LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン4 エピソード7「捨てられた人形」“Dolls” のあらすじやゲスト

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン4 エピソード7「捨てられた人形」“Dolls” のあらすじやゲスト
出典元:https://lawandorder.fandom.com/wiki/Terry_Jessup





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エピソード7「捨てられた人形」“Dolls” のあらすじ

Hulu 本日の海外ドラマランキング12位

54位IMDbユーザーランキング 54位 ⇧

シーズン23 Huluで配信開始!

米国初放送日:2002年11月8日 日本初放送日:2009年3月7日

記事の内容にはきわどい表現が含まれている場合があります。

ゴミ処理場で5~6歳の少女の遺体が発見される。遺体は6から8週間ほど経過しており、首を絞められた窒息死で、息を引き取る寸前に性的暴行が加えられていたようだった。被害少女が握っていた金髪の髪の毛が証拠となると思っていたのだが、毛髪は合成繊維で出来たかつらだと判明。

ゴミの種類から死体遺棄現場を推測したフィンとマンチは、早速ゴミ箱から被害者の血液の付いたシーツを見つける。

その後マスコミが嗅ぎ付けて、テレビで少女の事件が流され、地域団体が少女の追悼集会を開くことに。そこに集まった人たちの中に1人の女性が、娘のニーナに似ていると涙ながらに訴える。彼女の家族は交通事故に遭い、夫が死亡して彼女は鎮痛剤の依存症になりリハビリしていた最中だったと言うのだ。娘のニーナは知り合いに預けていたが、預け先の夫人は病気で亡くなっていた。

SVUの捜査が進んでいくと、犠牲者の少女がニーナではないことが判明することに。ということは、ニーナは生きているのか・・・

エピソード7「捨てられた人形」を視聴した感想

個人的評価:星4.5点

今回はステイブラーとオリビアだけではなく、グロリア・ルーベン演じるヴァイオレットが被害者の母親役という事で、フィンが中心となって捜査をするエピソードとなります。マンチの出番が少なかったものの、全体的に全てのキャラクターが均一に登場していて、SVUの総力戦です。個人的にはとても満足した作品。

因みに、グロリア・ルーベンは『ER緊急救命室』でジェニー・ブレ役を演じており、シンシア・フーパー役で出演していたオリビア・ベンソン役のマリシュカ・ハージティと共演しています。

アメリカでは、LAW & ORDER SVUの再放送が何度かされているようで、2020年にも初期シーズンが多く放送されています。日本でも人気を誇っているドラマだけに、初期のシーズンをBSやWOWOWなどで放送してほしいと願っている次第なのですが、なかなか実現しません。

今回の「捨てられた人形」はSVUの初期シーズンのエピソードで最も優れていることを示すまたとない例です。私にとっても、シーズン4のベストの一つであり、最も忌まわしく悲しいエピソードの一つであります。決して見やすい作品ではありませんが、被害者はもちろんのこと、犯人にも共感できるかもしれません。また、オダフィン・チュツオラが主役のエピソードの中では最高の出来だと思います。

洗練されたプロダクションバリュー、控えめな音楽、演出は文句のつけようがありません。脚本は美しく、バランスが取れていて、多くのことを考えさせられ、緊張と感動を与えてくれます。犯人が自分の行動を正当化するセリフは、いつも心が凍りつくような印象を与えますが、今回の犯人はどこか哀れで、言い訳をしない分とても感情移入しやすいキャラクターでした。

ストーリーはわかりやすく、かつ十分な紆余曲折があるため、早すぎる展開にならないよう工夫されている。動機は今シーズン最も不気味なもので、これほど恐ろしい犯罪が考えられないような理由で行われるとは思いもよらなかったので、本当に驚きました。

信頼できるように見える人でも、本当に不気味な存在になり得るということを強く思い知らされます。しばらくは人形をまともに見られないかもしれません。

シーズン3のエピソード21「母と娘の愛憎」では、フィンがハードボイルドで強烈なキャラクターである以上に、もっと焦点を当てると非常に面白いキャラクターであることが証明されました。このエピソードで彼はよりソフトで同情的な面を見せてくれました。

また、オリビアがステイブラー以外のチームメンバーと組むのはいつも面白いし、彼女とフィンは相性がいいと感じます。

すべての演技が非常にうまく、アイス-Tはこの作品で最高の演技をしている。スーザン・ミスナーの演技はよりハードで印象深く、これが依存症に陥った母親のとる行動なのかと衝撃を受けました。また、驚いたのはデヴィッド・ハーバーの役柄で、『ヘルボーイ』や『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のジム・ホッパー署長役からは程遠いキャラクターに、また違う面のデヴィッド・ハーバーが垣間見えました。要するに、演技力がピカイチだということ。

ちょっとしたトリビアですが、人形の収集家である容疑者は、「バージニア・ベル」の人形の受け渡しを装って、警察におびき出され、逮捕されます。そのバージニア・ベルとは、50年代から60年代初頭にかけて活躍した、豊満なプロポーションで有名なストリッパーの名前だということです。

好奇心から“Virginia Bell”で検索したところ、ウィキペディアに掲載されていました。

こういった作品が、長いシーズンの中で今後も出てきますのでお楽しみに!




