その他多数にノミネートされた。

2010年には黙示録的なドラマ『ザ・ウォーカー』(2010年)で主演を務めた。また同年末には、危険な貨物を積んだ半マイルの無人の暴走貨物列車を描いたアクション映画『アンストッパブル』(2010年)でベテラン鉄道技師を演じた。アンストッパブルのトニー・スコット監督とは、『クリムゾンタイド』(1995)、『マイ・ボディガード』(2004)、『デジャヴ』(2006)、『サブウェイ123 激突』に続く5作目にして最後の共演となった。また、ジェリー・ブラッカイマー製作の映画にも出演しており、スパイク・リー監督とは頻繁にコラボレーションしている。

『デンジャラス・ラン』(2012)ではライアン・レイノルズと共演し、水責めを含む拷問を受けて役作りをした。2013年、ワシントンは『2ガンズ』(2013)で、マーク・ライアン・ウォルバーグと共演。2014年には、エドワード・ウッドワード主演の同名テレビシリーズを基に、アントワン・フークア監督、リチャード・ウェンクが脚本を手がけたアクションスリラー映画『イコライザー』(2014年)に主演した。この時期、『ザ・ウォーカー』『デンジャラス・ラン』など、いくつかの作品でプロデューサーも担当。

2016年、第73回ゴールデン・グローブ賞でセシル・B・デミル生涯功労賞の受賞者に選出された。因みに、日本の名監督である黒澤明のファンでもある。

私生活では、妻のポーレッタ・ワシントンと4人の子供たちとともに、カリフォルニア州ロサンゼルスに在住している。

デンゼル・ワシントンの作品ランキング

デンゼル・ワシントン作品TOP10位:イコライザー2

デンゼル・ワシントン作品TOP5位:イコライザー2

画像引用元:U-NEXT

イコライザー2の概要

これぞデンゼル・ワシントンのアクションと言うべき作品。2014年に公開された「イコライザー」の続編です。真面目で律儀な元国防情報局(DIA)の凄腕特殊工作員ロバート・マッコールが再び正義を成す。

アメリカで2018年7月20日に、日本ではその2か月後の2018年10月5日に公開され、ホラー映画の『アンフレンデッド: ダークウェブ』や当時の話題作『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』と同じ週に公開されました。

当初2600万ドルの興行収入と予想されていた本作ですが、その予想をはるかに超えて3600万ドルを稼ぎ出し、週間興行収入ランキング初登場1位となっています。これには『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』に期待を寄せていた市場やファンの間で衝撃が走りました。

しかし評価はというと、ロッテントマトで206件の批評家たちから52%、5000人のユーザーから60%と低く、前作を超すことはありませんでした。

クライマックスは殆どのアクション映画にありがちな闘いのシーンとなっていますが、ストーリー構成は面白く、デンゼル・ワシントン演じるロバート・マッコールの魅力が溢れる、かっこ良くてスカッとするストーリーとなっています。

今回はマッコールがアシュトン(マイルズ・ウィテカー)の才能を見抜き、悪の道に入りかけたところを救うという構成が好きです。

イコライザー2のあらすじ

前回のホームセンター従業員から一転、タクシードライバーの職に就いて、困っている人を陰で助けながら穏やかな日常を送っていたロバート・マッコール。

そんな時、ベルギーのブリュッセルで無理心中に見せかけた殺人事件が起こる。マッコールの昔の仲間で友人のスーザン・プラマーとデイブ・ヨークがブリュッセルに赴いて調査を開始することに。しかしその後、事件の真相を掴んだ矢先のスーザンが無残な死体となって発見される。

スーザンの死を知ったマッコールは、夫のブライアンに絶対に犯人を捕まえると約束してブリュッセルに飛ぶ。そこでデイブと再会するのだが、デイブはマッコールが死んだと思っていたため驚くが、一緒に犯人を捕まえると協力的だった。

捜査が進んでいくと、マッコールは思わぬ真相にぶち当たってしまう。そしてスーザンの無念を果たすべく決心するのだった。

デンゼル・ワシントン作品TOP9位:悪魔を憐れむ歌

デンゼル・ワシントン作品TOP10位:悪魔を憐れむ歌

画像引用元:U-NEXT

悪魔を憐れむ歌の概要

アメリカで1998年1月16日、日本では1998年7月11日に公開され、大ヒットした作品です。ホラー映画というジャンルとなっていますが、どちらかというと宗教を題材にした方向性に近く、アザゼルという堕天使が降臨して事件を巻き起こしていると説明できそうです。

