LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン2 エピソード21「幻の天罰」“Scourge”

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン2 エピソード21「幻の天罰」“Scourge”
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第21話「幻の天罰」“Scourge” のあらすじ

Hulu 本日の海外ドラマランキング12位

54位IMDbユーザーランキング 54位 ⇧

シーズン23 Huluで配信開始!

米国初放送日:2001年5月11日 日本初放送日:2008年6月3日

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路地裏から娼婦の死体が発見される。体はまるで食肉処理のように喉から性器まで切り裂かれ、その上にゴミを乗せて焼かれていて、現場検証をしていた警察官も気分が悪くなるような惨状だった。

目撃者は、現場からフードを被った髭面の男が走っていったと言う。また、近くで屋台をやっていた男性は、その男が宗教のような説教をブツブツと呟いていたと。

その後、DNA鑑定から性犯罪の前科のあるノーマン・フレデリックのものと一致。しかし今回の事件の直後に、新たな被害者が出る。更に前回よりも犯行手口に残虐性が増しており、被害者は娼婦ではなく出版社勤務の24歳の女性だった。

そして、ゲームセンターで3番目の事件が白昼起こってしまう。犠牲者は9歳の少年とその父親と店員の3人で、父子は喉を切られて死亡し、助けようとした店員も重傷を負った。

犯人に一貫性はなく、出会った人間は全て危険な状態で、捜査は急を要する。警察では懸賞金をかけ、情報を集めると、その中に血の付いた小切手を受け取ったと言う情報が。そこから捜査は驚愕の方向に進展していくことに。

第21話「幻の天罰」を視聴した感想

個人的評価:

こんなに深刻な犯罪捜査でも、SVUチームのコミカルな演出は忘れていませんステイブラーとオリビアのクスっと笑ってしまうような場面や、マンチとフィンの皮肉たっぷりだが嫌味っぽくないセリフ。これがローアンドオーダー SVUの見どころの一つとなっています。どこにでもあるような自然に近いコミカルな描写が、目をそむけたくなる事件との最高のバランスを取っているのです。

シーズン2の終盤のエピソードは、どれ一つをとっても見逃すことのできない濃い内容となっています。特に20話の「女性恐怖症」と本エピソードは、500以上ある作品の中でもトップを占めていると言っても過言ではありません。

内容はグロテスクでとても切なく、その両方が一体となっている。流石ディック・ウルフ、と叫びたくなるような脚本とゲストの選定とメインキャストの面々の素晴らしさが際立っています。

この物語は決して簡単に見られるものではないですが、それは決して不謹慎なことではないと感じます。犯罪の詳細はゾッとするほどで、前半は、あまりの残虐さに心の底からショックを受けました。

しかし、犯人がなぜこのようなことをしたのかが明らかになると、その衝撃は同じように強烈で、ビジネスと人間の命を比較することの不条理さに怒りを覚え、犯人やその家族に対して共感してしまいました。

おそらくステイブラーやベンソンも、法廷での態度から共感していたように見えましたが、最後に被害者家族と向き合う場面で、「こちらも被害者だった」と思い出させるようなシーンが。その時のステイブラーの複雑な気持ちが手に取るように伝わってきました。

前回のエピソードで衝撃のSVUデビューを飾ったホアン役のB・D・ウォンですが、今回もホアンにとって出番が多い作品となりました。落ち着いた態度で凶悪犯を見定める行動は、B・D・ウォンにピッタリのはまり役ですね。

注目すべき点は、犯人ダニエル・バーニー役を務めたリチャード・トーマスの迫力ある演技です。精神に異常をきたした人間の目がどのようなものなのかはわかりませんが、彼の演技の中で見せる眼孔鋭い眼差しが、恐らくそうなのだろうと連想させられました。

ここからはトリビア的な項目ですが、

本エピソードで削除されたシーンには、エリオット・ステイブラー刑事とオリビア・ベンソン刑事が昇進するシーンが含まれていました。ステイブラーは刑事2級から刑事1級に、ベンソンは刑事3級から刑事2級に昇格しているのです。
このエピソードは、9月11日の同時多発テロ以前に放送されたシリーズの最終回です。そのため、オープニング・クレジットに世界貿易センタービルが登場するのはこれが最後となります。
日本語では「幻の天罰」となっていますが、タイトルの「scourge(スカージ)」とは「焼く」という意味で、宗教では悪や穢れからの「浄化」として火を連想させることが一般的に行われてきました。この事件の最初の犠牲者が火をつけられたこと、また宗教的な偏執狂的な含みを持つ殺人のことを指しています。





第21話「幻の天罰」のゲスト

カレン・アレン=ポーラ・バーニー役

カレン・アレン=ポーラ・バーネイ役
本名カレン・ジェーン・アレンは、1951年10月5日、イリノイ州キャロルトンで、大学教授のルース・パトリシア(旧姓ハウエル)とFBI捜査官のキャロル・トンプソン・アレンの間に生まれた、アメリカの映画・舞台女優である。

イギリス、アイルランド、スコットランド、ウェールズの血を引いており、父親は家庭に深く関わっていたが、自分と2人の姉は非常に女性優位の家庭で育ったと感じていたと彼女は語っている。

メリーランド大学のキャンパスでブティックを経営し、南・中央アジアを旅して過ごす。ジョージ・ワシントン大学に通い、ワシントンDCの実験劇場研究所で学び、演じるようになる。

1974年、マサチューセッツのシェークスピア&カンパニーに参加し、3年後にニューヨークに戻り、リー・ストラスバーグ演劇研究所で学ぶようになる。

『アニマル・ハウス』(1978年)で映画デビューした後、『レイダース/失われたアーク』(1981年)でハリソン・フォードと共演したマリオン・レイブンウッド役で有名になる。第4弾の『インディ・ジョーンズとクリスタルスカルの王国』(2008年)でも同じ役で再演した。

有名な映画では『スターマン/愛・宇宙はるかに』(1984年)、『3人のゴースト』(1988年)に出演。舞台ではブロードウェイに出演し、舞台と映画の両方で監督を務めている。



リチャード・トーマス=ダニエル・バーニー役

リチャード・トーマス=ダニエル・バーニー役=ポーラ・バーネイ役
本名リチャード・アール・トーマスは、アメリカ合衆国の俳優である。1951年6月13日、バーバラ・ファリスとリチャード・S・トーマスの息子としてニューヨーク州マンハッタンで生まれる。彼の両親はニューヨークシティバレエ団のダンサーであり、ニューヨークバレエ学校を経営していた。

CBSのドラマシリーズ『わが家は11人』の新進作家ジョン=ボーイ・ウォルトン役で知られ、2度のノミネートを経てエミー賞を受賞、ゴールデングローブ賞にも2度ノミネートされた。 また、1990年にはスティーブン・キングの大作ホラー小説『IT/イット』のテレビミニシリーズに出演、FXのスパイスリラーシリーズ『ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ』でフランク・ガード特別捜査官役を演じている。

トーマスは左頬に母斑がある。そのため、若い頃にテレビコマーシャルの役を断られたことがあると述べている。

コロンビア大学の学部であるコロンビア・カレッジに在籍し、中国語を専攻した後、英語科に転向した。ウォルトンズ』の役を獲得した後、ロサンゼルスでフルタイムで役に専念しなければならないため、3年生の時にコロンビアを退学した。





 

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