LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン4 エピソード12「おとり捜査の結末」“Risk” のあらすじやゲスト

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン4 エピソード12「おとり捜査の結末」“Risk” のあらすじやゲスト
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エピソード12「おとり捜査の結末」“Risk” のあらすじ

Hulu 本日の海外ドラマランキング12位

54位IMDbユーザーランキング 54位 ⇧

シーズン23 Huluで配信開始!

米国初放送日:2003年1月17日 日本初放送日:2009年4月11日

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粉ミルクに偽装されたコカインを飲まされた赤ちゃんが、意識不明となり病院に運ばれる。ステイブラーとオリビアが母親から事情を聞くと、粉ミルクが無くなり、知り合いのファイファー家から1缶借りたと言う。鑑識で調べると、純度90%のコカインが混入していることが判明する。

妻のローラ・ファイファーは、夫がミルクを調達したと。夫のデレクは証券会社に勤務していて、30万ドルの負債を一気に返済していたことがわかる。その後コカイン入りのミルクを飲んだ赤ちゃんが死亡し、殺人事件へと発展する。

マンチとフィンはデレクの証券会社に行き、聴取を行うために連行しようとしている矢先に、IABの局長であるエド・タッカーがIABの管轄だと連れて行ってしまうことに。クレイゲンに報告すると、怒り心頭でタッカーの元に行くが、ファイファーは既に釈放され、接近も禁じられてしまう。

タッカーの命令を無視してファイファーを逮捕しに行ったステイブラーたちだったが、一足遅く、彼はトイレで何者かに殺害されてしまうことに。

エピソード12「おとり捜査の結末」を視聴した感想

個人的評価:

最初は赤ちゃんが粉ミルクに偽装されたコカインで、死亡した単純な麻薬密売事件と思っていました。しかしストーリーが進むにつれて、ニューヨーク警察内部の複雑な構成を垣間見ることに。赤ちゃんが犠牲者なので、もちろんSVUの管轄かと思いきや、内部調査機関(IAB)の管轄に一転。捜査がかなり複雑な事件であることを物語っています。

本作の初期シーズンでは、こういった難しく受け入れがたいテーマを扱い、その展開が非常に優れています。何度も同じ評価をしますが、これだけの長きに渡って番組が続いているのは、難しく興味をそそるテーマを扱いながら、それが500以上のエピソードの中に盛り込まれているにも拘わらず、飽きのこないクォリティの高い脚本で人々を楽しませてくれる、称賛に値するものだと思います。

今回も単純な麻薬密売だけではない、非常に複雑な意味を持っています。実際にコカイン所持と思って逮捕し、懲役15年の実刑判決を受けたのだが、再検査の結果粉ミルクだったことが判明。一転無罪となった事件がアメリカのオクラホマ州で2019年8月に起こっています。これは本作品の逆のケースですが、粉ミルクとコカインは見分けがつかないほどよく似ているという事ですね。

本作はステイブラーがおとり捜査をするという、面白いエピソードです。そして、彼が初めて人を殺してしまう見逃せない作品でもあります。元麻薬捜査課のチュツォーラが、ステイブラーにおとり捜査のアドバイスをします。オリビアが遊び人風の女性に扮して、ステイブラーと色っぽい会話をする場面が何ともコミカル。

終盤でステイブラーが登場人物を射殺してしまい、そのトラウマに苦しむ姿は、とても切なさを感じました。経験のあるオリビアが気遣いを見せる場面も。

脚本は知的で引き締められており、十分な緊張感で満足させてくれます。ストーリーは複雑で研ぎ澄まされており、十分衝撃を与えてくれるでしょう。そして、真実は怒りとともに卑劣な犯人に嫌悪感を抱かせ、SVUの活躍を応援したくなるような展開に。

今回は目立ったゲストと言うよりも、メインキャストが主人公のような感じでした。彼らはチームワークよく働いており、特にクレイゲンの事件への入れ込み方がチーム力をより強くさせました。また、クリストファー・メローニのベストエピソードの1つと言えるでしょう。





エピソード12「おとり捜査の結末」のゲスト

マット・マルハーン=ブラッド・ケンドール役

マット・マルハーン=ブラッド・ケンドール役
マット・マルハーン(1960年7月21日生まれ)は、アメリカの俳優、歴史学者である。ニュージャージー州モントベールのパスカックヒルズ高校に通っていた。その後、ラトガース大学のメイソン・グロス芸術学校で、ウィリアム・エスパーから俳優としての訓練を受け、1982年に演技のBFAを取得した。

『ワン・クレイジー・サマー』(1986年)や『ブルースが聞こえる』(1988年)などの映画、『Major Dad』(1989年)、『犯罪捜査官ネイビーファイル』(1995~2005年)『レスキュー・ミー NYの英雄たち』(2004~2011年)などのテレビシリーズで主演している。

また、小説『Crossing Open Spaces』を執筆し、2009年3月にCreateSpaceから出版された。

35年のキャリアを経て、2015年に俳優、脚本、監督を辞め、2019年にニューヨーク市立大学シティカレッジで歴史学の修士号を取得、その後フォーダム大学で歴史学の博士課程に在籍している。

現在は、インテリアデザイナーの妻カレンとニューヨークに住んでいる。カレンとの間には、作曲家のコナー・マルハーン、俳優のジャック・マルハーンという2人の成長した息子がいる。






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