刑事ものと聞くとアクションやカーチェイスを期待する方も多いですが、この作品に関しては除外されるべきで、誰にも信じてもらえない堕天使の憑依を最終的には自分1人で解決しなくてはならない刑事の葛藤を映し出したストーリーと言えるでしょう。

デンゼル・ワシントンはその葛藤を見事に演じ切り視聴者を魅了しました。更に相棒のジョーンジー刑事を演じたジョン・グッドマンや死刑になったリース役のイライアス・コティーズもアザゼルとなった描写を見事に演じ切ってくれました。

映画評価サイトのロッテントマトでは、50人の批評家から40%という比較的低評価でしたが5万人のユーザーが72%という評価を付けています。また、IMDbでは8万人のユーザーから7.0という評価をもらっています。

出演陣も主役のホブズ刑事にデンゼル・ワシントン、その相棒にジョン・グッドマン、『シンドラーのリスト』のヘレン役でお馴染みのエンベス・デイヴィッツ、『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』のジェームズ・ガンドルフィーニ、そして往年の俳優ドナルド・サザーランドと豪華キャストを揃えています。

悪魔を憐れむ歌のあらすじ

連続殺人犯エドガー・リースの処刑の日。逮捕したジョン・ホブズ刑事が最後の面会をする。リースは鉄格子の間から突然腕を出してホブズに握手を要求しホブズがそれに応じると、未知の言語で何かぶつぶつ呟く。

そして手を離すと「ライオンズとスパコフスキーの間に空白がある」と意味深な言葉を語りかけるのだった。その後処刑場に向かうリースは「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」を踊りながら歌いだす。

薬物による処刑では立ち向かうように終始笑いながら最期を迎えるリースだったがそれも束の間、息絶えることに。

処刑から数日が経ち、男がバスタブで殺される事件が起こる。犯人は殺した男のアパートで食事を摂っており、被害者には針を刺された跡と「18」という数字が書かれていた。そして壁に「ライオンズ ??? スパコフスキー」という文字が。

これはリースの模倣犯なのか、それとも共犯者がいるのか・・・・・

ルー刑事はサウス署にスパコフスキーという悪徳刑事がいると言う。その証拠に昔本署のロビーに飾ってあり、今はゴミ同様に片づけられた、叙勲した警官の名前が刻まれている銅板がある場所に案内する。

そこにはライオンズの下に空白があり、その下にスパコフスキーの名が刻んであった。リースが空白の部分が誰であったかを調べると、「R・ミラノ」という刑事が浮かび上がってくる。しかしミラノは山小屋で拳銃自殺を図っていたのだった。

上司のスタントン警部補に事情を聞くと「関わるな」と言って、何も答えようとしなかった。

その後また同じような殺人事件が起こり、捜査していくうちにホブズは驚愕の事実を知ることに。

デンゼル・ワシントン作品TOP8位:ローマンという名の男 -信念の行方-

デンゼル・ワシントン作品TOP7位:ローマンという名の男 -信念の行方-

画像引用元:rottentomatoes|https://www.rottentomatoes.com/m/roman_j_israel_esq#&gid=1&pid=12

ローマンという名の男 -信念の行方-の概要

2017年11月22日にアメリカで公開され、日本では未公開で2018年9月5日にDVDが発売されています。

デンゼル・ワシントンは制作にも携わっており、18キロも増量してこの作品に挑んだ彼の意気込みが感じられる作品。しかし、ロッテントマトでは177人の批評家から54%という評価を受けており、大ヒット作品という訳ではないようです。

弱者を救うという信念を抱く1人の弁護士が思い通りにならない現実と闘いながら、一時は信念を捨てて大手弁護士事務所で利害を優先した弁護に没頭するが、やはり最終的には良心の呵責に耐えられず元の善良な弁護士に戻るというストーリー。せっかく元通りになったのに、その先に待っていたのは・・・・・

本作でデンゼル・ワシントンはアカデミー賞、ゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされた他、9つの賞を受賞・ノミネートされています。

