LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン2 エピソード6「幻想との狭間」“Noncompliance”

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン2 エピソード6「幻想との狭間」“Noncompliance”
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第6話「幻想との狭間」“Noncompliance” のあらすじ

Hulu 本日の海外ドラマランキング12位

54位IMDbユーザーランキング 54位 ⇧

シーズン23 Huluで配信開始!

米国初放送日:2000年11月24日 日本初放送日:2008年2月19日

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精神科の博士課程の学生がバイト先でレイプされた上に刺殺された。そんな矢先、ベンソンとステイブラーは、統合失調症の男性マーク・ナッシュが刃物を持って錯乱しているのを目撃。彼は服薬を拒否しているため、病気の症状が顕著に表れていたことから容疑者となる。

マークは薬を服用するとその副作用が酷く、ベンソンたちは何とか薬を飲ませて事情聴取に応じるよう説得するのだが、本人も母親のナッシュ夫人も頑として聞き入れなかった。

その後、女子学生が殺された店のごみ置き場で、銃で撃たれて倒れていた男性アール・ミラーの意識が戻ったので事情を聴くことに。アールは精神疾患の男が犯人だと証言し、マークの立場は悪くなる一方だった。しかしステイブラーは、アールのスプーンの持ち方から、刑務所に収監されていた経験があると察知。

何とか真相を知るために、マークを説得して薬を飲ませるが・・・・・

第6話「幻想との狭間」を視聴した感想

個人的評価:

検視官のメリンダ・ワーナー博士役のタマラ・チュニーは、今回のエピソードが初登場です。

「幻想との狭間」で取り上げられたのは、薬を飲まない精神疾患患者に対して証言を求める時、本人の意思を尊重しなくてはならないのか、それとも強制的に薬を飲ませるべきかというジレンマです。法的には薬の服用は強制できませんが、飲むように説得したキャボット検事補やベンソンたち。

しかし、薬を飲むとどうなるのかわかっている母親は、その結末に激怒し、ベンソンとステイブラーに「地獄に落ちて」と吐き捨てるように言葉を投げつけ、去っていきました。

刑事は事件を解決するのが仕事。一方母親は子供の命を守りたい一心。そんな立場の違う人間はどうしても対立してしまう。そんな過酷な状況に耐えている刑事たちの精神力に敬意を表さずにはいられませんでした。犯人逮捕のためには大きな代償があるということですね。

今回そのジレンマの張本人となったのが、マーク・ナッシュ役のケビン・ブレズナハンでした。統合失調症という難しい役に挑戦した彼の演技は、とても素晴らしかったと思います。薬を飲んでいない時、そして薬を飲んだ時の表情や仕草の巧妙な違いを見事に表現していたのです。

また、もう1人の統合失調症患者であるベン・モアランド役のウィリアム・ユーマンズは、逆に薬を服用している時の副作用を巧みに演じ切っていて、その違いが上手く表されている内容でした。欲を言えば、、統合失調症についての描写をもっと深く掘り下げて、薬を間違えると悪化することや、症状が人によって強弱があることなどに踏み込んでいけば、もっと面白みが増したかもしれません。





第6話「幻想との狭間」のゲスト

ケビン・ブレズナハン=マーク・ナッシュ役

統合失調症で薬を飲むことを嫌い、第一容疑者にされる。

ケビン・ブレズナハン
ケビン・ブレズナハンは、1968年11月24日、アメリカ合衆国アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨークで生まれた。同シリーズの『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』でルイス役を演じています。主な出演作品は、2011年から2014年まで放送されたAdult Swimのホラー・コメディ・シリーズ『The Heart, She Holler』、ダミアン・ルイス主演のShowtimeのドラマシリーズ『ビリオンズ』など。


