第3話「悪夢に終止符を 2」“Closure: Part 2” のあらすじ
米国初放送日:2000年10月27日 日本初放送日:2008年1月22日
911にレイプ被害の通報が入る。ベンソンとステイブラーが現場に行ってみると、被害者はバスルームに閉じこもってパニックを起こしていた。
犯行の内容は、寝ている時に犯人が入って来て、顔を服で覆われてレイプ後にシャワーを浴びさせられたということ。レイプの最中に「快感だろう」と言われたと。
子の内容からステイバーとベンソンは、1年半前のレイプ事件とよく似ていることから、当時の犯行を捜査する。
その時の事件の被害者であるハーパー・アンダーソンを訪ねると、まるで人が変わったような振る舞いを見せ、加害者とされる人物を尾行してその行動を、警察と犯人と思われる男の妻に匿名で報告していたのだった。

第3話「悪夢に終止符を 2」を視聴した感想
個人的評価:
シーズン1のエピソード「悪夢に終止符を」でエミー賞にノミネートされたトレイシー・ポランが同じ役柄で再登場。復讐に燃える被害者として強く勇気ある女性を演じます。
ベンソン達が目撃者を探して、本屋の店主に聞き込みをすると「顔は覚えていないが良いお尻をしていた」と・・・店主は、女は顔よりお尻だと言った言葉が男の本性を露わにしていますね。全員がそうではないけれど。
マンチとチュツオラが犯人とされる男の自宅に行き、妻に夫のアリバイを訪ねると、妻は暫く考えてから昨夜は一緒に家にいたと証言。その複雑な胸のうちがありありと伝わってくる様子が伺えます。
レイプは被害者はもちろんのこと、加害者の妻もある意味被害者になり得るという現状を目の当たりに感じさせられる作品。レイプ事件だけではありませんが、犯罪者の家族はその地域で生きていくことが困難になります。
トレイシー・ポラン扮するハーパー・アンダーソンが立派だと思ったのは、憎むべき犯人もさることながら、普通ならその家族も少なからず憎いという感情が沸くところ、「あなたも被害者だ」と理解する点でした。このシーンは私たちも見習うべき行いではないでしょうか。
犯人の家族は何も悪くないのですから。
特筆すべきは、500以上ものシリーズがありながら、本作品のエピソードでタイトルに「パート2」が含まれるのはこの作品だけのようです。このネタの多さは称賛に値するのではないでしょうか。
第3話「悪夢に終止符を 2」のゲスト
トレイシー・ポラン=ハーパー・アンダーソン役
シーズン1 第10話「悪夢に終止符を」でレイプされた被害者。犯人逮捕の執念に燃える。
ニール・マフィン=ケネス・クリアリー役
レイプ犯だが証拠を残さず犯行におよぶSVU泣かせの知能犯。
トニー・パタノ=アン役
911のオペレーター。今回のレイプ事件の通報を受ける。
本名:トニー・パタノ(Tonye T. Patano)
生年月日:1961年10月16日
出身地:アメリカ合衆国
身長:-
職業:女優、監督
活動期間:1984年~現在
トニー・パタノは1961年10月16日生まれ。ABCの長寿テレビドラマ『ワン・ライフ・トゥ・リヴ』や、『Weeds ~ママの秘密』(2005)、『カンパニー・メン』(2010)、『サブウェイ123 激突』(2009)などで知られる女優、プロデューサーです。
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