出だしはちょっとわかりにくい内容となっていますが、最後まで本作品を視聴すると訴えているものが何なのかが見えてくるでしょう。

デンゼル・ワシントンが訴えたいこととは現代の司法制度の愚かさと筆者は受け取りました。

ローマンという名の男 -信念の行方-のあらすじ

友人のウィリアムと共に弁護士事務所を営んでいるローマン・J・イズラエル。彼はサヴァン症候群で、名前の終わりに何故か「ESQ」と付ける。この意味が何なのかはストーリーの中で表現されています。

ある日ウィリアムが心臓発作で倒れ、植物状態になる。イズラエルは1人で何とか経営しようと決心するのだが、ウィリアムの姪は赤字続きの事務所を閉鎖すると言い、やりかけの仕事を大手弁護士事務所のジョージ・ピアスに引き継ぐと告げる。

ピアスはイズラエルに並外れた記憶力が備わっていると知り、事務所に来るように勧誘するのだが、仕事のやり方が性に合わず他を探す。しかしなかなか見つからず、お金を稼ぐために結局ピアスの事務所に渋々入社することに。

そんな時警察で、自分が弁護したデレルという男の仲間で指名手配犯のカーター・ジョンソンに懸賞金10万ドルがかかっているのを知ったイズラエル。デレルからカーターの居場所を聞いていたイズラエルは、匿名で居場所を教えて金を貰ってしまう。もちろん弁護士としてあるまじき行為だった。

その後ウィリアムが亡くなり、それを機にイズラエルは金になる訴訟を引き受けることに。それとは対照的にピアスが人道的な弁護に目覚め始める。そして死刑裁判を引き受けると、イズラエルに任せると言う。

しかしその被告人というのがイズラエルが密告したカーター・ジョンソンだったのだ。面会に行ったイズラエルは、カーターから「俺を売って金をせしめたな」「俺はいつでもお前を殺せる」と脅しをかけられてしまう。

デンゼル・ワシントン作品TOP7位:ジョンQ-最後の決断-

デンゼル・ワシントン作品TOP6位:ジョンQ-最後の決断-

画像引用元: John Q: Con người ta sẽ làm tất cả khi bước vào con đường của sự vô vọng và không có lối thoát? – Fshare Blog

ジョンQ-最後の決断-の概要

本作品でのアメリカの保険制度に対する捉え方があまりにもかけ離れているという意見もありますが、あくまでもデンゼル・ワシントンの演技力が光る作品としてランキングに挙げました。

アメリカで2002年2月15日に、日本で2002年11月23日に公開され、全世界で100億ドルの興行収入を挙げた話題作です。しかし、ロッテントマトでの批評家の印象は期待に違わず辛辣で評価がありません。またユーザーでも見る人によって感じ方が違い、良いとする方、悪いとする方の2分に分かれているようです。

突然の心臓病で倒れてしまった幼い息子を助けたい一心で、法を破る行動に出てしまった父親の葛藤。そしてアメリカの保険制度がいかにいい加減なものなのかをまざまざと見せつけられたストーリーです。

本作品では子供に対する親の愛情がいかに大きいものなのかに注目していただきたい一作。

ジョンQ-最後の決断-のあらすじ

ジョンの勤める会社がリストラに出てその対象となってしまい、フルタイムからパートに格下げされてしまう。そんな折、息子のマイクが野球の試合中に突然倒れることに。急いで病院に連れて行くと、心臓に重い疾患があることがわかり昏睡状態に陥ってしまう。

心臓外科部長のレイモンド・ターナー医師が、一刻も早い心臓移植をしないと命の保証がないと。そこでジョンは移植者待機リストのトップに載せるよう要望するのだが、それには数々の障害があった。

手術費用が高額で、移植リストに載せるにもかなりの額を払わなければならなかった、更にパートに格下げになったジョンの保険ランクが無断で下げられたため、心臓移植に適用されなかったのだ。

ジョンと妻のデニースは何とか移植手術をさせようと資金集めに奔走するが、病院側は治療費や入院費が払えないことを知ると即刻退院させようとする。

その時ジョンの怒りは爆発する。

デンゼル・ワシントン作品TOP6位:ハリケーン

デンゼル・ワシントン作品TOP4位:ハリケーン

画像引用元:https://www.rottentomatoes.com/m/1093641-hurricane#&gid=1&pid=4

ハリケーンの概要

「ルービン・カーター事件」を基に描いた、通称「ハリケーン」というボクサーの冤罪事件を扱った作品。アメリカで1999年12月29日に、日本で2000年6月24日に公開されています。製作費5000万ドル、興行収入7400万ドルという、こちらも大ヒット作。