エピソード7「捨てられた人形」のゲスト

デヴィッド・ハーバー=テリー・ジェサップ役

デヴィッド・ハーバー=テリー・ジェサップ役
本名デヴィッド・ケネス・ハーバーは、1975年4月10日生まれ、アメリカ合衆国の俳優である。ニューヨーク州ホワイトプレーンズで、両親のケネスとナンシー(旧姓ライリー)・ハーバーの間に生まれた。両親は共に不動産業を営んでおり、母親は住宅、父親は商業施設を担当。

ニューヨーク州アーモンクのバイラムヒルズ高校で、俳優のショーン・メイハーやエヤル・ポデルと一緒に勉強した。1997年にニューハンプシャー州ハノーバーのダートマス大学を卒業。ダートマス大学では演劇とイタリア語を専攻し、シグマ・ファイ・エプシロン友愛会のメンバーであった。

『ブロークバック・マウンテン』(2005年)、『007/慰めの報酬』(2008年)、『消されたヘッドライン』(2009年)、『グリーン・ホーネット』(2011年)、『エンド・オブ・ウォッチ』(2012年)、『オーバードライヴ』(2013年)、『イコライザー』(2014年)、『ブラック・スキャンダル』(2015年)、『スーサイド・スクワッド』(2016年)、『スリープレス・ナイト』(2017年)、『タイラー・レイク -命の奪還-』(2020年)といった作品で脇役を演じている。

NetflixのSFドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス』(2016年~)のジム・ホッパー役で世界的な評価を得ており、2018年に批評家選出テレビ賞を受賞、エミー賞2部門にノミネート、ゴールデングローブ賞にもノミネートされた。 ストレンジャー・シングスは、ハーバーが演じた『ヘルボーイ』(2019年)と『ブラック・ウィドウ』(2021年)と2024年公開予定の『サンダーボルト』でのタイトルキャラクター作りに貢献している。



グロリア・ルーベン=ヴァイオレット・トレメイン役

グロリア・ルーベン=ヴァイオレット・トレメイン役
本名グロリア・エリザベス・ルーベンは、カナダ系アメリカ人の女優、プロデューサー、歌手である。カナダのオンタリオ州トロントで、クラシック歌手のパール・エイビス(ミルズ)とエンジニアのシリル・ジョージ・ルーベンの間に、1964年6月9日に生まれた。両親はともにジャマイカ生まれである。父親は、アフリカ系の祖先もいるが、ほとんどがユダヤ系(アシュケナージとセファルディのルーツ)であり、母親はほとんどがアフリカ系である。幼少時に父親を亡くしている。また父親は、ヘンリー・ルイス・ゲイツJrのテレビ系図シリーズ「ファインディング・ユア・ルーツ」の一節で題材とされている。

6人兄弟の一人として育ち、異母兄のデニス・シンプソンは俳優や子供向けテレビの司会者として活躍し、2010年に死去し、更に弟のデヴィッドを1988年に亡くしている。ルーベンは2019年の回想録『My Brothers’ Keeper』で兄弟の死と自分の関係や経験を詳しく述べている。

ルーベンは子供の頃にピアノを習い始め、その後王立音楽院で音楽のテクニックと理論、バレエ、ジャズを学んだ。

医療ドラマ『ER』(1995~1999年と2008年)のジェニ・ブレ役で知られ、エミー賞に2度ノミネートされたほか、2012年のアカデミー賞受賞作品でスティーブン・スピルバーグ監督作品の『リンカーン』のエリザベス・ケックリー役で知られる。

さらに、『タイムコップ』(1994年)、『ニック・オブ・タイム』(1995年)、『アドミッション -親たちの入学試験-』(2013年)、『ダウト・ゲーム』(2014年)といった映画にも出演している。『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』(2015年~2019年)でクリスタ・ゴードンを演じたほか、『CITY ON A HILL/罪におぼれた街』(2019年~)でもレギュラーキャラクターとして出演している。また、2018年から2019年まで『クローク&ダガー』でアディナ・ジョンソンを演じた。






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