キャスリーン・チャルファント=ナッシュ夫人役

マークの母親で、彼の意思を尊重して薬の服用拒否を容認している。

キャスリーン・チャルファント
キャサリン・アン・チャルファントは、1945年1月14日、カリフォルニア州 サンフランシスコで生まれ、オークランドの両親の下宿先で育てられた。父親のウィリアム・ビショップは沿岸警備隊の隊長ということ。ニューヨークでサンフォード・マイズナーの弟子であったウィン・ハンドマンに、ローマではアレッサンドロ・フェルセンに演技を学んだ。

1970年代半ばにプレイライツ・ホライズンズでプロダクション・コーディネーターとして働いていた。1974年6月に『カウボーイ・ピクチャーズ』でオフブロードウェイでの俳優デビューを果たした。 その後、30本以上のオフブロードウェイ作品に出演している。2015年には、ウィメンズ・プロジェクト・シアターのサラ・ルール作『Dear Elizabeth』と、ノラズ・プレイハウスのローレンス・リーマー作『Rose』のローズ・ケネディ役で出演している。

1993年のトニー賞でトニー・クシュナーの『エンジェルズ・イン・アメリカ』の主演女優賞にノミネートされ、正式にブロードウェイデビューを果たした。ミレニアム・アプローチズ 1998年にマーガレット・エドソンのピューリッツァー賞を受賞した『ウィット』のヴィヴィアン・ベアリング役で、アウターサークル批評家賞、ドラマデスク賞、オビー賞、ルシル・ローテル賞を受賞し、この役のために頭を剃っていた。

2003年、アラン・ベネットの『トーキング・ヘッズ』での演技で、2度目のオビー賞を受賞した。

また、本作品の他にも『ハウス・オブ・カード 野望の階段』、本家の『ロー&オーダー』、『レスキュー・ミー NYの英雄たち』、『堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン-』など、数多くのテレビシリーズでレギュラー役を演じ、Showtimeのドラマシリーズ『アフェア 情事の行方』でマーガレット・バトラーを演じている。

2018年にはオビー賞の生涯功労賞を授与された。


ダニー・マストロジョルジオ=アール・ミラー役

事件の第二の被害者で、殺害現場の近くのゴミ捨て場で瀕死の状態で発見される。

ダニー・マストロジョルジオ
ダニー・マストロジョージオは、ニューヨーク州マウントバーノンに生まれた。カリフォルニアのカレッジ・オブ・マリンで3年間学んだ後、ニューヨークに戻りジュリアード音楽院で学ぶ。

『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』や『Law & Order』、同作品のスピンオフである『Law & Order: クリミナル・インテント』の2作品にも出演している。キャリア初期には、マリオ・プーゾの小説を原作とするTVミニシリーズ『The Last Don』と『The Last Don II』に出演しています。

2014年には『GOTHAM/ゴッサム』にフランキー・カルボーン役でレギュラー出演した。2015年のミニシリーズ『HERO 野望の代償』では、ピーター・チェマ役で出演、ウィノナ・ライダーやオスカー・アイザックたちと共演。『インスティンクト -異常犯罪捜査-』ではアンソニー・フッチ刑事役で、シーズン8から出演している。


ウィリアム・ユーマンズ=ベン・モアランド役

統合失調症の男性。

ウィリアム・ユーマンズ
ウィリアム・ユーマンズは、アメリカのブロードウェイ、映画、テレビの俳優、歌手であり、「タイタニック:ザ・ミュージカル」のジョン・ジェイコブ・アスター役や「ウィケッド」のディラモンド医師役で知られている。

大叔父はブロードウェイの作曲家であるヴィンセント・ユーマンズで、彼は芸能一家に生まれました。1981年、『The Little Fox』のレオ・ハバード役でブロードウェイデビューを果たす。『Big River』では多くの役を演じ、バズ・ラーマン監督による『ラ・ボエーム』のリバイバル版ではアルシンドロ役で歌声を響かせる。また、『パイレート・クイーン』ではリチャード・ビンガム卿を演じ、『The Farnsworth Invention』という舞台にも出演しています。






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