デンゼル・ワシントンはこの映画でゴールデングローブ賞の主演男優賞とベルリン国際映画祭の銀熊賞 (男優賞)を受賞しています。

本来ならTOP1位にしてもおかしくない作品ですが、作中で描かれているストーリーは必ずしも事実に基づいているとは言えなく、何点かの相違点があるようです。

・小児性愛者の白人男性が腕時計をダシにして少年に性的暴行を加えようとしたため、ルービン・カーターが少年を助けるために男性の頭を殴って怪我を負わせたように描かれていますが、実際にそのような事実はなく、ルービンが時計欲しさに被害者の頭を殴って怪我を負わせ、少年院送りになっていること。

・少年院に送ったデラ・ベスカ刑事は、故意にルービンに対して差別的な振る舞いをしているという描写は事実ではなく、刑事は架空の人物だったということ。実際はルービン自身が少年時代から暴力的で、何度も罪を重ねていたと言われています。

・著書の「ハリケーン」の中で、タイトル戦で判定負けとなった試合がいかにも黒人差別であるかのように描かれているが、この描写に対して相手のボクサーから名誉棄損で訴訟を起こされています。

・作中のルービン・カーター事件の裁判では、カーターにとって不利な証拠を描かなかったのが意図的だとして、被害者遺族が訴訟を起こしています。

こういった点を考慮して6位に位にランク付けしましたが、1つのヒューマンドラマとして観るならば秀作に入るのではないでしょうか。

デンゼル・ワシントン作品TOP4位:ハリケーン

画像引用元:The Face of Law: Lesra Martin

またハリケーンの冤罪を証明し釈放させたカナダ人ですが、レズラ(写真左から2番目)、リサ、サム、テリーの他にも5人のメンバーがいたということです。

ハリケーンのあらすじ

レズラ・マーティンはカナダ人達リサ、サム、テリーの助けで教育を受ける機会が与えられる。古本市で彼が最初に手にした本が「ハリケーン」だった。レズラは本に没頭し始めることに。

  
ルービン・カーターの少年期、数人の友達と遊んでいた時白人の男性が表れて高級時計を見せ「欲しいか」と言って1人の少年にわいせつな行為を迫った。ルービンは怒りを覚え男性に飛び掛かって頭に怪我をさせてしまう。

その後逮捕されたルービンは、デラ・ベスカ刑事に取り調べを受けることに。刑事は「お前が刺した相手は町の有力者だ。お前を必ず刑務所に入れてやる」と言い放つ。

裁判では「将来は危険な人間になる。21歳になるまで少年院に入れる」と判決が下される。その8年後ルービンは少年院を脱走し陸軍に入隊する。

軍隊を除隊するとボクサーとして活躍を始め、ライトウェルター級チャンピオンとなる。そして起こったのが白人3人が銃で撃ち殺されるという事件だった。デラ・ベスカ刑事は最初からルービン・カーターを犯人に仕立て、裁判で終身刑となってしまう。

  
レズラはこの本を読んでルービンに興味を持ち、手紙を書き始める。何度か文通をしているうちにルービンと親しくなっていき、刑務所から出したいと思い始めるのだった。

レズラの気持ちが扶養者のリサ、サム、テリーに伝わり、4人はルービンの冤罪を晴らすべく奔走する。

デンゼル・ワシントン作品TOP5位:リトル・シングス

デンゼル・ワシントン作品TOP3位:リトル・シングス

画像引用元:IMDb|Denzel Washington, Jared Leto, and Rami Malek in The Little Things (2021)

リトル・シングスの概要

本作品は『オールド・ルーキー』や『パーフェクト・ワールド(脚本)』のジョン・リー・ハンコックが数年前に初稿を書き上げ、スティーヴン・スピルバーグやクリント・イーストウッド、ウォーレン・ベイティ、ダニー・デヴィートなど名だたる監督が興味を示したものの制作には至らず、ジョン・リー・ハンコック自身が構想から四半世紀経った後に自ら制作を決めたサスペンス映画です。

