LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン2 エピソード13「哀しい復讐」“Victims”

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン2 エピソード13「哀しい復讐」“Victims”
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第13話「哀しい復讐」“Victims” のあらすじ

Hulu 本日の海外ドラマランキング12位

54位IMDbユーザーランキング 54位 ⇧

シーズン23 Huluで配信開始!

米国初放送日:2001年2月9日 日本初放送日:2008年4月8日

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元レイプ犯が頭を銃で撃たれて殺される。クレイゲンはステイブラーとベンソンに捜査をするよう命令する。しかしステイブラーは事件の内容から、SVUの事件ではないと主張し、クレイゲンに捜査拒否の意思を伝えるのだった。

それもそのはず、殺された被害者は、幼い少女をレイプして顔に一生残る傷を負わせており、ステイブラーが捕まえたレイプ犯。更に、この男を殺した第一容疑者が、少女の母親だったのだ。しかしクレイゲンは、この事件に一番詳しいのはステイブラーだとして、捜査することを強制する。

その後少女の母親を取り調べると、殺そうと思い跡を付けたが決心がつかず思案していると、別の誰かが男の頭を打ったと証言する。

一方、マンチとチュツオラが殺された男の身辺を調べると、男には交際しているグロリアという女性がいたことが判明する。グロリアはその男に夢中で、結婚も考えていた。そして、男を監視する自警団の存在も明るみに出る。

そうこうしているうちに、また元性犯罪者が頭を打たれて殺される事件が起き、SVUで性犯罪者登録されている人たちに警護を付ける任務が言い渡される。当然ステイブラーは不満を露わにすることに。

第13話「哀しい復讐」を視聴した感想

個人的評価:

「ヴィクティムズ」はとても内容の濃いエピソードです。根底に“HIV”が絡んでくるとても恐ろしいストーリー。

ゲストの1人にエリック・ロバーツ(ジュリア・ロバーツの兄)が登場。性犯罪絡みの事件で、犯人を自らの銃で殺害したことから、刑事という職業を追われます。ステイブラーとは最初、敵対し合っていましたが、捜査が進むにつれてエリック扮するサム・ウィンフィールドに対して並々ならぬ感情を抱き、2人が共感し合うシーンに、世の中の不条理さを感じすにはいられませんでした。

最後はステイブラーもHIVに感染する可能性が出てきます。クレイゲンは上司として、彼が嫌がる仕事を完遂するよう命令し、その結果ステイブラーに感染する危険性が高まった時、上司としての責任の重大性を突き付けられますが、ステイブラーは彼の立場をよく理解していました。

またオリビアも、相棒として彼の心情をよく理解しており、思いやりの言葉を投げかけます。そんな刑事たちのお互いを気遣う連帯感がとても気に入っています。

少なくともニューヨーク市警のSVUチームは、模範的な特別捜査班と言えるでしょう。

今回のエピソードで一番主張する点は、レイプ犯罪は罪のない人間に命の危険を伴う病気を伝染させる危険があるという事。HIVに感染した人間が男女の関係を持つ場合、事前に感染していることを告知する義務があります。

しかしレイプ犯は得てしてそういった病気の危険性に無頓着であるばかりか、他人に感染させることを何とも思っていない常識のない人間が殆どだという点に落とし穴があります。

1つ残念な点は、ドラマは犯人を特定した時点で終わりますが、この後の裁判まで繋げてくれれば良いのかなと、ちょっと失望しています。それがマイナス1というところでしょうか。

エリック・ロバーツという名俳優が出演していたので、そちらのシーンに時間を割いたのでしょうか。それよりも、ルイーズ・ダーニング役のアン・ダウドの演技がとても良かったと思います。

裁判のシーンがないことがとても残念でしたが、その点を除けば、このエピソードはかなり良くできていると思っています。





第13話「哀しい復讐」のゲスト

エリック・ロバーツ=サム・ウィンフィールド 役

元刑事で町の自警団の代表、レイプ犯罪者を特に厳しく監視している。

エリック・ロバーツ
エリック・ロバーツ(1956年4月18日生まれ)は、ミシシッピ州ビロクシで、かつて俳優であり劇作家でもあったベティ・ルー・ブレデマスとウォルター・グレディ・ロバーツの間に生まれた。 1963年、両親はアトランタのミッドタウンのジュニパー通りを入ったところにアトランタ・アクターズ&ライターズ・ワークショップを共同設立し、ジョージア州ディケーターでも子供向けの演技学校を運営していた。ロバーツの母親は教会の秘書と不動産業者になり、父親は掃除機のセールスマンだった。ロバーツの弟妹のジュリア・ロバーツとリサ・ロバーツ・ギランも俳優である。

ロバーツの両親は1971年に離婚を申請し、1972年初めに成立した。エリックは父ウォルターのいるアトランタに残り、ジュリア・ロバーツとリサ・ロバーツ・ギランとは2004年まで疎遠になった。ウォルターは1977年3月に癌で亡くなる。

彼のキャリアは『キング・オブ・ザ・ジプシー』(1978年)の主役で始まり、この作品で初めてゴールデングローブ賞にノミネートされた。ボブ・フォッセ監督の『スター80』(1983年)で再びゴールデングローブ賞にノミネートされた。ロバーツは『暴走機関車』(1985年)で脱獄犯バック・マクギーハイを演じ、3度目のゴールデングローブ賞にノミネートされ、アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされた。

