LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン2 エピソード11「見えない傷」“Abuse”

LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン2 エピソード11「見えない傷」“Abuse”
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第11話「見えない傷」“Abuse” のあらすじ

Hulu 本日の海外ドラマランキング12位

54位IMDbユーザーランキング 54位 ⇧

シーズン23 Huluで配信開始!

米国初放送日:2001年1月26日 日本初放送日:2008年3月25日

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大物歌手のリッキー・オースティンの息子(養子)コービンの10歳の誕生日に、帰ろうとする男性を追いかけたコービンが車に轢かれて死亡する。母親が仕事から駆けつけ、コービンが追いかけていた男が悪戯をしたと言い、逮捕するように警官たちに言う。

SVUの出番となり、オリビアとステイブラーが事情を聴きに行くと、男性はコービンのコンピューターの家庭教師だったが、コービンに対しての異常なまでの愛情表現から解雇したという。そんな話をしていると、妹のアシュレーがテーブルの下に隠れていて、怪我をしている様子だった。

コービンの検視結果から、手の爪をいつも噛んでいて腕には酷い湿疹があったことから、強いストレスに晒されていたことがわかる。その後、コンピューターの教師を連行して事情を聴くと、彼はコービンの実の父親だと判明。そしてオリビアにアシュレーから電話が。怪我をして病院にいるようだった。

度々怪我をするアシュリーが気になったオリビアとステイブラーは、彼女の診察記録を調べるとクレイゲンに進言するが、相手が有名なセレブのため拒否してしまう。

その後も頻繁にオリビアに電話をしてくるアシュリー。ついにリッキーはオリヴィアに対して接近禁止令を出してしまい、オリヴィアの仕事が危うくなる。

第11話「見えない傷」を視聴した感想

個人的評価:

ネタバレになってしまいますが、今回のエピソードはネグレクトに関する問題です。アシュリー役のヘイデン・パネッティーアは、2006年に空前のヒット作となったサイエンスフィクション・ドラマ『HEROES』の自己再生能力を持った高校生クレア・ベネット役で知られています。

彼女は愛情に飢えて育ったことで、自己愛性障害や躁状態、他人への異常な執着心を持つことに。その証拠にオリビアと数分間接触を持っただけで執着してしまう「反応性アタッチメント障害」が見られていました。

オリビアはアシュリーをこの危機から救おうと規則を破ってまで奔走しますが、ついにはクレイゲンの雷が落ちて内勤になってしまいます。SVUの管轄を超越した問題に遭遇したオリビアの葛藤が。実際のSVUでもこのようなことがあるのでしょうか。だとしたら、かなりストレスですね。

一方、母親のリッキーは一向に娘の危機に気付かず、オリビアに接近禁止令を出してしまいます。これには視聴する側もかなり怒り心頭に達するかもしれません。

有名人の子供に問題児が多いのは周知の事実。忙しさを理由に子供に愛情を注げない分、金品で補おうとしても決して愛を満たすことなどできなく、逆効果だということを理解できないのです。結論から言えば、その親もまた発達段階で愛情に飢えていた可能性があるということ。そのため、どうやって子供に接したら良いのかわからない、子育てのできない大人になってしまった。そういった負の連鎖は代々受け継がれていくため、どこかで断ち切る努力が必要です。しかし・・・

今回はストーリーにも説得力があり非常に悲しい事件で、本当に胸に迫るものがありました。オリヴィアが母性的な面を持ち、アシュリーと共感しあう姿はとても感動的です。おそらく多くの人が同じように怒りを感じるのではないでしょうか。また、オリビアに対するステイブラーの思いやりのあるシーンも良かったです。

マリシュカ・ハージティは、オリビアの決意と同情的な性格を、思いやりと痛々しさで表現しています。そして、ヘイデン・パネッティーアの演技は、シリーズ作品の中で最も注目すべき子役の一人で、彼女の演技には訴えるものがありました。クリスティン・アンドレアスは、まさに鬼のような母親を冷徹に演じ、最後の場面では失望と絶望が入り混じった何とも言えない嫌な気分になりました。