ロッテントマトでは260人の批評家から45%の評価を受けました。内容に派手さがないため、毎度おなじみの作品と低評価にとどまっています。また、IMDbでは88000人のユーザーから10点中平均6.3の評価にとどまっていますが、2022年1月現在の人気度は全体の264位と好位置につけているようです。

ストーリーは至ってシンプルで連続殺人鬼を追う刑事を描いたドラマですが、シンプルだからこそ自然に受け入れられる内容で、下手な脚色もなくこれが人間の成すことなのかと納得のいく作品。

派手なパフォーマンスやアクション、CGを駆使した映画は確かに見ごたえがありますが、内容がシンプルなほど出演陣の演技力がものを言うことは間違いありません。

デンゼル・ワシントンの初老の刑事ぶりや、若手の刑事を演じたラミ・マレックの緊迫した演技、そして犯人役のジャレッド・レトの臨場感あふれる恐ろしさが際立った演技に注目してください。

最後は、残忍な殺人事件を扱う刑事なら誰でもそうしたくなるような衝撃の内容もお楽しみに。

リトル・シングスのあらすじ

カリフォルニア州カーン郡で売春婦の殺人事件が起きる。そのため、保安官のディークは殺害現場から証拠を集めるよう命じられることに。現場に行き検証してみると、ディークは唖然とする。以前彼が捜査していた未解決の連続殺人事件と手口が同じだったのだ。

ディークはその当時、事件にとり憑かれたばかりに体はボロボロになり心臓発作を起こして倒れ、家庭生活も崩壊してしまった。

どうしても犯人を見つけたいディークは、休暇を取って捜査に当たっているバクスターを手伝うことにする。カール・ファリス署長はそんなディークの行動に、バクスターを案じて「ディークとは関わるな」と忠告をするが・・・

その後、橋の下からまた売春婦の遺体が発見される。殺し方から犯人が同じだと確信するディーク。現場の近くにある修理店に聞き込みをした時に従業員の1人であるアルバート・スパルマに目をつけ、追跡をするが気付かれてしまい失敗に終わる。

そこでディークはスパルマを署に任意同行させて尋問するが、狡猾なスパルマは質問をはぐらかすためにふざけた言動ばかり返し、仕方なく釈放する羽目になってしまう。

なかなか進展しない捜査にFBIが介入することとなり、バクスターとディークが捜査する時間が2日間に限られてしまう。バクスターは焦りを覚え、ディークと共に24時間スパルマの監視をする。その後ディークがコーヒーを買いに行った隙にスパルマが思わぬ行動に出る。

バクスターは1対1の対決を決心するのだが・・・・・

デンゼル・ワシントン作品TOP4位:イコライザー

デンゼル・ワシントン作品TOP2位:イコライザー

画像引用元:IMDb|Denzel Washington in The Equalizer (2014)

イコライザーの概要

1984年から1989年まで放送されたテレビドラマ『ザ・シークレット・ハンター』の映画版。

2014年のトロント映画祭で『イミテーション・ゲーム』や『ゴーンガール』と共にプレミアム上映され、アメリカで2014年9月26日に、日本で2014年10月25日に公開されました。製作費5500万ドルに対して全世界の興行収入が1億9000万ドルと、成功を収めた大ヒット作です。

ロッテントマトでは200人の批評家から60%とまあまあの評価を得ていて、作品のクオリティよりもデンゼル・ワシントンの演技力が光った作品と言えるでしょう。

普段はホームセンターに務める真面目な人間で、周りの困っている人たちを見過ごせずに助けている。そんな普通の男が、たった29秒で悪者5人を退治してしまうという、日本のドラマに例えるなら「必殺仕掛人」のアメリカ版でしょうか。

その殺し方がカッコ良くて、最初に観た時はスカッとするような爽快感というか衝撃に似たものが走りました。

嫌なことがあった時に気分転換に視聴するのもおススメです。

イコライザーのあらすじ

マサチューセッツ州ボストンのホームセンターで働きながら困っている人を助け、平穏な日常を送っているロバート・マッコール。

夜眠ることが出来ず、ティーパック1つを持参して近所のダイナーに通っては本を読んで過ごす毎日。そこには歌手を目指す売春婦のアリーナもよく顔を出していて、マッコールとは顔見知りだった。マッコールが読んでいる「老人と海」について2人が話しているとアリーナに電話が入る。