40年以上にわたるキャリアでロバーツは多くの作品に出演しており、『Raggedy Man』(1981)、『パッショネイト 悪の華』(1984)、『暴走機関車』、『スペシャリスト』(1994)、『セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ』(2000)、『ナショナル・セキュリティ』(2003)、『シティ・オブ・ドッグス』(2006)、『ダークナイト』(2008)、『エクスペンダブルズ』(2010)、『インヒアレント・ヴァイス』(2014)、『狂人ドクター』(2017)、『ヘッド・フル・オブ・ハニー』(2018)などがある。

1970年代以降、600本以上のクレジット(大ヒット映画、インディペンデント映画、アニメ映画、TVシリーズ、アニメシリーズ、短編映画、学生映画)を持つ史上数少ない俳優の一人である。



アン・ダウド=ルイーズ・ダーニング役

弱い立場の人達を支援するソーシャルワーカー。

アン・ダウド
アン・ダウドは1956年1月30日、マサチューセッツ州ホリヨークでジョンとドロレスの娘として生まれた。7人兄弟の一人であり、アンが高校3年生の時に父親が亡くなったため、母親に育てられた。母親はその後、医師のフィリップ・ディーンと結婚した。姉のキャスリーン(ケイト)・ダウトはロンドンを拠点とするキャスティングディレクター、弟のジョン・ダウト・ジュニアは曾祖父が始めた保険会社ダウト・エージェンシーの社長、姉のエリザベス・ダウトは発達療法士で子育てのアドバイザー、姉のクレア・ダウトはクリエイティブ・アクション研究所の専務理事、 妹のデボラ・ダウトは心理療法士で元マサチューセッツ精神分析研究所長、兄のグレゴリー・ダウトは獣医学博士である。父方の祖父はピッツバーグ・パイレーツの元メジャーリーガーであるジェームズ・”キップ”・ダウドである。

家族はアイルランド系のカトリック教徒で、ウィリストン・ノーサンプトン校に通い、学芸会に出演していた。幼い頃から演技に興味を持つようになったが、当初は家族から演技の道を歩むことを認めてもらえず、思いとどまったという。1978年、ダウンドの家族の多くも通っていたマサチューセッツ州ウースターにあるカレッジ・オブ・ザ・ホリー・クロスを卒業し、医学部進学課程に在籍しながら演技の授業を受けていた。当時の講師やルームメイトが、医学部をやめて演技の道に進むよう説得してくれたと語っている。シカゴのデポール大学グッドマン・スクール・オブ・ドラマのオーディションを受けにニューヨークへ行き、そこで演技の修士号を取得した。在学中、キャリー・スノードレスも受賞したサラ・シドンズ・ソサエティから名誉ある奨学金を受ける。

『グリーンカード』(1990)、『ロレンツォのオイル』(1992)、『フィラデルフィア』(1993)、『終わりで始まりの4日間』(2004)、『クライシス・オブ・アメリカ』(2004)、『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(2008)、『サイド・エフェクト』(2013)、『ヴィンセントが教えてくれたこと』(2014)、『はじまりへの旅』(2016)、『ヘレディタリー/継承』(2018)など多数の作品で脇役として出演している。ダワードはスリラー映画『コンプライアンス 服従の心理』(2012年)にサンドラ役で出演し、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の助演女優賞を受賞した。

ダワードはHBOのシリーズ『LEFTOVERS/残された世界』(2014~2017年)でシリーズレギュラーを務め、プライムタイム・エミー賞のドラマシリーズにおける優秀ゲスト女優賞にノミネートされた。2017年、Huluシリーズ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』でリディアおばさんを演じるようになり、プライムタイム・エミー賞ドラマシリーズの助演女優賞を獲得した。

2021年、ダウドが主演した群像劇『マス』は、批評家協会賞、BAFTAにノミネートされるなど、高い評価と賞を受けている。



ローズマリー・デウィット=グロリア・パルメラ役

元レイプ犯の男を好きになるバーの店員。そのため町の住人から非難の的になる。

ローズマリー・デウィット
ローズマリー・デウィットはニューヨーク州クイーンズのフラッシングで、ローズマリー(ブラドック)とケニー・デウィットの娘として1971年10月26日に生まれた。ウィッパニー・パーク高校を卒業し、いくつかの高校の作品に出演し、ホフストラ大学のニューカレッジで、創造学で学士号を取得した。その後ニューヨークのアクターズ・センターでさらに訓練を受けた。元世界ヘビー級王者ジェームス・J・ブラドックの孫娘である。

ジェームス・J・ブラドックの生涯を描いた映画『シンデレラマン』では、隣人のサラ・ウィルソン役を演じている。

Foxのテレビシリーズ『交渉人 Standoff』(2006-07)でエミリー・リーマンを演じ、後に夫となるロン・リビングストンと共演したほか、『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』でシャーメイン・クレイン役を演じた。また、2008年の『レイチェルの結婚』ではタイトル・キャラクターを演じ、いくつかの賞を受賞し、助演女優賞にノミネートされた。1982年の同名映画のリメイクであるホラー/スリラー『ポルターガイスト』(2015年)に出演。






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