LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン6 エピソード22「遺体の行方」“Parts” のあらすじやゲスト

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン6 エピソード22「遺体の行方」“Parts” のあらすじやゲスト
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エピソード22「遺体の行方」“Parts” のあらすじ

米国初放送日:2005年5月17日 日本初放送日:2010年8月18日

記事の内容にはきわどい表現が含まれている場合があります。

車の解体場で20代女性の切断された頭部、左脚、右腕が発見される。遺体は殺害されてから1日が経過しており、被害者の喉には精液が詰まっていた。また腕には「Leon」というタトゥーと人工関節が施されていた。切断は全て関節の当たりでされており、メリンダはプロの仕業と断定する。

人工関節から、身元が退役軍人のマネット・コメスと判明。マネットはイラクでの物資補給中に、ひざを榴散弾で負傷し、鎮痛剤のバイコディン中毒になって薬物依存症に陥ったのだった。マネットの母親に事情を聞くと、レオンという彼氏がいることがわかるが、彼はユダヤ教徒であり強迫性障害だった。

レオンが姿をくらましたため、SVUでは彼が犯人だと推定するが、歯ブラシからDNAを採取すると犯人のものとは一致しなかった。その後レオンを見つけだして事情聴取すると、マネットを殺害したことは認めるが、切断はしていないと言う。

調べが進むうちに、違法に死体を切断して、臓器を売り捌いている業者がいることが発覚する。

エピソード22「遺体の行方」を視聴した感想

個人的評価:

このエピソードは、マリシュカ・ハージティ(オリビア・ベンソン)が完全に出番のないシリーズ初のエピソードです。

マーリー・マトリンはこのエピソードで、シーズン5の22話「後悔の念」で演じたエイミー・ソルウェイ医師役で再出演しています。更にはエミー賞の「ドラマシリーズにおける優秀ゲスト女優賞」にノミネートされました。

「遺体の行方」は、最初は事件性のあるショッキングなストーリーになるように感じました。しかし、中盤からは混迷を極めるとても難しい倫理観という内容に様変わりします。そのため、SVU本来の特徴からは大きく外れてしまい、そのため評価もあまり良くなかったように思います。

私は出だしよりも、問題の中盤に差し掛かってからがとても興味をそそられました。ストーリーとして面白いアイディアで、前回で強烈な印象を与えたエイミー・ソルウェイのキャラクターが戻ってきます。シーズン6ではあまり目立たなかったマンチが登場し、とても印象的でマンチらしい素晴らしい作品でした。

身に染みて実感したのは、法律が医療の進歩に追いついていない点や、ネット犯罪もそうですね。こちら側には移植可能な臓器があり、もう一方には今すぐに臓器を必要としている瀕死の患者がいる。しかし、臓器の入手が法的な手段でない以上、移植をすることが出来ないのです。

今回のマンチは、そういった矛盾に怒りを覚えます。そして、ステイブラーは思いが同じでも、冷静に受け止めます。相対している2人はとても大人な態度で相対します。更に、エイミー・ソルウェイは移植者として難しい立場に立たされますが、最後には高潔な判断を下す。とても地味な内容ですが、自分がその立場に立ったとしたら冷静でいられるのか、という問いに思いをめぐらされました。この3人はとても素晴らしい演技をしてくれました。

全体的な評価は低いですが、本作品は私がシーズン6で最も好きなエピソードの1つです。地味だけど人間の価値観を実証できるまたとない作品ではないでしょうか。本当に感動しました。

リチャード・ベルザーは今回も期待を裏切りません。マンチはより同情的で、より思い切った決心を見せ、リチャード・ベルザーはそれを見事に演じています。マンチ独特のブラックユーモア以上のものを持っていることを証明しています。

彼を見事にサポートするのはクリストファー・メローニとダイアン・ニールで、彼らの対立がこのエピソードをうまく動かしていて、最も説得力があるところです。マーリー・マトリンは前回の時と同じように力強く、興味深く、複雑です。マンチとエイミーの間だけでなく、ノヴァクがより同情的になる場面もあり、感動的な瞬間があります。

しかし、ストーリーが複雑すぎて、必ずしも理解しやすいとは言えない部分もありました。アイデアは素晴らしいですが、その結果、視聴者に混乱をもたらすことになったのが唯一の失敗だったかもしれません。





エピソード22「遺体の行方」のゲスト

マーリー・マトリン=エイミー・ソルウェイ役

マーリー・マトリン=エイミー・ソルウェイ役
こちらを参照






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