すると、ダイナーの前にセダンが止まっていてアリーナに客を取らせようとしていたのだった。「嫌な客」とぼやきながらアリーナはその車に乗り込んでいく。その後アリーナの売春の元締めがロシアン・マフィアのスラヴィだと知ることに。

やがてアリーナは暴力を振るった客に抵抗しようと反撃して相手に傷を負わせてしまったため、見せしめに死ぬほどの暴力を振るわれICUに入ってしまう。マッコールはアリーナを身請けしようと9800ドルを持ってスラヴィの元に行く。

しかしスラヴィはそれを断り「ボロボロになるまで稼いでもらう」と言い放つ。マッコールは時計のストップウォッチを押すと、部屋にいた5人の男たちを次々に殺していった。その間わずか29秒。

それを知ったロシアン・マフィアがスラヴィたちを殺した犯人を捜すために、元KGBの殺し屋テディ・レンセンを送り込む。

デンゼル・ワシントン作品TOP3位:グローリー

デンゼル・ワシントン作品TOP8位:グローリー

画像引用元:IMDb| Andre Braugher, Jihmi Kennedy, Joseph Alex, and Donovan Leitch Jr. in Glory (1989)

グローリーの概要

アメリカで1989年12月15日に、日本では翌年の1990年4月14日に公開された、南北戦争の史実に基づいた作品です。

アメリカ初の黒人部隊を率いた北軍大尉ロバート・グールド・ショーが、両親に向けて書いた手紙を基に構成され、エドワード・ズウィック監督が制作しました。因みに彼の父親はボストンで奴隷解放運動家として知られていました。

デンゼル・ワシントンはこの作品でトリップという名の黒人兵士役で出演。並みいる兵士役の俳優たちに交じってとびぬけて目立つ役ではなかったのですが、黒人奴隷として扱われていた頃の白人に対する怒りの表現が素晴らしいという印象でした。

俳優デビューから8年目の彼は若く、既に名優として知られていたモーガン・フリーマンをも凌ぐ演技力で、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞の助演男優賞を受賞。

グローリーグローリーグローリー

グローリー

しかし、黒人俳優の中で秀でていたのはデンゼル・ワシントンばかりではなく、アンドレ・ブラウアー(執事から兵士となったトーマス・サールズ役)やジーミ・ケネディ(ジュピター・ショーツ役)なども素晴らしかったです。特に称賛したいのはアンドレ・ブラウアーで、白人の執事として長年ショー家で快適な生活を送っていたトーマス・サールズ役を熱演。およそ兵士には向いていない自分に気付き、その葛藤をまじまじと感じさせてくれました。

ロッテントマトでは批評家、ユーザー共に93%という高い評価を得ています。

グローリーのあらすじ

1862年の南北戦争最中、北軍の大尉ロバート・グールド・ショーは初の黒人部隊「第54連隊」を任されることに。

黒人奴隷制度が蔓延る中、黒人は知能が低く兵隊としての能力がないとされていた時代にロバートは新兵たちに厳しい訓練を強いる。執事から兵士に志願したトーマスも論外ではなかった。

今までロバートから対等に扱われていたトーマスだったが、今や上官と一兵卒の立場。意見することも逆らうことも許されなかったのだ。そして奴隷として酷い虐待を受けてきた若いトリップは靴欲しさに脱走を図り、鞭打ちの罰を受けることとなる。

服を脱げと言われて背中が露わになった瞬間、一同は静まり返る。トリップの背中には過去に何回となく鞭で打たれた跡が残っていた。それでもロバートは罰を止めようとはしなかった。あまりの厳しさに兵士たちはロバートに対して疑心暗鬼になり、友人のフォーブスとも対立してしまう。

その後、靴や軍服を支給されるはずが、物資が足りないという理由で一向に支給されない第54連隊。ロバートは補給将校が黒人兵士の靴や軍服を横流ししていたことを知り、すぐさま取り戻して兵士たちに支給する。また、「黒人だから」という理由で給料を12ドルから10ドルに下げられた時、兵士たちと共に給料受け取りを拒否したことでみんなの信頼を得ることとなる。

