LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン3 エピソード23「魂の行き先」“Silence” のあらすじやゲスト

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン3 エピソード23「魂の行き先」“Silence” のあらすじやゲスト
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エピソード23「魂の行き先」“Silence” のあらすじ

Hulu 本日の海外ドラマランキング12位

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シーズン23 Huluで配信開始!

米国初放送日:2002年5月17日 日本初放送日:2008年12月20日

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教会で司祭のマイケル神父が、女装した男性が殺されているのを発見。犯人は告解室に火をつけて燃やしており、被害者の回りには燃え尽きたろうそくが何本も置かれていたのだった。そして「ペカヴィスティ(君は罪人)」と書かれたメッセージが残されていた。遺体のペニスは塩素系の洗剤で洗われており、犯人は被害者を清めるために行ったと推測する。

被害者を知っているソーシャルワーカーから話を聞くと、16歳になるジェイミーだと判明。彼は性転換手術を受けるため、売春で費用を稼いでいたと証言する。

その後マイケル神父が過去に少年を性的虐待した可能性があることが判明し、取り調べを受けるのだが・・・

敬虔なクリスチャンのステイブラーにとって、過酷な捜査となる。

エピソード23「魂の行き先」を視聴した感想

個人的評価:

本作品を見終わって、このブログに掲載している『映画“スポットライト”世紀のスクープ』をもう一度視聴したくなりました。カトリック司祭の性的虐待事件を描いた作品で、実際にあった「ゲーガン神父事件」を発端として、世界各国のカトリック神父たちの真実が浮き彫りとなりました。

日本でも被害者の竹中勝美氏が名乗りを上げ、「カトリック神父による性虐待を許さない会」を設立しています。神父たちの禁欲は、時に大きな被害者を生むことにもなり得るということ。教育と銘打って欲求を抑える手段は、人によっては逆効果になることもあります。同じ人間なのですから。

SVUの他にも同じようなテーマを取り上げている作品は沢山あるようですが、本作はSVU独特の雰囲気があります。しかし、被疑者が序盤で明白になってしまうため、幾分ワクワク感がなくなってしまいました。この作品で取り上げたいことは、おそらくですが、告解での守秘義務のあり方ではないでしょうか。何事も告解すれば罪は許される的な発想は、得てしてその罪を加速させることにもなりかねません。

1人の神父が犯人を許してしまったため、犯人は告解さえすれば何をしても許されると勘違いしてしまうことです。このテーマはカトリックの永遠のテーマのように感じます。

今回ステイブラーは、カトリック教信者として難題を突き付けられました。彼の信念がどのように揺らいでいくのか、とても痛々しく描かれており、マイケル神父とのやり取りは思考を刺激し、腹に響くものがあります。また、高官や法の上に立つ者でさえ、このような罰を免れることはできないということを見事に表現しています。クリストファー・メローニの演技は今シーズンで最も力強く、ステイブラーの展開が最も興味深いエピソードの一つでしょう。

エリック・ストルツは「マスク」(ジム・キャリーの作品ではない)での感動的な演技とは打って変わって、体当たり的な演技で、クリストファー・メローニとの相性が抜群でした。脚本は緊張感があり、誠実で、道徳的なジレンマも重苦しくなく知的に仕上がっていて、不純でみだらな感じはしませんでした。

私的にはこの後の犯人の行方が気になります。シーズン3のフィナーレですが、この後の展開もあれば良いと思います。(おそらくこの類の作品は、別パターンであったかもしれませんが、続きはないようです。)全体的に均整の取れた良作と言えるでしょう。





エピソード23「魂の行き先」のゲスト

エリック・ストルツ=マイケル・スウィーニー神父役

エリック・ストルツ=マイケル・スウィーニー神父役
本名エリック・キャメロン・ストルツ(1961年9月30日生まれ)は、アメリカの俳優、監督、プロデューサーである。カリフォルニア州ウィティアで、バイオリニストで学校教師のイヴリン(旧姓ヴァウター)と小学校教師のジャック・ストルツの息子として生まれた。オペラ歌手のキャサリンと作家のスーザンという2人の姉がいる。彼はアメリカ領サモアとカリフォルニア州サンタバーバラの両方で育った。 南カリフォルニア大学に入学したが、3年生で中退、1981年にニューヨークに移り、ステラ・アドラーとペギー・フェウリーに演技を師事した。

1986年にブリジット・フォンダと出会い、1990年に交際を開始したが8年後に関係は終了した。その後2005年に、アイルランドからアメリカに移住した歌手でありディズニーの元アニメーターであるバーナデット・モリーと結婚した。因みに彼はベジタリアンである。

伝記ドラマ映画『マスク』でロッキー・デニス役を演じ、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされた。『恋しくて』などのメインストリーム作品から『パルプ・フィクション』『キリング・ゾーイ』『ペナルティ・パパ』などのインディーズ作品まで幅広いジャンルの作品に出演している。パルプ・フィクションでは、インディペンデント・スピリット賞の助演男優賞にノミネートされた。2010年には、SFテレビシリーズ『Caprica』でダニエル・グレイストーンを演じ、テレビシリーズ『glee/グリー』のレギュラー監督となった。







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