LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン6 エピソード17「14年後の決着」“Rage” のあらすじやゲスト

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン6 エピソード17「14年後の決着」“Rage” のあらすじやゲスト
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エピソード17「14年後の決着」“Rage” のあらすじ

Hulu 本日の海外ドラマランキング12位

54位IMDbユーザーランキング 54位 ⇧

シーズン23 Huluで配信開始!

米国初放送日:2005年3月1日 日本初放送日:2010年7月14日

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ステイブラーが1人、取調室の椅子の配置や温度調整、電灯などを入念にチェックしている。そして、銃をロッカーにしまう・・・。

相手は14年前に少女殺害の容疑で逮捕されたが、証拠不十分で釈放されたゴードン・リケット。ステイブラーが担当だったが、今回12歳の少女ケリー・リン・パーマーの暴行殺害事件が起き、再びステイブラーが担当となり取り調べをするのだった。拘留時間は24時間。果たして時間内にSVUは尋問に成功するのか。

最初はマンチ。事件とは関係のない話から始め、徐々に核心に迫ろうとするが、ゴードンに応じる姿勢は全く見られなかった。次にオリビア。事件ファイルの入った箱をテーブルに置き、無言でゴードンの顔を見つめていると、彼はステイブラーをけなし始める。

その後ステイブラーが加わり、本格的な取り調べに入る。ゴードンは前回の取り調べで、ステイブラーの自制心が弱いことを知っていて、それを盾に、わざと怒りを煽るような言動を繰り返し始める。そしてステイブラーは必死にこらえるのだった。フィンが取り調べに加わり、3体1の攻防戦となる。

エピソード17「14年後の決着」を視聴した感想

個人的評価:

「14年後の決着」は、派手な追跡劇や目立った法廷劇もない、SVUとしては異例の作品です。現場の殆どは取調室で進行していきます。ストーリーはすでに犯人を拘束したところから始まり、24時間以内に犯行を自白させなければならないというのが、一番緊張の走る場面でした。

過去のエピソードには、事件の取調べの部分から始まるエピソードもあまりないですし、尋問に時間をかけるエピソードもあまりないでしょう。その結果、話が単調で長くなりすぎると懸念をする人がいるかもしれません。しかし、その懸念は無用だとすぐにわかるはずです。

本作にはたくさんのキーワードがありますが、実際には多すぎるとは感じませんでしたし、すべての話が興味深く、事件や登場人物にプラスになっています。また、非常に親密な内容ですが、それも窮屈な感じはしないので問題ありませんでした。エピソードとして、「怒り」は素晴らしく、優れたエピソードが多いシーズン6の中でも最高のエピソードの1つです。また、初期シーズンのベストのひとつであり、SVUの傑出した作品でもあります。

基本的には尋問シーンの長い構成ですが、終盤では通常あるようなエピソード全体の緊張感のある内容になっています。また、尋問にはオリビア、マンチ、フィンも加わっていますが、主役はステイブラーとゴードンの両者で、特に後半になればなるほど、ステイブラーの怒りは頂点に達し、物語は緊張感に包まれ、ハラハラドキドキします。一方、ゴードンは怒りを上手く隠し、不気味さを漂わせる演技には本当に心を奪われてしまうものがありました。

撮影現場は非常に緊密で限られた場所ですが、退屈したり窮屈に感じたりすることはありません。このブログで紹介しています映画の中に「THE GUILTY/ギルティ」と言う作品がありますが、シチュエーションはあれと似ていて、全てのストーリーが電話での会話で、派手なアクションや行動もなく、ただひたすら電話でのやり取りだけの内容になっています。これはグランド・ホテル形式という撮影手法で、1つの場所で撮影を行うやり方です。脚本、役者共に絶妙な技術が必要とされます。実際、サスペンスフルな脚本とキャラクターの書き方や相互作用のおかげで、通常の刑事ドラマのように、アクション性の高い作品よりも夢中にさせられるのは不思議なことです。

キャラクターの描き方や相互作用に関して言えば、本エピソードはかなり傑作です。最も注目されるのはステイブラーとゴードンの関係で、これは緊張状態を体現したもの。ステイブラーが怒れば怒るほど、リケットが賢く、愚弄すればするほど、緊張感が増していくものです。

シーズン6でのステイブラーの苦悩に満ちた強烈なキャラクター展開がとても不安になっていましたし、怒りっぽいと感じ、彼の降板に繋がるのではないかと言う懸念も。実際にシーズン12で降板という悲しい結果となりました。実際にSVUは精神的に最も過酷な部署で、4人の子供がいるステイブラーがここで感情に苦しむのも無理はないでしょう。

今回のクリストファー・メローニの演技は受賞に値するもので、実に魅力的で、シーズン6のベスト演技というだけでなく、本シリーズでのベスト演技でもあります。マシュー・モディーンは、この役柄を巧みに演じ、ベストゲストと言っても過言ではなく、メローニとモディーンの絶対的な力を引き出すことに成功しています。





エピソード17「14年後の決着」のゲスト

マシュー・モディーン=ゴードン・リケット役

マシュー・モディーン=ゴードン・リケット役
本名マシュー・エイブリー・モディーン(1959年3月22日生まれ)は、アメリカの俳優、映画監督である。7人兄弟の末っ子で、カリフォルニア州ロマリンダに簿記係のドロレス(旧姓ワーナー)と、ドライブインシアターを経営していたマーク・アレクサンダー・モディーンの息子として生まれた。

舞台女優のノーラ・モディーン・フェアバンクスの甥であり、探鉱者で開拓者のラルフ・ジャコバス・フェアバンクスの曾孫である。父方の曾祖父の一人はスウェーデン移民である。数年間ユタ州に住み、1~2年ごとに引っ越した。父親が経営していたドライブイン・シアターは、その下の土地がシアターの価値を上回ったため、取り壊されることになった。モディーン一家はカリフォルニア州インペリアルビーチに戻り、マシューは1977年にマルビスタハイスクールに通い、卒業した。

『フルメタル・ジャケット』のアメリカ海兵隊二等兵/軍曹J・T・「ジョーカー」デイビス役で一躍有名になりました。その他の映画出演作には、『バーディ』の主人公、『ビジョン・クエスト/青春の賭け』の高校生レスラー、ラウデン・スウェイン、『愛されちゃって、マフィア』のFBI捜査官マイク・ダウニー、『グロス・アナトミー』のジョー・スロヴァキ、『カットスロート・アイランド』のウィリアム・ショウ、『パシフィック・ハイツ』のドレイク・グッドマン、『ダークナイト ライジング』のピーター・フォーリー、『ショート・カッツ』のラルフ・ワイマン博士がある。

テレビでは、Netflixの『ストレンジャー・シングス』で悪役のマーティン・ブレナー博士、『Weeds ママの秘密』で性欲過多のサリバン・グロフ、『運命の瞬間/そしてエイズは蔓延した』でドン・フランシス博士、『Proof』でイワン・チューリングを演じている。

モディーンは、『運命の瞬間/そしてエイズは蔓延した』と『What the Deaf Man Heard』でゴールデングローブ賞のミニシリーズまたはテレビ映画部門の主演男優賞に2度ノミネートされ、『ショート・カッツ』で彼と他のアンサンブルのために特別ゴールデングローブ賞を受賞した。また、『運命の瞬間・・・』でプリタイム・エミー賞ミニシリーズまたはスペシャル部門の優秀主演男優賞にノミネートされた.






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