訓練を終えて戦地に赴く準備が整った第54連隊だったが、来る日も来る日も肉体労働の雑用を強いられる毎日。士気は下がり、出会った白人兵士たちと喧嘩をする者まで。業を煮やしたロバートは、モンゴメリー大佐と師団長ハーカー将軍が略奪品の横領や着服をしていることを知り、第54連隊を前線に出す命令書を出さなければ、陸軍省に報告すると脅しをかける。

その甲斐あって第54連隊は「ワグナー要塞攻略戦」に出ることに。結果は勝利し、黒人兵士が有能であることを証明する。ロバートはその後ワグナー要塞攻略の先頭部隊を志願する。ワグナー要塞は大砲十数門に守備隊千人以上を擁する強固な陣地だった。更に進入路が狭く、1個連隊でしか通ることが出来なかったのだ。

そんな厳しい最前線に出る前夜、第54連隊の仲間達は霊歌を歌いながら1人ずつ自分の胸の内をさらけ出すのだった。

デンゼル・ワシントン作品TOP2位:トレーニング・デイ

デンゼル・ワシントン作品TOP9位:トレーニング・デイ

画像引用元:IMDb| Ethan Hawke and Denzel Washington in Training Day (2001)

トレーニングデイの概要

アメリカで2001年10月5日に、日本で2001年10月20日に公開され、製作費4500万ドルに対して興行収入が1億490万ドルという快挙を成し遂げた大ヒット作品。デンゼル・ワシントンはこの作品で、2002年のアカデミー賞主演男優賞を受賞。イーサン・ホークも助演男優賞にノミネートされる他、数々の賞を受賞。

ロッテントマトでは163人の批評家から73%、25万人のユーザーから89%の評価を得るなど高い評価を受けています。

普段善良な役回りの多いデンゼル・ワシントンが、悪役でも優れた演技力を発揮。あの凄みのある眼孔は今までの彼の印象を覆し、怖い人間だと誤解されてしまうかもしれませんね。

ロス市警の麻薬捜査官といいうことで、撮影現場は本物のロスのストリートギャングの縄張りを舞台に行われました。エキストラなども本物のギャングに協力を得たということ。これだけでもすごいことですね。

様々な作品に出演したデンゼル・ワシントンは、アロンゾ・ハリス刑事についてお気に入りのキャラクターであることも公表しています。(参照元:https://www.imdb.com/title/tt0139654/?ref_=nv_sr_srsg_0)

監督のアントワーン・フークアは「ランパートスキャンダル」(ロサンゼルス警察の70人以上にも及ぶ違法行為事件)から着想を得て本作品を制作したそうです。

トレーニングデイのあらすじ

ロス市警の麻薬取締局に配属された妻子を持つ新人のジェイク・ホイト巡査は、上手くいけば出世もあると期待に胸を膨らませていた。そんなジェイクが組んだのは局内で検挙率ナンバー1を誇るアロンゾ・ハリス刑事だった。自宅を出ようとするジェイクにアロンゾから電話が入る。署に来なくても良いから直接カフェで会おうと言う。

緊張の面持ちで出かけたジェイクだったが、アロンゾの高圧的な態度にたじろぐ。時間が進むにつれ、優秀な刑事アロンゾの実態が浮き彫りに。「狼は狼でしか倒せない」という考えのアロンゾ。

ストリートギャングのアジトに出向き偽の捜査令状で金を巻き上げたり、レイプ未遂の犯人を逮捕せずに所持していた麻薬を巻き上げるなど、悪事を隠そうともしないアロンゾにジェイクが不信感を抱き始めるのだった。

ついにキレたジェイクのとった行動とは・・・・・

デンゼル・ワシントン作品TOP1位:フライト

デンゼル・ワシントン作品TOP1位:フライト

画像引用元:IMDb| Ethan Hawke and Denzel Washington in Training Day (2001)

フライトの概要

『コーチ・カーター』や『リアル・スティール』の脚本で知られるジョン・ゲイティンズが書いた本作品の脚本を、ロバート・ゼメキス監督が読み、素晴らしいと絶賛。『フライト』の制作を決めたということ。

パイロットの主人公はアルコールとヘロインの依存症で、飛行中に機体に異常が起こり、墜落しそうになるが曲芸のような背面飛行を試みて102人中96人の命を救った。英雄扱いされていた矢先に血中からアルコールが検出され、一転して業務上過失致死の罪に問われそうになる。

