第7話「夫からのレイプ」“Asunder” のあらすじ
米国初放送日:2000年12月1日 日本初放送日:2008年2月26日
ロイド・アンドリュース巡査部長の妻パトリシアが、出勤間際の夫に路上で背後からフライパンを投げつけ、頭に怪我を負わせる。その後パトリシアは夫からレイプされたと訴えることに。しかし、事情を聴くマンチに対して暴言を吐き、訴えたいのか、ただ不満をぶちまけたいのかわからない態度をとっていた。夫婦は普段から喧嘩が絶えなく、夫の職業上、警察が来るたびにロイドの同僚がそれをもみ消していたのだった。
SVUでは、夫婦間のレイプは違法なのか合法なのかを言い合い、「契約違反、夫婦ならばいつでもOkのはずだ」と豪語するマンチに対して、ベンソンは「1984年に妻にはセックスを拒む権利があり、夫の所有物ではなくなった」と詰め寄っていた。そして、現役の刑事夫妻のレイプ事件が、いかにSVUにとって難しい事件かをクレイゲンは憂慮していた。
以前駆けつけた警官に事情を聴くと、逮捕されるべきは夫ではなく妻だと言う。夫婦のケンカは凄まじく、ステイブラーは「喧嘩は愛の証では」と。何が真実なのかわからないままロイドの所属する課とSVUは対立してしまう。
そんなゴタゴタしている最中に、またもや警察への通報により、アンドリュース家のアパートに呼び出され、今度はパトリシアがロイドをナイフで切りつけて逮捕されてしまう。どう理解したらいいか判断がつかないまま、キャボットが事態の収拾に乗り出す。暴力癖のある両者が夫婦間の問題をエスカレートさせ、制御できなくなったようだ。
一方クレイゲンは、SVUを外されたジェフリーズに「戻ってこないか」と声をかけるが、彼女にそれを跳ねのけられ、クレイゲンの立場の辛さが伺える。
第7話「夫からのレイプ」を視聴した感想
個人的評価:
パトリシア・アンドリュースのエイミー・カールソンは、後に「Law & Order」で地方検事補のケリー・ガフニーを演じています。
まず一番印象に残ったのは、妻のパトリシアの言動や行動です。普通の女性ではありえないような、夫に対する暴力、いや、暴力ではなく夫に自分の感情を最大限にぶつけている感じです。本当にあり得ない・・・アメリカ人の女性はこんな感じなの?と先入観を植え付ける嫌な内容でもあります。
配役を仰せつかったエイミー・カールソンが可愛そうに感じました。
このストーリーで制作側は何を訴えたかったのでしょうか。マンハッタン南署の殺人課の刑事が起こした失態に対して、違う部署が捜査をし、何とか穏便にと頼まれる。しかし、それ自体が警察の規約に違反することで、同じ刑事同士の対立は必然となる。その事に対して問題を定義したとしか思えません。あまりにも無理なキャスティングで、夫婦間のレイプ問題についてわざわざ警察というアイテムを使ってくるのはどうかと思います。そうなると問題はレイプ事件ばかりか違う面でも出てくるという複雑な構成に。
夫婦間のレイプ問題をもっと突き詰めた内容にすると、見ごたえがあるし、もっと濃い内容のものになったのではと思います。結論から言いますと、この夫婦は、世の中にいるだけで迷惑千万ということだけは確か。本来のSVU作品からは若干かけ離れたものと言っても過言ではないようです。
第7話「夫からのレイプ」のゲスト
ネスター・セラーノ=ロイド・アンドリュース役
マンハッタン南署の殺人課の刑事で、パトリシアの夫。妻へのレイプ行為で起訴される。
ネスター・セラーノは1955年11月5日、プエルトリコ出身の父ネストル・セラーノと母レジーナ・ロサリオとの間に、ニューヨーク ブロンクスで生まれ育った。
18歳のときから2年間、ニューヨーク銀行でコンピューターオペレーターとして働いたが、すぐにその仕事に幻滅。ネスターの俳優としてのキャリアは、約35年前、コンピューターサイエンスを専攻していたクイーンズカレッジで始まった。演劇クラブに入り、新しい出会いを求めていたが、そこで見つけたのは舞台芸術への生涯の情熱だった。
やがて大学を去り、マンハッタンのリー・ストラスバーグ劇場に入る。ネスターの初期の演技は、主にブロードウェイを含む劇場で行われた。その後、映画やテレビで活躍するようになる。彼の最初の長編映画は、トム・ハンクスと共演した『マネーピット』であった。それ以来、35本近い長編映画と数え切れないほどのテレビ作品に出演している。
主な出演作品は、『リーサル・ウェポン2/炎の約束』(1989年)、『交渉人』(1998年)、『新ビバリーヒルズ青春白書』(2010~2011年)、『リベンジ』 (2014~2015年)、『ザ・ラストシップ』(2016年)など。
ニューヨーカーである彼は、2010年にロサンゼルスに移住し、妻のデビー、2人の娘アメリアとルーシーと一緒に暮らしている。
エイミー・カールソン=パトリシア・アンドリュース役
ロイド・アンドリュース刑事の妻。夫と喧嘩の末、ナイフで刺傷させてしまう。
1968年7月7日、イリノイ州イリノイ州 エルムハーストに生まれ、幼少期のほとんどをシカゴ地区で過ごした。中学生の頃は、両親のボブとバーブがアメリカン・スクールで教えていた中東にも住んでいた。
エイミーには3人の兄弟がおり、姉のベッツィとロリ、弟のジョーがいる。一人でヨーロッパ中をバックパックで旅した経験がある。両親が教師であったため、毎年夏には家族でアメリカ中を旅行したり、キャンプをしたりする。そのため、アラスカを除くすべての州でキャンプをしたことがある。
また、1994年のルワンダ紛争後、救援活動のためにルワンダに赴いたこともある。エイミーは早くから芸術的な才能を発揮し、学校の作品に出演したり、作文のコンテストで賞を取ったりしていた。高校時代には、イリノイ州女子トラック史上初の3200メートルリレーで入賞した有望な選手であった。
大学では演劇に復帰し、ランフォード・ウィルソンの「Fifth of July」の舞台に始まり、ウォレス・ショーンの「Aunt Dan and Lemon」の演出など、多くの舞台に出演しました。
イリノイ州ゲールズバーグのノックス・カレッジで、東アジア史と演劇の学士号を取得し、優秀な成績で卒業した。その後シカゴに移り住み、Improv Olympicで芸術を、The Actor’s Centerで演技を学ぶ。エミー賞の「昼のドラマシリーズにおける優秀助演女優」部門にノミネートされたこともある。最も印象深い役は、『サード・ウォッチ』(1999年)のアレックス・テイラー役、『Falcone』(2000年)のマギー・ピストン役、「Peacemakers」(2003年)のトム・ベレンジャーと並ぶ主役ケイティ・オーエン役、『ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜』のリンダ・レーガン役など強い女性役であった。
また、「レ・サヴィ・ファヴ」のベーシストである夫のシド・バトラーとともにニューヨークに在住し、独立系レーベル「フレンチキス・レコーズ」のパートオーナーとして音楽ビジネスにも携わっています。更に、執筆活動を続けるとともに、映画界で多様でユニークな役柄を模索している。
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