LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン4 エピソード21「悲しい現実」“Fallacy” のあらすじやゲスト

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン4 エピソード21「悲しい現実」“Fallacy” のあらすじやゲスト
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エピソード21「悲しい現実」“Fallacy” のあらすじ

Hulu 本日の海外ドラマランキング12位

54位IMDbユーザーランキング 54位 ⇧

シーズン23 Huluで配信開始!

米国初放送日:2003年4月18日 日本初放送日:2009年6月13日

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若者が集まったパーティーで、レイプ被害に遭った女性シェリルが加害者のジョーに怪我を負わせてしまう。オリビアが現場に行った時は、シェリルはいなくなっていた。その後ジョーが死亡し、シェリルはジョーの弟であるエディと付き合っていたことが判明する。

捜査から、ジョーが救急車の中で死に際に「エディがやった」と語っていたことが明らかになる。2人を事情聴取するが、話が二転三転し、真実が見えなくなってしまうことに。

更に、その先に待っていたのは悲しい真実だった・・・

エピソード21「悲しい現実」を視聴した感想

個人的評価:

SVUでは、様々なジレンマを生む問題が、形を変えてぎっしりと詰まっています。本作もその1つであり、そのジレンマたるやどうにも我慢できないほどに最たるものでした。

英語表記のタイトルは「Fallacy」訳すと誤謬(ごびゅう)と出てきます。誤謬とは、間違った考えを意味します。生き物にはオスかメスの2種類に分類されますが、稀に男性の体を持って生まれたが、脳内は女性という例や、その逆もありますね。

また女性なのに同じ女性しか愛せない人やその逆も。現代ではこれを称して「LGBTQ」と呼ばれています。考え方の進化で、そういった人たちを理解する人が増えつつありますが、人類全体の差別感情がなくなるのは、まだまだ先の話でしょう。

実際に私も1950年代生まれで、そういった考え方のない社会で育ちました。そのためか、未だに同性愛者を見る目は異質なものに感じてしまうのです。(自分の中では何とか理解しようと努力していますが)

そしてSVUでは、こういった問題を果敢に扱っています。それは称賛すべきものです。人間に考える機会が与えられるのですから。そういった点からも、このシリーズは是非とも見ていただきたい作品の一つです。

「悲しい現実」は最も勇敢な、しかしまた論争の的になるものの一つであり、実際に制作当初の時代では画期的な作品です。このような誤解されつつある人たちを、こういった形で問題にしたことは、2000年代初期では前例がないのではないでしょうか。(ほかの作品があるならばぜひ知りたい)

このエピソードは、非常に難しいテーマを見事に扱っています。このテーマを扱うことは、うまくいくかどうか、本当に難しいことだったと思いますが、制作者たちは誠実さと繊細さをもって、このテーマを扱っています。シーズン4の中で、非常によくできたエピソードで、多くの人が過去にも現在にも無知である問題に取り組もうとしたことで、高いクォリティの作品が生まれました。

この作品中のステイブラーは、(今までもけっこう無知な面がありましたが)やや頭の固い中年のおじさんにしか見えませんでした。それに対してオリビアは、シェリル(キャサリン・メーニッヒ)に共感し、何とか救う手立てを一生懸命考えています。検察側のキャボットも一度は辞退を仄めかしますが、最後までやり遂げています。しかしその結果には非常に不満だったでしょう。

脚本は多くの考えを誘発し、特にシェリルを男女どちら側として、法律で見るかどうかという全体の対立において、漫然としています。ストーリーは全体を通して非常に面白く、かなり感動しました。途中、多くの人が悪くない結果を望んでいたでしょうが、ある重要で衝撃的な出来事があります。それも当たり前ではなく、少なくとも3つの衝撃的な部分が思い浮かびます。

レギュラー陣の演技も素晴らしく、特にオリビアはチームメンバーの中で最も理解力があり、共感できる役どころです。キャサリン・メーニッヒが複雑なキャラクターを実に感動的かつ勇敢に演じているのも大きな特徴です。エンディングはとても衝撃的で悲しくなりました。





エピソード21「悲しい現実」のゲスト

キャサリン・メーニッヒ=シェリル・エイブリー役

リン・コリンズ
キャサリン・メーニッヒは、1977年12月29日生まれのアメリカ合衆国の女優である。

ショータイムの『The L Word』とその続編で、シェーン・マカッチョンを演じている。また、後者ではエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。

映画、テレビ、舞台と幅広く活躍し、高い評価を得ている。『Lの世界 ジェネレーションQ』(2019年)では、シェーン・マカッチョン役を再演するほか、エグゼクティブ・プロデューサーを務めています。また、ショータイムのドラマシリーズ『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』でリーヴ・シュレイバー、エディ・マーサン、ダッシュ・ミホックと共演したほか、大ヒットシリーズ『グロウニッシュ』でヒューソン教授役を演じています。

映画では、ブラッド・ファーマン監督のネオノワール系リーガルスリラー『リンカーン弁護士』(2011年)、S.J.チロ監督のインディペンデントドラマ『Lane 1974』(2017年)などに出演しています。



チャド・リンドバーグ=エディ・カピラ役

チャド・リンドバーグ=エディ・カピラ役
本名チャド・タイラー・リンドバーグは1976年11月1日生まれ、アメリカ合衆国の俳優である。ルワナとピート・リンドバーグの息子としてワシントン州ピュアラップに生まれ、マウント・バーノン高校に通っていた。

映画では『ワイルド・スピード』(2001年)、『遠い空の向こうに』(1999年)、テレビでは『サンズ・オブ・アナーキー』、『スーパーナチュラル』に出演している。また、テレビシリーズ『Ghost Stalkers』の共同司会者でもあった。

1997年のサンダンス映画祭で『Black Circle Boys』のローリー役を演じ、俳優としてのキャリアをスタートさせた。そこから、『ER緊急救命室』、『バフィー 〜恋する十字架〜』、『X-ファイル』などの人気テレビ番組に何度かゲスト出演した。

2010年に70年代のカルト的名作をリメイクした『I Spit on Your Grave』に出演して注目される。また、『CSI:ニューヨーク』のチャド・ウィリンガム役や『スーパーナチュラル』のアッシュ役でレギュラー出演している。2011年には、リンドバーグ、ウェス・ベントレー、ブラッド・ロウ、グレッグ・フォーセットの初期のキャリアを追ったトニー・ジエラ監督のドキュメンタリー映画『My Big Break』に参加した。また、『ザ・ケープ 漆黒のヒーロー』のエピソードでは、プロのスナイパー暗殺者であるヒックス役でゲスト出演している。また、デスティネーションアメリカの番組『Ghost Stalkers』に超常現象の捜査官として出演している。






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