オリビアの行動や事件の扱い方は確かに極端で、仕事を考えるとシーズン1第5話の「旅への憧れ」以来最もプロらしくない行動をしています。しかし、よくよく考えてみると、この作品での彼女の行動は、理解できるものではないでしょうか。

このような問題を進んで提供できる本作品は、正に現代の闇に焦点を当てた唯一のドラマと言っても過言ではないでしょう。





第11話「見えない傷」のゲスト

ヘイデン・パネッティーア=アシュリー役

リッキーの娘。愛情不足から自傷行為をして怪我が絶えない。

ヘイデン・パネッティーア
本名ヘイデン・レスリー・パネッティーアは、1989年8月21日、ニューヨーク州パリセーズで、女優のレスリー・ヴォーゲルと消防隊長スキップ・パネッティーアの間に生まれた。弟は俳優のジャンセン・パネッティーア。両親はドイツ系とイギリス系に加え、イタリア系のハーフである。母親は、彼女が生後11ヶ月のときにCMデビューさせ、この仕事を始めさせた。

その後、わずか4歳半でソープオペラ『ワン・ライフ・トゥ・リヴ』(1994年)に出演し、1997年まで在籍した。以来、多くの長編映画やテレビ映画に出演してきた。大ヒット番組『HEROES/ヒーローズ』(2006年)の「クレア」役で最もよく知られているだろう。

映画では、デンゼル・ワシントンと共演した『タイタンズを忘れない』(2000年)、ティム・アレンと共演した『リーマン・ジョー!』(2001年)に出演しています。仕事以外の時間は、歌、ダンス、乗馬、体操、ピアノレッスン、水泳などを楽しんでいます。

『バグズ・ライフ』(1998年)のドット役を皮切りに、『ダイナソー』(2000年)、ビデオゲーム『Kingudamu hâtsu』(2002年)、『マーク・オブ・クリィ』(2002年)など多くのアニメーション映画に関わってきた。

2003年には、ジェシカ・ラング、トム・ウィルキンソン、クランシー・ブラウンらと共に、ジェーン・アンダーソン監督の『新しい私』(2003年)に出演。この映画は、性転換手術を受ける計画を発表した中西部の夫と父親を描いたものである。

2012年から2018年まで続いた、ミュージカルテレビシリーズ『ナッシュビル カントリーミュージックの聖地』では、カントリー歌手のジュリエット・バーンズ役で全シーズン出演しました。また、2023年公開予定のホラー映画「スクリーム」の続編『Scream 6』のカービー・リード役が決まっています。


クリスティン・アンドレアス=リッキー・オースティン役

世界的な歌手でリッキーの母親。年に9か月も家を留守にするため、子供に寂しい思いをさせるが気付かない。

クリスティン・アンドレアス
アンドレアスは、ニュージャージー州カムデンで生まれました。ニューヨーク州サファーンにあるサファーン高校を1969年に卒業。同級生の投票で、最優秀女性俳優賞と最優秀女性ミュージシャン賞を受賞した。後者の年鑑写真には、チューバを吹くアンドレアスの姿が描かれている。

主にブロードウェイに多く出演しており、1975年に『エンジェル・ストリート』のリバイバル公演でブロードウェイデビュー。1976年には『マイ・フェア・レディ』の20周年記念公演でエリザ・ドリトル役を演じ、シアターワールド賞を受賞した。アルバート・ハリスが企画・脚本し、エルテが衣装とセットをデザインしたミュージカル・レヴュー『スターダスト』に出演している。

ミュージカル地方公演では、2002年にプリンス音楽劇場で行われた『Pal Joey』に「ヴェラ」役で出演し、バリモア賞ミュージカル部門優秀主演女優賞を受賞。

テレビでは、『コスビー・ショー』、『アナザー・ワールド』、『Musical Comedy Tonight III』(1995)、本作品など。テレビ映画『Mia, Child of Hollywood』(1995年)では、エヴァ・ガードナーを演じた。





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