この後の機長の行動や心境を詳細に綴ったストーリーとなっています。

依存症者はちょっとしたことでアルコールや薬物を使う口実を作ります。更に嘘つきで自分を認めようとしません。そんなアディクション特有の心境をリアルに演じているデンゼル・ワシントンの演技力と、上質な脚本が織りなす名作と言えるでしょう。

アメリカで2012年11月2日に、日本で2013年3月1日に公開され、全世界で1億4600万ドルの興行収入を挙げました。ロッテントマトでは239人の批評家の間で73%の高評価を付け、タイム誌は「航空機事故を描いた映画史上最も恐ろしく、リアルな作品。本作は映画学校で教材にすべき名作だ」と絶賛されました。

第85回アカデミー賞では、脚本賞と主演男優賞(デンゼル・ワシントン)にノミネートされましたが、受賞には至りませんでした。

フライトのあらすじ

オーランド国際空港からアトランタ国際空港へと向かっていた航空機に異常が起こり急降下してしまう。ウィトカー機長の機転で機体を逆さまにした背面飛行で窮地を切り抜け、胴体不時着させると、102人の搭乗員と乗客のうち96人の命が助かることに。

退院したウィトカー機長はメディアで騒がれていたため、誰にも知られていない祖父の農場に住むことにする。そして入院中に知り合った薬物依存症のニコールと共にアルコールを絶った生活を送っていた。

その後、機長の血中からアルコールとコカインの成分が検出され、今まで英雄だったのが一転して終身刑も危ぶまれる立場となってしまう。そのストレスから再びアルコールに依存することに。

自助グループに通いながら回復していたニコールが一緒に通うことを薦めるが、「自分はそんなやつとは違う」とがんとしてきかない。結局ニコールは出て行ってしまう。更にメディアが嗅ぎつけて農場に押し寄せる。

ウィトカーは行き場がなくなり別れた妻子の元に行くのだが、酒が入っていることに気付き追い出されてしまう。最終的にパイロット組合代表で、唯一の見方であるチャーリー・アンダーソンの元を訪ね、アルコールは飲まないという約束で泊めてもらうことに。

何とかNTSB(アメリカ国家運輸安全委員会)の聴聞会までの8日間を、アルコール抜きで頑張ったウィトカーだったが・・・

あわせて読みたい記事

スリー・ビルボード~色彩豊かな人間模様に感動!
スリー・ビルボードの概要やあらすじ、感想、撮影秘話、キャストなどを紹介。2017年にアメリカで公開されたヒューマンドラマで、舞台演出家のマーティン・マクドナーが監督・脚本を、主演にアカデミー賞女優(ファーゴ)のフランシス・マクドーマンドが務めたダークでコミカルなドラマ。サム・ロックウェルの見事な演技にも注目。
映画“スポットライト”世紀のスクープ
映画『スポットライト』は、1900年代中頃から続いていたカトリック司祭の性的虐待事件を、マサチューセッツ州ボストンの日刊紙『ボストン・グローブ』の取材チーム「スポットライト」が、調査し報道するまでの苦悩を描いた作品です。50年以上の長きに渡って隠され続けてきたスクープの真実と動画配信サイトを紹介。
ホロコーストを題材にした作品“否定と肯定”(原題:Denial)
否定と肯定のあらすじやキャスト、動画配信サイトを紹介。歴史家デボラ・リップシュタットの著書である「ホロコーストの真実」で、デイヴィッド・アーヴィングの著書に対してのコメントを、名誉棄損でイギリスの高等法院に提訴された「アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件」の法廷を忠実に再現した法廷ドラマ。
アウトサイダー/The Outsider~スティーヴン・キングの世界が再び始まる
スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『アウトサイダー/The Outsider』のあらすじや動画配信サイト、人物相関図などを紹介。子どもが虐殺されたのが引き金となり、被害者・被疑者の家族が崩壊していく様や、得体の知れない何かが徐々に鬼気迫るものになっていく恐怖が見所。演技派俳優ベン・メンデルソーン、ジュリアンヌ・ニコルソンなどにも注目。
ケイト・ウィンスレット渾身の力作~メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実
メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実の配信情報やキャスト、ネタバレあらすじなどを紹介。吹き替え版があるのかや相関図などの情報満載。

Loading

タイトルとURLをコピーしました